日吉若Happy BirthDay!2013



受験の苦労とは無縁のまま、エスカレーター式に都内有数の進学校―氷帝学園高等部にあがり早8ヶ月。
自身の生活自体に特段な変化があるわけでもなく、ただ最高学年から一番下になったくらいか。
部長として1年間テニス部を引っ張り、順当に卒業して入学した高等部では、再び“後輩”ポジションに納まり、上には超えるべき先輩たちが連なっている。

中学時代はついぞ下克上を果たせなかった圧倒的カリスマが欧州へ旅立っていったのは昨年のことだっただろうか。
小学校から大学までの一貫教育で、特に幼稚舎からの生徒は基本的に高等部までそのまま進むため、部活の面々もさほど変わり映えはない。
中学1年時と高校1年時で、明らかな違いといえば、やはり“氷帝の顔”の有無か?

数人いる“下克上を果たすべき先輩”たちの中でも、圧倒的な実力で君臨していた王様を超えることを目標にしていたためか、高等部のテニス部へ入部して、少しモチベーションに欠けていた感は否めない。
王様以外にも勝てなかった先輩たちはいるけれど、一番上に目標を置いていたためか常に跡部景吾の姿のみを追っていて、思えば他の先輩方への“下克上”をすっ飛ばしていた気がする。

跡部という絶対的な強者がいなくなった氷帝学園で目指すのはやはりナンバー1だと誓い、テニス部へ入ったものの………今更ながら、他の先輩方の強さを実感した。
3年の先輩はもちろんのこと、特筆すべきは1つ上の2年生 ―氷帝高等部テニス部の2トップだろうか。

氷帝の天才は相変わらずのユティリティプレイヤーで、シングルス・ダブルスともに大活躍で氷帝テニス部を牽引している。
そして中等部時代“寝太郎”や“眠り姫”、“寝汚い”だの散々だった氷帝のナンバー2は、高等部にあがり生活改善を図ったらしく、比較的真面目に部活に参加しサボることも極端になくなっていた。
中学卒業後の春休みに高等部練習へ参加した際、自主練にも関わらず欠かさず来ていた芥川に心底驚いたのは日吉だけでなく、“あの人の中学時代”しか知らない同級生も皆一様だった。
結果、正式入部した日吉ら1年の加わった新生氷帝テニス部最初の公式大会、レギュラー発表でコールされた最初の生徒は、3年生を差し置いてまさかの“寝太郎”な2年生。
だが、ナンバー1として堂々たる活躍をしたのも事実。
同じコートで練習していた頃からたった1年で、これほどまでに差が広がるものなのかとショックを受ける反面、絶対的な王様がいなくなった空虚を埋める“下克上の相手”とでも言うべきか、新たな目標が日吉の中で形になっていったのかもしれない。



以来、気づけば目で追う回数が増えて、彼の先輩を思い日々を過ごすこと半年。
中学時代の目標“跡部景吾”に対するものとはどこか異なる感情が、徐々にわいてきていることは自覚している。

オンもオフも王様だった“跡部景吾”とは違い、新たな下克上の目標、“芥川慈郎”その人は、オンとオフの落差が激しすぎる。
彼の二面性は中学の頃からだったけれど、それても普段は寝ていてテニスで強い相手と対峙すると元気いっぱい、というものとはまた違う面を高等部では見せている。
あんなに真剣な表情で、走りこみに行く姿なんて、見たことがなかった。
彼に挑みコートで対峙した際も、常につけているパワーリストは最後まで外させることが出来なかったし、アレで両手・両足首につけていて、ロードワークもそのまま向かうのだから驚きだ。

真摯に取り組んでいる部活動の最中でも、テニスコートで強い相手と試合するときは中学時代と変わらない笑顔全開でテンション高く声をあげ、プレーする姿をみて、なんだかどこか安心する自分もいた。
願わくば自分とのゲームでも、わくわくした瞳で元気いっぱいにプレーして欲しいものだと思うけれど、そのためにはもっともっと強くなって、あの人の『試合したい相手』と認めてもらうくらいにならないと。


そんな『芥川先輩』とともに氷帝学園テニス部で汗を流す日が続き、あの人への尊敬の念と同時に別の想いも育ってきて。
片思いにも似た一方的な思慕……と言ってしまえばこの感情はもろ“片思い”だと直結しそうな気がするけれど。

沸いた感情を否定することもなく、驚くこともなく。
存外素直に、すとんと心に落ちてきた先輩への気持ちに蓋をすることもなければ、特に行動を起こすわけでもない。

ただただ自然に、なるようになれと今までと変わらない先輩・後輩のまま、夏が終わり、秋が過ぎて、冬に入ろうとしている12月初旬。
練習は真面目に出ているけれど、昼休みや部活の始まる前に居眠りしている先輩の姿だけが変わらない。

入学当初は人が変わったかのように練習に打ち込む先輩に違和感を覚えたけれど、たまたま昼休みに学食裏の自販機でお茶を買って教室に戻ろうとした際、通りがかった中庭のベンチで寝こける先輩を見つけて何故かほっとした。
部活での姿は記憶にある先輩とは別人のようで感心するとともに、馴染みの先輩と結びつかなかったが、こうして寝ている姿は“いつもの先輩”で、一瞬中学の頃に戻ったかのような気持ちになれた。

部活をサボって、寝て、たまに起きて、少し練習して。
そんな先輩だったけれど、最強の王様の二番手をつとめるほど、間違いなく強かった。
それがサボり癖を改善して日々の部活だけでなく朝の自主練にも顔を出し、コートでラケット握るよりも走りこみ、筋力トレーニングといった基礎練習を中心に取り組めば、今の彼の強さは当然の結果と言えるのかもしれない。


あの人の強さに憧れる自分がいる。
いつかの王様へ抱いた気持ちのように、次はあの人を超えたいと願う想いがある。


“下克上”を狙う相手が変わっただけで、目的は中学時代と同じく氷帝ナンバー1。
それだけだったはずなのに。
ただ、入学から8ヶ月過ごしてきて、跡部を目標にしてきたときと違い、今の目標たる芥川へ抱くものが、純粋に“テニスの強さ”だけでないこともわかってきた。
殆ど自覚はしていても放っておいた気持ちだけれど、ふとはっきりさせようと思い立ち、―行動を起こしてみた。


寝ている相手を襲うなんて最低だと言われるだろうし、芥川に甘い先輩たちにバレれば総叩きに合うのは間違いない。


(別に襲ったわけじゃない…)


そう。
ただ、その場の雰囲気にのまれてしまったというか。
彼の引力にひきこまれてしまったとでもいおうか。


中庭の銀杏の葉が黄色一面に変わった頃のとある昼休み。
なんとなく自販機でホットのお茶を買い、流れで中庭を除いたら案の定ベンチで熟睡している彼の姿があった。
そのまま教室に戻ればいつもの通りで、何の変哲もなく日々が過ぎて行くだけだったのだけど、たまたま傍によって彼の顔を覗き込んだのがいけなかったのか。

元より中庭は生徒があまり立ち入らない場所のため、その時もあえて通りがかった日吉と寝ている芥川以外は誰もいなかった。
先輩の顔をこんなに近くで見ることは無いからか、かなりの至近距離でまじまじと見てしまった結果―


―吐息の零れる半開きの唇がやけに色づいて見えて、考える前にその唇に触れてしまった。


たとえ熟睡していても起こすとすぐに気づく先輩のことだから、唇に触れた瞬間『まずい』と思ったけれど、予想に反して目覚めることなく目は閉ざされたままだった。
その場で気づかれてもどうとでも言える準備はしたものの、微妙な空気になるかもしれないとすぐさま踵を返して教室に戻り、何食わぬ顔で放課後練習に参加したが、ロードワークから帰ってきた芥川はどこも変わった様子は無かった。

気づかれていないことにホッとした気持ち半分、あのまま目覚めていたらどう転んでいたかと思うところ半分。

女はもちろんだが、男にももてる人なので“生理的な嫌悪感”を示される恐れは無いと確信している。
芥川の恋愛事情をそれほど把握しているわけではないが、男子生徒に告白されているシーンを何度か目にしたことがあり、そのどれもが相手の気持ちを否定せずお礼とともに断っていたため、たとえそれが自分だとしても『気持ちを受け入れてくれるか断るか』だけだ。
彼の中で恋愛対象として同姓がありかなしかは不明だが、嫌悪を示さないだけ可能性はあるのかもしれない。

そんなことを考えながら数週間。
あの日は部活中も“いつもと変わらない先輩”だと思ったのだが、それ以来先輩とあまり話をしていないことに気づいた。


避けられている?


いや、彼はいつもと変わらないように見える。
相変わらず強いし、基礎練習メインに部活は真面目に取り組んでおり、それ以外は昼寝している。
勝負を挑めばのってくれるし、話しかければ応えてくれる。

何かしらの“以前とは違う”違和感を探ってみると、中庭でのあの日以来、芥川と話しているときは常に宍戸や向日、忍足といった他の先輩が必ず彼の隣にいることに気づいた。
いや、彼が常に誰かと一緒に行動しているのだろうか?


(意図的に…?いや、まさか)


あの時、気づいていたとでも言うのだろうか。

それならば自分は気づいたはずだ。
唇に触れてその場を去るまでの間、流れる空気は変わらなかった。
彼が目覚めていたのなら、気配でわかるはずだが何も感じなかった。


二人きりにならないよう意識されてる?


いや、気づいていてその気が無いのなら、いつかの男子高校生相手のようにお礼とともに断りを入れて終わりのはずだ。
赤の他人ではなくずっと知っている後輩だから?
…そんな気を使うタイプにも見えないし、かといって色恋沙汰に鈍い人にも思えない。

僅かに沸いた疑問をそのままにしておくことも出来ず、こうなったらはっきりキッパリさせたいと放課後、彼を探すことにした。




―12月5日




明日は校外学習として全学年がそれぞれ学習要綱をこなすため学校を不在にする。
平たくいえば遠足のようなものだが、その前日たる本日・木曜日は『明日の準備』と称してホームルーム後は直帰を促され、全ての部活動がオフになっている。
テニス部も例外ではなく、また、こういった行事の前日は完全にオフになるため自主練習も無く、コート自体が閉鎖され使えなくなる。

他の同級生たちの帰宅の波に乗れなかった日吉はというと、校外学習においてクラスのまとめ役たる委員長的な役割を命じられているため、担任との最終確認として職員室に呼ばれた。
打ち合わせが終了し教室に戻る頃には誰もおらず、両隣のクラスも同じ状態で物音もしないことから殆どの生徒が下校済みなのだと気づき、立てかけられた時計を見上げると時刻も17時を過ぎようとしている。
そのまま帰ろうとしたのだけど、ふと、ここ数ヶ月気になって仕方の無い先輩が頭をよぎり、そういえばあの人はこういう『全体下校』の日でも中庭や裏庭で居眠りして、最終的に跡部に発見されてリムジンで送迎されていたな、と中学時代のワンシーンが浮かんできた。
今となっては見つけてくれる王様はもういない。
それでも、あの人は校内のどこかで夢を見ているのだろうか?

いなかったら適当にお茶でも買って、そのまま帰宅しよう。

そう決めて学食の裏にある自動販売機へ向かい、いつかのようにコインを入れてペットボトルのお茶を押した。
350mlの温かいほうじ茶を一口飲み、キャップ部分を左手で持ちながら、奥の中庭のベンチに向かうと―


(……いた)


あの時と同じような姿勢で、仰向けに寝そべっている。
12月に入ってぐっと気温も下がり、肌寒いだろうにブレザーだけでストールもマフラーも何も無く、トレードマークのリュックを枕代わりに夢の中だ。

一歩、一歩。
ゆっくりとした足取りで彼のもとへ行き、いつかと同じように上から覗いてみる。


(…寝てる、か)


規則正しい吐息が聞こえてきて、ぐっと顔を近づけてみるがあの時と同じく彼の双眸が開くことは無く、呼吸のリズムが変わることもない。


「芥川先輩」


耳元で声をかけてみるが、期待した反応は無く微動だにしない。
また触れてみても、彼の目覚めは無いのだろうか?
それなら、状況なんて何も変わらない。
何かを変えたくて、彼を探してここまで来たはずだ。
触れるだけでなく、目覚めさせるという意図を持って、静かな吐息を零す唇に寄せて、 ―そのまま塞いだ。
歯茎を割って侵入し、彼の舌を絡めとって強く吸いあげると、動きの無かった表情が徐々に変化し、眉を寄せて苦しそうな声があがる。


「ん…っ…」


―確実に目覚める
そう確信し、唇を離して至近距離でじっと見つめると、閉じていたまぶたがゆっくりと開いた。


「………」
「おはようございます」


寝ぼけているのか、完全に起きてはいないのか。
半開きの焦点の合わない目で、ぼんやり見つめ返されて、5秒、10秒……

「…ひよ?」
「はい」
「………ぶかつは?」
「明日、校外学習でしょ。皆もう下校してます」
「…そうだったっけ」
「帰らないんですか?」
「………ん……帰る」

のそのそと起き上がり、寝癖のついた髪もそのままに、のっそりした動きでぐしゃぐしゃになっているリュックを背負って立ち上がった。
そのまま歩き出したため、咄嗟に彼の腕を掴み、引き寄せる。

「…ひよ?」
「芥川先輩。ちょっといいですか」
「なぁに?おれ、もうかえる…」

首をかしげる彼の肩をトンと押して、そのままベンチに座らせ正面から見据え、またも上から顔を覗き込むと、一瞬目をまんまるにして驚いたような表情を浮かべる。

「どした…?」
「先輩、俺―」


―キッパリはっきりさせたいんだ。



意を決して彼の両肩を掴み、覆いかぶさるように顔を寄せ、再びその唇に近づけていく。


「…っ!」

驚いたまま固まっている彼の、息を呑む音が耳に響いた。
一瞬、突き飛ばされるかとも思ったが、予想していた衝撃も無く、腕の中の小柄な肢体は何の反応も無くぴくりと動きもしない。
あと数センチで唇に触れるほど近づいたとき、ほんのり色づいた彼の口元ばかり追っていた視線を少しあげると、両目をギュっと瞑っている芥川が見えた。



(なんだ…)

わかっているのか。



肩を掴む腕から、彼が微かに震えていることに気づく。
寝起きで目をまんまるくさせ驚いていた表情から一転、力いっぱい閉じられた瞳と強張った体で、何をされそうになっているのかこの人はちゃんとわかっているのだと察した。

それなら、話は早い。
抵抗されないのなら―


クイと顎に手をかけ上を向かせて、躊躇なく覆いかぶさり口付けた。


突き飛ばされはしない=拒否されてはいない、と判断して、先ほどのように侵入し深く交わろうとすると、唇をふさがれたまま弱々しく首を振り、一瞬はなれた唇で『ヤメテ』と呟いた。
だが、放すものかと再び口付けようとすると、薄く目を開いてさらに首をふり、抵抗を示してくる。

「だめ…っ…ひよ!」

もう、遅い。
突き飛ばすなら、最初にできたはずだ。

「ずっとこうしたいと思ってました」
「ひよ、何、言って…」
「気づいて無いなんて言わせない」
「んんっ…」

遠慮も躊躇も無しに、奥底でずっと育っていった想いをぶつけるかのように、再び彼の唇をふさぎいだ。
逃げようとする舌を絡めとリ、抵抗なんてさせないとばかりに強く吸い上げ、思う存分味わう。


やがて抵抗を諦めたのか、強張った力が抜けたため唇を放すと、そのままベンチの背もたれに寄りかかりぐったりした様子で俯いた。


「……」

「……」


―ただただ沈黙。



一言も発さず、立ち上がることもなく、怒るわけでもなく。
何を考えているのか、ただじっとしている。


(この人はもう、わかってる)


いや、最初からわかっていたのか。
いつから?
もしかして、最初の中庭での時からだろうか。


そうだ。

中等部の頃とは違い、声をかければすぐに起きるようになっていた高等部での先輩は、改善された生活の中で『寝起きのよさ』に太鼓判を押されていた。
寝てばかりいて練習をサボることも無く、ミーティングでまったく聞いてなくて遠征や練習試合のスケジュールを忘れることなんてない。
自主練の曜日も把握していて、まったくの練習の無い今日のようなオフ日ももちろんわかっている。
現に、今の彼はテニスバッグではなくラケットの無いリュックしか持っていない。

今日が全部活オフなことも、知っているに決まってる。


『…ぶかつは?』


こんなこと、言うはずが無い。
寝ぼけていたフリ?何のために?


(……わざと、か)


こんなことにならないように、か。
でも。


じっと俯いて言葉を発しない先輩を前に問いただしたい気もするけれど、それよりも『だめだ』といったこの人は、自分の気持ちをわかっていた。
少しの抵抗は見せたけれど、激しい拒否は示してはいない。

その事実を根拠に、このまま突き進んでいけそうな気がした。



いつの間にか地面に落ちていたリュックを掴み、俯いている芥川へ差し出すと、一瞬びくっとしながらも両手で受け取った。
これ以上言葉をかけても反応が無い気がするし、さらに行動に移すには展開が速すぎる気もする。
ここは宣言だけでもおこなっておくべきか。


心を落ち着かせようと空を見上げると、星が少しずつ見えてきて陽が落ちる間際な時間になっていることを知る。
すーっと息を吸って芥川の正面に立ち、俯く彼の上から『宣言』した。


「下克上、ですね」
「……」
「あなたを落とします。――覚悟してください」
「………」


腕を引っ張って立ち上がらせると、反応が無いかと思われたがのそのそとリュックを背負い出した。
そのまま背中を押し、歩くよう促すと大人しく従ってくれたため、ともに校門の方へ向かう。


「……」
「送りましょうか?」
「……」
「送りますね」
「……いらない」
「いえ、もう暗いし、心配なので」


「〜っ、ばか!ひよのばか!いらない!!」


突然叫びだしたためぎょっとして、少し前を歩いていた彼の正面へ周りこむと、予想外に顔を真っ赤にして盛大に困った表情を浮かべる芥川の姿。
染まった頬に触れようと無意識に伸ばした手を振り払われ、そのまま走り去っていってしまった。


(あ…)


咄嗟に追いかけようとするも、普段の部活で基礎練中心にやっている彼のスピードはかなりのもので、短距離だと正直、日吉では追いつけない。
望む展開になったはずなので、今日はもうこれ以上のことはいいかと一応の満足をすることにして、彼の背中が見えなくなってから家路についた。





一方、走り去った方はというと。


(ばかっ…ばか、ばか!もうっ……なんだよ、ひよのばか。
『下克上』って、テニスじゃねぇのかよ。あぁ〜〜〜〜〜もう、どうしよ…)


飛び乗った電車の中で、盛大に悪態をつきながらぐるぐるしていた。





(終わり)

>>目次

*********************
ひよ、お誕生日おめでとう〜♪

赤也より気合の入る日吉誕… >え。
遅刻してしまいましたが。。。だってにおくんの翌日なんですもの。

日吉×ジロは今まで書いたこと無いですが、好きなカプです。
年下×ジロが好きなんだな〜赤也にしろ、ひよにしろ。鳳ジロも好きです。ていうか何でも好きなのか、うん。
日吉ジロはありますよね、普通に。だってU17合宿地に向かうときの缶倒しで、ひよがジロちゃんおぶるくらいですものね!>2013庭球祭のアフレコ氷帝編において。

これ、書いてて後半楽しかった〜。いいように翻弄する小悪魔ジロちゃんも好きですが、後輩にぐいぐいこられてアタフタするジロちゃんも好き。

―うん、どんなジロくんでも好きなんだな、結局は

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