傷つけるほど好きだった
傷つけられても好きだった
出逢ってはいけない運命だった
私も一緒に連れて逝って
生きる事が変わっていく事だというのなら、なんて残酷な世界だろう
傷つけあった愛
ただ立ち尽くす僕をどうか抱き締めて
脆すぎる約束
終わりなんて、知らないままでいたかった
目の前には見慣れた背中

たとえば君が鳥ならば(僕は鳥籠になろう)
私の世界は止まったまま
求めたのは愛、壊したのは誰
愛の代償は裂けるような痛み
人は運命を選べない
愛しているから君に僕を壊してほしいんだ
誰かが消えても傷ついても
幸せの香り
他愛のない日常がとても幸せでした
砕けた硝子

儚くて美しいからこそ
一瞬の永遠と刹那の愛情
こんなにもまだ君が愛しいんだ
最高に甘い世界を君に
絶望に満ちた瞳の色
心を狂わせ、嘆き悲しめ
苦しみの世界から救い出してくれたのは
その鳥籠を壊して(できる事ならば永遠に鍵をかけてしまいたかった)
僕は彼女に残酷な嘘をついた
雪のように儚かったね

世界が終わっても君を愛すよ
嗚呼、やっと逢えた(君はまだ僕のことを憶えているかな)
散り逝く命なら君の盾になって散ろう
手放したはずの君の笑顔が見えた
消えゆく間際に(ありがとうの一言を)
あなたと過ごす美しい日々
この脳裏に焼き付いて離れない
いつか花は枯れてしまうものだよ
真っ赤な花弁
水底に落とす気持ち

雪のなみだ
形がなくても忘れたりしないから
あの夜の真実
秋色の恋は淡く儚く
命のように煌めいて
残酷に生かされて
神様なんて信じてなかった
流れ星に願いをかけて
約束は千切れた
何かを護る為には何かを犠牲にしなければ、護ることなんて出来はしない

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