心愛と信愛 | ナノ

海と君(新開夢)


海にて…
「待って…!隼人くん!」
俺は壁に由香を追い詰める。
「何言ってんだ、
おめさん…あれだけ俺を誘っておいて」
「誘って無いってばぁ…!」

「ちょっ!待て隼人!早まるな!」
東堂は俺肩を掴み俺を引き離そうとする。
「尽八は黙っててくれ。」
俺は尽八の手を払いのける。

俺は由香の肩に手を掛けた。
「やだ!恥ずかしいよ…。」
「恥ずかしがるお前も可愛いな。
全て剥いてやりたい位だ…。」
彼女は俺の胸を押す
そんな弱い力じゃあ俺は動かせないよ?

「分かった!自分で脱ぐから!ね?」
「駄目だ。もう止められない。」
俺は彼女のロングスカートの肩のヒモを下ろそうとした時…。

「新開ィ!テメェ!
由香チャンになにしてんダァ!!」
荒北が後ろから怒鳴る。
相変わらずうるさいな…。

「何って…由香が水着になってくれないから…。俺が脱がしてあげるんだよ。」
「とにかく!由香チャンは新開から離れろ!」
彼女は俺をすり抜けて荒北の後ろに付く。

「荒北…。折角いい所なのに…。
それに荒北ばっかり由香を
独り占めして…由香は平等だろ?」
「独り占めしてネェし!平等でもネェよ!
それにだ!
テメェ絶対全部脱がすだろ!」
俺はニコリと笑顔を送り
「ああ、全部脱がすに決まってるだろ♪」
「このド変態野郎がァ!」
荒北に叱られたな…。

まぁ…
由香の水着姿を拝めただけでも
今日は満足かな…♪








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