その色は青いのだ。つい先日、最初の更新日を遡ってびっくらこいたのですが、2017年1月でした。もう5年以上も前じゃん〜〜〜と布団の中で暴れたのが記憶に新しいです。
　わたしは漫画の世界観ももちろん好きなんですが、想像ではどうも現実世界に当てはめてしまうことが多く、この話もリアルに存在したらこんな感じで尊いんじゃない？　と考えたのがきっかけです。

　更新再開にあたって何年も前のメモを見たり、既存の掲載分を読み返したりしたんですが、自分はわりと坂田くんと高杉くんと夢主の関係性に悩んでいたようで、当時からすれば未来のわたしがあっさりこのような完結の形を取りましたがよかったのかな、と実はちょっと悩む部分もありました。
　そんな中で、坂田くんと高杉くんは、いつ逆の立場になってもおかしくないような位置関係だなあと思いながら文章を綴っていました。
　夢主との関係を壊さないために他が切れなかった男と、夢主との関係を築くために他を捨てた男との対比を意識しましたが、ふたりの境遇はきっと似てるだろうに選ばれるのはひとりなんだよなあ、とつい考え込んでしまったこともあります。そうさせているのは自分なのに変なのーと、感情移入とはこのことなんだと初めて知りました。
　何はともあれ、完結までもっていけてよかったです。

　そういえばお話を色々と想像していく過程で生み出された、完結後の話というか、こんなのもいいよねと考えているものもあるんですが、メインテーマが三角関係だったので、一旦はやはりこの形に落ち着くのがいいかなと思い、終わりとしています。
　また番外編のような形で文字にできればなーと密かに企んでいます。

　なんかまとまりませんが、達成感はすごいですね。なんたって5年越し。
　途中、なんの報連相もなく更新停止していましたが、再開したあとに優しいメッセージをいただいたことでここまでこれたように思います。その節は本当にありがとうございました。
　夢小説、夢サイト、というグレーゾーン極まりない分野で公開しているものですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
　わたしは実はアラサーバツイチ子持ち転職後という四重苦でして新生活に苦しんでいますが、ここで細々と趣味という名の発散をさせてもらってることでガス抜きできているように思います。
　みなさまも溜め込まずに、クソがつくほど暑い夏到来ですがお体に気をつけて過ごしてくださいね。だらだらと吐き出させてもらいましたが、ここまで読んでくれている方いるんでしょうか。いたらきっと神様だと思います。本当にありがとうございました。