甘い嘘を手渡して 繋がらない愛と触れた唇 歪んだ契約 私の心が軋む音 届かぬ想いは地面に落ちた 失くしてしまった宝物 キミの笑顔が見たかった 僕を忘れた君(君に忘れられた僕) 箱庭に閉じ込められたお伽噺 幸せを運ぶ風 愛する心は来世まで 恋ドロボウ 流し込まれた毒薬 運命で結ばれた僕ら あの子にとって優しい世界であるように 悲しいくらい大好きで 過去でいっぱいの手のひら 本音を隠したドルチェ 誰かへの片道切符 君と綴るは偽りの恋 飛び方を忘れた鳥は 嘘つきな愛 哀しみなんて君は知らなくて良いんだよ ズルくて優しい台詞を並べて 君との永遠 答えは見つからないのに 僕は名前がほしかった 白と黒が混ざったら 責めてくれたら良かったのに(その方が何倍も楽なのに) 置き去りの恋心 別れはいつも突然で 触れられぬ歯がゆさ 自分の無力さを嘆いても ふたりだけの空間 この翼ではもう飛べない 愛を知らない彼女のために 一体、何を守っているの いつだって触れてくる手は温かい 僕は最初から誰も信じてなどいなかった 降り続く雨の向こう側 現実から逃がすように大きな手は私の目を塞いだ 君はいつだって笑顔で本当の心は隠したまま 空っぽになった宝箱 「好き」と「さよなら」を繰り返す 僕たちは何も分かってなどいなかった 昔も今も変わらない姿のままで この気持ちを何と呼ぶか知っていた(でも認めたくなかったんだ) 二人で重ねた日々が変わっていく 本当の孤独を知っていたのは、どちらだったのか いつか離れる日が来ても |