よく見るタイプの真っ白なフィルムケースと、
中に入ったフィルムのセット、
そして小さなトイカメラ。
フィルムケースの天辺には青い石が接着してあったり、ボディにはサインペンで絵が描いてあったりして、
なんというか、子供のお宝入れになったフィルムケースといった風体をしている。
中を見ようと蓋を開ければ、
それは中に入れたフィルムによって映し出される影の変わる、走馬灯へと変身する。
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これはそのまま寝る前にでも、いつでも、
壁をスクリーンにしてくるくると回る影を見ておくと、
セッションで一度だけ誰かの「死」を自分の生と引き換えにすることができる。
使用条件は、付属のカメラを使い事前に一枚でも「死体」または「死ぬ間際」、
もしくは「生前」の人物の写真を撮っておくこと。これは自身と他人を問わない。
なお一度使用すればその写真のデータは消える。
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もし本当に効果を使用してしまった場合は、
そのシナリオ(チャプター/インスタント/アウトサイド問わず)からは蘇生不可、打ち消し不可の完全ロストとなり、
さらに現実時間で１週間、
使用した探索者は何があっても絶対に目を開けず、拠点で心臓が止まったままとなる。
GM判断で制限。