おバカ/頂き小説

朝、俺が教室のドアを開けると霞沢(通称:カス男)が至近距離でクラッカー攻撃を仕掛けてきやがった。え、ちょ、俺なんかした?!

痛みに悶絶しながら、薄目で相手を見てみるとざまあみやがれと言うような表情で俺を見下していた。こいつ…後でシめる。この苦しみ、一度味合わせてやらなきゃ気がすまない。
そう心に誓った時、頭上からぎゃああああと言う叫び声が聞こえた。非常に煩かった。ようやく復活した目を開いて見てみると八倒がカス男の超至近距離でクラッカー攻撃をしたようだ。してやったりというような清々しい顔をしていた。

「痛ってぇな!何すんだよ!」

「お前が綾にした事そっくりそのまんまやり返しただけやけど?」

何故だろう、今だけ八倒が格好良く見える。というのは置いといて、まずそのクラッカーは何だ。しかも、黒板に"祝60000HIT"と書いてある。…さっぱりわかんねぇ…。

「アレなに?」

「あー、あれ俺等の小説書いとる人のサイトが60000HITしたから。」

「だから、クラッカー…。」

成る程、納得。でも、クラッカー攻撃必要なくね?

「別に、俺は祝いたくているわけじゃねーからな!」

「「じゃあ、帰れよ。」」

「なっ…!」

やっぱり、こいつ(カス男)は良くわかんねぇ。
とりあえず、早く片付けなきゃHRが始まるということだけ分かった。

「じゃ、これはまた仕切り直しでもう一回どっかでやるということで。」

「せやな。」

「ちょっ!お前等!」

「なんや、お前も片付け手伝えや。」

「………おう。」


そんな朝を迎えて、1日が始まった。







友人の如月憂弌様から頂きました!(・ω・´
まさか祝って貰えるとは思ってなかったので感激(><。)
作者の私よりもキャラの個性書かれてる気がする(´;ω;`)
霞沢お前ツンデレすぎる…。惚れてまうやろー!

如月様も通ってくれてる皆様も、ホントに有り難うございました!

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