心愛と信愛 | ナノ

私に優しい貴方(主人公視点)


私は箱根学園に転校してきた。
本当は総北高校に居たかった。
真護と一緒に居たかった。
でも家の事情だから仕方なかった。

落ち込んでいる私に声をかけてくれた人…。
「ねぇ、由香。君何処の部活に入るの?」
赤色の髪の垂れ目で分厚い唇が特長の人。
「あ…自転車競技部に…「そうなのかい!?」
彼は凄く嬉しそうにガッツポーズを取った。
とても、子供のような人でとても可愛いらしい人だった。
「あの、名前は?」
彼は驚いた顔をしていた。
名前を聞いただけなのに
「俺は新開隼人、自転車競技部のスプリンターさ」
と指で銃を作り私に放つ素振りを見せた。

彼はとても優しく人。
なのに…どうして…。

彼を怖く感じるようになった。
私の好きな人、金城真護。
その事を教えた日から…。


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