君しか見せない顔
スナフキンはいつもみんなに頼られて
自慢の彼氏だ。
「僕はそんなに立派な人じゃないよ。
でもありがとう」
本人に言ったらそう返ってきた。
「そんなことないと思うよ」
「そうかい?
それじゃあ…」
でもスナフキンは急に真剣な表情になって
「ミクにしか見せない顔
見せてもいいかな?」
そう言って始まったキスは
いつもより深くて甘かった。
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