元海軍中将の夢主が麦わらの一味とわちゃわちゃしながら恋をする(はず)原作沿いの話(OP)

元海軍中将の夢主。ASLの幼馴染で、ルフィと一緒に末っ子ポジション。愛され、というか逆ハー風味。ガープさんに海岸で倒れているところを拾われ、孫として育てられた。それ以前の記憶が無く、出自は不明。名前だけは、倒れていたときにつけていたペンダントの裏に書いてあった(デフォルト名はルクレール・D・リリ。"D"の持つ意味がはっきりしない以上、扱いをどうするべきかは悩むところ...隠していても良いし、そもそもペンダントには隠し名のため書いておらず、シャボンディか何処かで名乗ったときに「"ルクレール"...その名はもしや」とかなんとか言われて発覚するとかでも良いかも)。ペンダントはお守りとして大切にしていて、いつも身につけている。これが後々結構重要な役割を果たすことになる(夢主の出自とかに関係して。覇王色の覇気を使うことが出来るのも、家柄に若干関係がある)。
能力者では無いが、覇王色・武装色・見聞色の覇気を使いこなす体術使い。基本何の武器でも使いこなすが、本人は短剣やナイフが気に入っていて、長さの違うナイフを幾つもコレクションしていると良い。割と好戦的で、敵を前にすると挑発的な発言で相手を煽る。ナミたちには「強いのは分かってるけど」と叱られることも。
サボが命を落とした(と思った)後、3人で「必ず強くなる」と誓い、鍛錬を積む。12歳のときにガープさんの勧めで、強くなる為に海軍に入る(ガープさんはASLと一緒にいると云々、3人とも素直に海軍にはならないだろうという予測から、せめて夢主だけでも、と。一方夢主自身は海賊になる気満々だったが、絆されて「約束の日までだけなら」という期限付きでの入隊を決める)。本人曰く、「ひとりくらい言うことを素直に聞く孫がいても良いでしょ?」とのこと。その後、入隊僅か2年にして史上最年少の16歳で中将の地位に就く。自由を好み、命令に反することも多く海軍切っての"奇人"と呼ばれる。それ以上に海軍将校としての実力は相当なもの。しかし、実は「ルフィが17歳で海へ出て名を上げたら海軍を辞めて海賊になりルフィの船に乗る」という条件付きで期間限定で海軍に入隊しており、W7の事件後、ガープさんと一緒にルフィに会いに行く。

「...そういうことで、わたし海軍辞めるから!そんじゃ、あとのことはおじいちゃんと大尉、よろしくね!」
「皆と過ごした時間は本当に楽しかったよ。...わたしは本当にいい部下を持った。わたしは君たちのことを心から誇らしく思うよ」
「さて、次に会うときは敵になっちゃうけど、またね!皆元気で、…また、海で会おう」

「──リリ中将、お元気で!!...全体、中将に敬礼ッ!!」
夢主は中々に良い上官だったようで、みんな敬礼で見送ってくれる。
ガープさんは初めは渋っていたけど、「海賊になってもわたしは変わらないよ。"リリ中将"は居なくなっちゃうけど、おじいちゃんの孫のリリはいつだって此処に居るからさ」って言われて渋々。「大将連中に釈明するのワシなんじゃからなー!?」って文句は言うけど、「...そういう約束じゃからな」って了承する。

...待ってこれすごく書いてみたいなあ。楽しそう。その後の流れはまあ大体原作沿い。逆ハー(三強贔屓)でちょっと鈍感。何の気なしにさらっと褒めるので好感度は上がるけど誤解も与えやすい。その性格のために、海軍にいた頃も部下からかなり慕われていた。ロビンやナミともすっかり仲良くなって、あっという間に一味に馴染む。

「...海軍、中将...だったのよね?良いの?あんなにあっさり辞めて」
「ああ、うん。ルフィの船に乗る時に辞める約束だったからね。...それにしてもやっぱり、噂以上の美人だよねナミさん」
「そんなに率直に言われると照れるわね。...ナミでいいわ。よろしくね、リリ」
「中将ってことは強ェんだよな?」
「んー、まあ弱くはないかな。まあわたしの得物はこの腕とナイフだけどね」
「自信満々じゃねェか、さすがだな」
「しししっ、リリは強ェぞ!何たって俺の幼馴染みだ!」
「ルフィってば...そうだ、」
「お飲み物は如何ですか、レディ」
「ふふ、ありがとう。...黒足のサンジくん、だよね?素敵な料理楽しみにしてるね」
「このサンジにお任せあれ!この船に今美女が3人...俺は今最っ高に幸せだよリリちゃん」
「ふふ、面白くなりそうね」

基本皆呼び捨て?

「スパンダム?」
「ええ。リリ、知ってるの?」
「噂だけね。CP9の長官がとんでもない屑野郎だって。...ふふ、そう、あの人がね。海軍もとんだ人選ミスだなあ」

海賊になったことが知れた途端に手配書が発行され、「"奇人"ルクレール・D・リリ」。懸賞金は初めから一億ベリー。
海軍中将だから六式も使えるんだけど、それは「もうわたしは海軍中将じゃないから」と言って封印。
公式設定で中将以上は覇気習得済みってことで覇気はバンバン使う。

「んー...あ、あれ海賊船じゃん。せっかく皆ゆっくりしてるのに...よし、行ってこようかな」
「リリ、1人で行くのか?俺も戦うぞ?」
「ううん、大丈夫。最近めぼしい戦闘もなくて体鈍ってるだろうし、トレーニングがてら、ね」
「リリちゃん、本当に大丈夫かい?」
「ふふ、大丈夫だって。まあ、ここはひとつ、わたしにお任せあれ」

「...数があれば良いと思ってる?...待ちなよ」
(覇王色で威圧)
「へえ、倒れなかったんだ?意外にやるね」
「!?」
武装色を纏わせて蹴りを一閃。倒れ込んだ敵方の船長、その首許にナイフを突きつけて一言。
「君に"麦わら"の首は100年早い。出直しなよ」
「ヒィッ」

「ん、終わったよー」
「凄い...」
「ん?」
「リリ、お前本当に強いんだな!」
「あれが...元海軍中将の実力か...」
「頼もしいわね、リリ」
「あ、待って、見てこれ!」
「どうしたんだよナミ...うわっ、これ、リリじゃねーか!?」
「...おっ、わたしだね」
「"奇人"...ルクレール・D・リリ、懸賞金一億ベリー...一億ベリー!?」
「ええっ、そんなに...?」
「本人がその反応かよ!」
「いやあ、だってさ...海軍の偉い人たちはわたしのことを買い被りすぎなんだよね...初めから1億とかもう、じわじわ上げてく楽しみをわたしから奪わんとしているとしか...ッ頭の固い年寄りめ、今度会ったら文句言ってやる」
「懸賞金が上がるのを楽しみにしないでよね!」
「あら、一億ならルフィと同じ額じゃない?」
「本当だな!っていうかキジンってのはあれか、変人奇人のキジンか?」
「こんな素敵なレディに奇人とは海軍も見る目ねェな」
「あー...それ半分わたしの所為だからなあ」
「あら、そうなの?」
「戦闘中になんかこいつ強いな、面白いなあって思った奴とか海賊でも逃がしちゃったりとか。気に食わない命令には従わなかったりとか、まあ色々好きなようにやってたから」
「...案外自由人だな?」
「そうそう、それでサカズキさんから何回か大目玉を食らってね。お前はいい加減にしろ、って」
「なっはっは!さすがリリだな、面白ぇ!」

シャボンディでくまによって飛ばされた先が白ひげの船で、
「まずは手当してくれてありがとう。怪しい者じゃないんだ、話を聞いてほしい」
「...話してみろよい」
「わたしの名前はルクレール・D・リリ、麦わらの一味のクルーでエースとルフィの幼馴染み。シャボンディで七武海のバーソロミュー・くまと交戦中に相手の能力で一味がばらばらの場所に飛ばされちゃって。船に肉球の跡が残ってたはずだけど」
「敵船でやけに堂々としてると思ったら、成程ね...麦わらの一味、"奇人"リリかよい」
「ああ、ここにまで伝わってるんだ、その名前...ところでひとつ訊きたいんだけど、エースの公開処刑は本当なの」
「...ああ、本当だ」
「...そうか、分かった。ありがとう、本当に助かった。わたし行かなきゃいけないから...船長に会わせて貰ってもいいかな」
「オヤジに会ってどうするつもりだよい、というかその前にその身体じゃまだ無理だ、」
「エースを助けに行く。白ひげの船長さんや海賊団には手当の恩があるから。黙って出ていくわけにもいかないし、何も出来ないけどお礼くらいは言っておきたいんだ」
「随分義理堅いことだねい...わかった、連れて行ってやるよい」
「...本当に助かるよ、ありがとう」

「...貴方が"白ひげ"ですね。この度は大変お世話になりました。この恩は忘れません」
「グララララ...気にするな、"奇人"リリ...ところでこの後どうするつもりだ、近くに島は見えないが」
「エースを助けに行きます」
「...エースを?」
「エースはわたしの幼馴染みです。エースをこんなところで死なせやしない」
「...成程、話は分かった...奇人、この船がどこに向かっていると思う」
「...まさか、貴方がたも、」
「当たり前だ、どこの海に息子を捕えられて黙ってる親父がいる?...奇人、この船は処刑予定日に海軍本部に突入する。...どうだ?」
「...お願いします。わたしはこの船の1人にだって手を出したりしない。...エース奪還の為に、お力添えをお願いしたい」
「グララララ...良いだろう、リリ。処刑予定日は2日後だ、しっかり休んで力を蓄えておけ」
「...はい、恩に着ます。2日間、お世話になります」

「ありがとう...白ひげ、貴方たちには本当に世話になった。またいずれ、どこかでお会いしましょう」

「なッ...白ひげに、あれは...元海軍中将"奇人"ルクレール・D・リリ...!?なぜあいつが此処に...!?」
「落ち着け、すぐに大将を向かわせる」
「ルクレール・D・リリ...貴様、そこで何をしとるんじゃ」
「あら、誰かと思ったらリリちゃんじゃないの」
「久しぶりだねェ〜、まさかここで再会するとはね、リリちゃん」
「サカズキさん、クザンさん、ボルサリーノさんも...どうも、ご無沙汰してます。今日はエースに会いに来たんですけど、そこ、通してくれません?」

「...悪いけどわたし、こんなところで死ぬわけにはいかないんだよね。──ここでわたしまで死んだら、ルフィが泣くでしょ」
(2年の間か、エースが斃れた直後か)

夢主は(元)七武海とも知り合い
「...リリ!リリではないか!久しぶりじゃ、海軍を辞めたと聞いたが、何処で何をしておったのじゃ!?」(ハンコック)
「オイオイ、リリじゃねェか...そこで何してる」(クロコダイル)
「リリか。...久しいな。どうだ、ひとつ手合わせを」(ミホーク)
「なッ、お前、海軍中将の"奇人"じゃねェか!?何でこいつらとここにッ」(モリア)
「フッフッフ、リリチャンじゃねェか。こんなところて再会するとはなァ?」(ドフラミンゴ)
「元中将、"奇人"ルクレール・リリ...なぜここにいる」(くま)

ルフィの幼馴染みなだけあって、割と追っかけ回されてることが多くても面白いかも。っていうか一緒に街回ってたら巻き込まれたとか。賞金稼ぎに追っかけられてるとか。
「...待ちやがれ!懸賞金一億ベリー、"奇人"リリ!」
「待てと言われて待つ馬鹿居ない、っと。ルフィ、こっち回るよ!」
「えーっ、まだ来てんの...あーもう執拗いなあ、面倒なんだけど──あっち行ってくれないかな」
(覇王色)
コルボ山でASLと一緒に過ごすことが多かったから、ルフィたち程じゃないけど体力はあるし逃げるのも慣れてるとかでも。

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