補足。解説クイズ。

■最後までまつりは何をためらっていたでしょうか。

1.夏々都に対する扱いが始終人間扱いとは矛盾していた。
2.少女の夢を壊すようなことをするべきではない。
3.多くの人を巻き込み、労力をかけた。




■答え 1番。


 夏々都を個人としてではなく、ただの能力として扱うこと、試すようなことをしていること自体が、プライドを傷付けかねない。まつり自身が昔からそうされてきたからこそ、あまり、そのようなことはやりたくなかった。


頭が使えるなら利用すればいい、そうして役に立つべきだと考えている、指示者にとっては、そのくらい大したことがない、と不思議がられている。この辺りの価値観の違いで、完全に亀裂が入っている。


 夏々都はそのようなことを気にかける人は初めてで、ほとんど気味悪がる人にしか会ったことがなく、どうして謝られるか理解出来なかった。
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