故郷
ミクとスナフキンは
仲良く食材の買い物を済ませて
スナフキンのテントまで歩いた。
「ねえ、ミク。
今度君の故郷まで行かないか?」
「え?私の?」
急にスナフキンに言われて
ミクは驚いた。
「あまり楽しいところではないかもよ」
「そんなことないよ。
重要なことなんだ。
何故ならミクと結婚したいから、ね」
スナフキンは立ち止まって
真剣な表情で言った。
「スナフキン…」
「結婚しよう、ミク」
できるだけ微笑んでスナフキンは言った。
「うん!
じゃあ私の故郷に行こうか」
嬉しくなったミクとスナフキンは
再び歩き始めた。
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