長中夢 | ナノ

 過保護



ルリ「ん〜さすがにこの色はなぁ…」

フレン「ルリにはこの色が似合うと思うよ」

ユーリ「何言ってんだよ、こっちの色だろ」

ルリ「えー?なんで全部暑そうなもの選ぶんだよ」

ユーリ/フレン「変な虫がつきそうだから」

ルリ「んな物好きそうそういねーから!!」

リタ「なにあれ…ばかっぽい」

エステル「変な虫…?どう言う意味です?」

リタ「あんたは余計なこと覚えなくていーのよ」

ジュディス「あらあら、またやってるのね、アレ」

ルリ「オイオイ!観戦してねーでたすけろ〜」

エステル「ルリ!変な虫ってどういうことです??毒でもあるのでしょうか?」

ルリ「ユーリにでも聞いてみな?教えてくれるまで諦めちゃダメだ」

エステル「わかりました!」

リタ「!?ちょっと!待ってエステル!!」

ルリ「あっ!あの男エステルの事いやらしい目で見てる!!」

フレン「なんだって!?」



ジュディス「全くみんな過保護ね、いろんな意味で」

ルリ「ジュディスも過保護だろ?」

ジュディス「ふふふ、まぁね…さぁ、貴方に似合う服を選んであげるわ。いきましょ!」

ルリ「さっすが!ジュディスの見立ては完璧だからいつも助かるよ」

ジュディス「あら、嬉しいわね。いつでも任せて頂戴?」

ルリ「一生任せるわほんと…」



フレン「(!?!?)」



ルリ「あ、フレン」

フレン「…一体なんの話かな?」

ジュディス「彼は本当、過保護というか…嫉妬深いというか…」

ルリ「敏感なお年頃なんだろ」

ジュディス「貴方は相変わらずね」












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