細い糸で繋ぎ止めた 君がいたから、笑っていた、泣いていた、生きていたよ 君がいなければ何もなかった あいつだって、きっと負けないで生きているから ずっと悲しませてばかりだった 理由なんて、それだけで十分だ 悪い夢を見ていただけ どんなに辛くても涙は決して流せない そんな言葉の意味も分からずに 分かっていたけど、分かりたくなかった 胸の奥に閉じ込めた(二度と溢れ出さないように) 嘘でも良いから愛し合って 愛されたいと願うなら この世界がキミを傷つけないように 痛い雨が突き刺さる 嘘だと空も知っている 冷えたお前の身体は、俺の体温までも奪っていくようで これから先も、ただ一途に愛してる 逃げ道を探しているだけで 胸に閉じ込めて言えなかった言葉 簡単に愛の言葉は口にしない ここから一歩も動けぬまま 君の居場所になりたかった 手を離したのはどっち 君となら未来も手にできると思ったんだ 曖昧な口付けで誤魔化して 手には刀を、心に決意を 終末の朝焼けに 全てを誇りに変えて 愛の奴隷は狂ったように 夏の午後、輝いていた日々 錆び付く刀 交わす誓い、あの日の涙 神を憎むことにした 輪廻する刻の中で 彼らは侍であり鬼でした 己の意思でココにいる あの日、紡いだ君の言ノ葉 空っぽの心に愛をください 溢れ出す程の愛を 閉ざされた瞼、何も映さない瞳 自分の中の何かが音を立てて崩れ去った とても残酷で優しい言葉 あなたの腕は、まるで鳥籠のようで あなたはいつも嘘を言う 追憶の中で愛した君だけが色づいて 綺麗に俺の中に残ってる 君の泣く理由が分からない 僕の知らない世界で 愛の言葉だけで何が伝わるというのだろう 心に重い鎖を巻きつけて |