≪14≫(17/22)
1人の海兵が
その戦う姿を見てこう思った
まるで舞っているようだ…と。
戦場だということを忘れて
見惚れてしまっていた。
その獣の
気高き、崇高な紅き瞳は
銀に輝く月に照らされ
戦場に存在する誰もが皆
その獣から目が離せなかった
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