僕は、何の為に生きているのかな。
親の為?

僕の親は、僕に過剰過ぎる期待と幻想を抱いてて。
僕はそれに過剰反応してる。

僕の親は、僕が良い子で、良い子で、良い子でいる事を望んでる。
僕はそれに答えて堪えて応えて。

親の前にいる僕は、誰?
感情の無い、都合の良いお人形。
それが、僕。

僕だってね、たまには我が儘言って欲しい物を買って貰ったり。
僕だってね、たまには我が儘言って食べたいモノを食べたり。

このくるくるが、僕の行動を制御するんだよ。
小さい頃に埋め込まれた、この、忌まわしい、くるくる。
僕に暗示をかける、くるくる。
僕の脳に、神経に、信号を送ってくる、くるくる。

これが歪んでしまうとね、自力で歩けないくらいに
僕は、本当に、何の面白味も無いただのお人形になってしまうの。

そんな風に、上手く動けなくなった僕をね、
両親は楽しそうに嬉しそうに。
眺めて、看病して、着せ替えして、可愛がって。
そんなね、両親を見てるとね、吐き気がする。
僕は、悪い子?

僕は、感情の無いお人形。
あの子は、声の出ないお人形。

僕の大好きなモノは、猫 と あの子


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