※下ネタ注意



「ぁん……ン…んぅ……」

「そうだ……うまいぜ、月華。厭らしい声だなァ」

「……ハ……ぅ……ッ」



本陣から聞こえる声に、部下たちはひっそりと聞き耳を立てていた。
聞こえ始めた頃はピシリと硬直したのだが、そこで赤くなって逃げるような野郎は、生憎伊達軍には少ない。



「っし、じゃあ次は俺の番だな」



彼らの若き主の声。
続いて聞こえたのは、彼の色を帯びた息遣いと、チュ、というリップ音。
そして、先ほどと同じような、背筋がゾクリとするほど厭らしい声。



「んぁ……ハ……」

「く……っ、ヤベェ、梵、たまんねぇッ」

「…ふ……」

「見てるだけでイきそうですっ」

「ぁ、ぅ……ッ…ふぁ……」

「梵、梵、そのままちょっと上目遣い……っ」

「ン……」

「っ、成実様、これっ、これ刺激が強すぎますっ!」

「「梵(政宗様)の優勝ー!」」



本陣に雷が落ちた。



「政宗様、成実!」

「怒んなって小十郎、なぁ月華」

「そうですよ小十郎様っ」

「月華、テメェも何油売って遊んでやがるっ! テメェの持ち場はココじゃねぇだろうが!」

「遊んでないですっ、どれだけえろく胡瓜を食べられるか、競争してただけです!」



本陣に雷が落ちた。(二回目)



おまけ
「梵ー梵ー、月華の胡瓜、見てみ?」
「……Oh……」
「あれはちょっと酷いよねームスコだったら俺死んじゃう」
「Me too. ……壊滅的に下手だな」
「声はあんなにヤらしかったのにねぇ。あ、ヤらしかったといえば梵、スゲェ厭らしかった!」
「Thank you.」
「梵ったらいつも誰にヤってあげてんの〜?」
「なるみ、一回死んどくか?」
「なるみじゃねーよッ」


(筆頭はこれ以上ないくらい胡瓜をエロく食べられると信じている)



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