これが俺等のJK(常識)だ。


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「ごほん…えーとここは幼・小・中・高・大いっかんのマンモス学園で男しかいないってーのまでは知ってるよな?」



「うん」


「それでだ…小さい頃から男しかいない密閉されたようなここにいると自然と…………まぁ恋愛対象が男になるわけだ」


「……」


あ、やっぱりなんだ…
そうだろうと思いましたよ!!
なんとなく展開はつかめてたさ!!(泣)


「まぁ…ホモばかりじゃなくてバイやノンケもいるわけだが非常にホモが多い!!」


「ちっちなみに唯斗達は…;」


「俺はノンケだ。」

「俺は…どっち?」

「知らねぇよwww俺はノンケよりのバイ〜☆」

「多分バイ(笑)」


上から唯斗、雅也、優、忍の順でご丁寧(?)に答えてくれた


って……


「Σバイ!?」


「う〜ん…でもノンケかなぁ〜(笑)男抱きたいとは思わないしぃ抱かれたいとも思わないしぃ…」


「結構抱くの面白いって!!www」


「Σちょっ経験済み発言!?」


忍って経験済みなの!?
え、…マジでですか!?


「まぁそんなことより話戻すが、この学園にはファンクラブがあるんだ」


「ファンクラブ?アイドルでもいるの?」


思ったことをしゃべってみると今度は唯斗が教えてくれた


「アイドルはさすがにいないけど似たようなもんかな…決まって容姿のいいやつにはそれはそれは大規模なファンクラブができるんだよ。ちなみにそこの馬鹿2人と雅也はファンクラブ持ち」

「唯斗ひど〜い(笑)馬鹿じゃないのにぃ〜」

「そーだそーだ!!亀島のほうが成績上馬鹿だろぉ!!」


「うっさいなぁ!?……とまぁ…ファンクラブ持ちなんだ。」


疲れたとでもいうように一瞬げんなりとした顔をしたがすぐになんともないようにとりつくろった


「……気をつけたほうがいいぞ」

「え?」

さっきまで黙っていた雅也が視線だけ俺のほうにむけ言ってきた。


「ファンクラブには過激派と温厚派があるんだ。誰かその人に近づこうものなら影で痛めつけられたりする。俺のファンクラブは温厚派だが…忍のとこのファンクラブは過激派の奴らばかりだ。優のとこは過激派と温厚派が混じってるが…襲ってわこない。」


「え?過激派な奴もいるのに?」


「えへへぇ〜(笑)昔すこぉ〜し痛めつけたら大人しくなったのぉ〜(笑)」


痛めつけって…

優は何したんだ!?(汗)



今ヘラヘラ笑ってる優を直視できない俺はきっとビビリだ…




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