心愛と信愛 | ナノ

弾丸


私はあれから…3ヶ月後。
私は女として生きている。
私は新しい制服に着替える。
もちろん、女もの。
「よしっ!」
今から向かうのは、
総北高校ではなく、箱根学園。
これだけは家の事情だから無理らしい。
もっと、皆と居たかったな…。

埼玉行きの電車のホームで真護と話した…。
「真護ともっと一緒に居たかったな…。」
「俺も由香と居たかった。」
真護は私の肩に手を置いて
私を見つめた…。
あの胸の違和感があった。
でも、心地いい。
「なぁ…由香。俺は…お前の事が…」

しかし…最後の言葉は…
アナウンスの音で真護の声がかき消された。
電車が来たらしい…。
「私、行かなきゃ!ありがとう、真護!」
私は真護に手を振る。
「真護!また会おう!」
「ああ!」
真護は少し残念な顔をしたが、
笑顔で手を振ってくれた。








私は男してして生きて来ました。
私自身も別に構わないと思っていた。
でも、違った。

貴方に会うまでは…
貴方に心を射貫かれるまでは…。


貴方は…
私の心をその瞳で射抜いたの。

そして、
私の運命すらも変えてしまった。

ありがとう…。
真護…。

End
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弾丸を最後まで読んで頂きありがとうございました。
最後結果的には結ばれてはいませんが…
ここから、
病み新開夢に繋げるも
短編にてtrueendを書きます。
どちらを選んでも構いません。

もしかしたら
バットエンドバージョンそのAが出るかもです!

他の夢もよろしくお願いします!




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