再会と嵐

なるみ「夕君!久しぶり」

夕「なるみ!わりぃ、待たせたか?」

なるみ「ううん、今来たところのだから」

夕「そうか?嘘じゃないよな?」

なるみ「なんか、夕君久しぶりに見たら改めて格好いいってわかるなぁ」

夕「ばっ!なっ!何言っているんだ!?」

なるみ「?思ったことを言っただけだよ?」

夕「なるみ..」

柘榴「あ、あの!」

なるみ「?」

柘榴「すみません!あの!ここに行きたいのですがこっちであってますか?」

なるみ「あ、この場所丁度私たちも行く場所だから一緒に行こうか?」

夕・蒼空「「えっ」」

柘榴「本当ですか!?ありがとうございます」

夕「いやいやいやいや!?なるみ!?何いってるの?」

なるみ「だって困っているようだし」

蒼空「柘榴君も!なに道を聞いただけなのになんでちゃっかり連れて行ってもらうことになってるの!?馬鹿なの!?馬鹿だったわね!?」

夕(そこまで言うのか)

柘榴「なんで蒼空怒っているの?」

蒼空「なんで!?言わなくてはわかりませんの!?殴りますわよ!」

柘榴「痛い痛い!殴らないで!」

蒼空「と!に!か!く!コホン、お心遣い大変ありがたいですが道だけ教えていただけたら平気ですから!」

なるみ「そう?ならここの駅をあっちに抜けると大きな通りがあってそこを通り抜けて左に曲がった場所だよ?」

蒼空「わかりましたわ。ありがとうございます。さっ、柘榴君。行きますわよ」

柘榴「えっ、でも。」

蒼空「行きますわ!」

柘榴「う、うん。ありがとうございました」

なるみ「どういたしまして。またね」

柘榴「?!は、はい。また。」

夕「嵐のような奴等だったな」

なるみ「そうだね。でも可愛い子だったね」

夕「可愛いか?あの男の子が可哀想としか思えないが」

なるみ「そう?だって女の子の方頑張ってお洒落していたし端から見ていても好き好きって解るし見ていて面白いよ」

夕「面白いって」

なるみ「女の子の方は気がついてないけどさっき私は言ったよね?あの場所は私たちも行く場所だって言ったもん。だからまた会うことになるね」

夕「場所を変える気はねぇのかよ」

なるみ「うん、元々行きたい場所だったし..。二人をもう少し見てみたいと思ってね」

夕「久しぶりに会った俺よりあいつらを気にするのかよ..」

なるみ「夕君いじけた?」

夕「ばっ!?なわけないだろ!?」

なるみ「なら良いよね」

夕「はいはい!お好きにどうぞ!」

なるみ「うん!ありがとう!じゃあ行こうか!」