※リアタイより



病的なほどに白い肌に触れたかった。
整えられた髪が乱れる姿が見たかった。

計算されきった様な陶器の笑顔など見たくない。
素のお前が見たかった。

触れたい、お前に触れたい。
抑えきれない。お前への愛が。
消化できずに逆流して俺を壊す。

だが俺はお前に触れる事は出来ない。臆病なケモノ。

触れてしまえばお前の肌が、焼け爛れてしまうんじゃないかと。

俺は汚いケモノだから。
愛を叫ぶ事さえ許されることは、無い。



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多分28。



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