※テロ組中心でめぞんのパロです ※色々とカオスです、すいません ※古びたアパートの管理人の宮城が、竹箒を持って玄関先の掃除をしている姿を妄想したかった故の出来心でした ・高槻忍 オーストラリアからの帰国子女。この春から東京の国立大学に通うことになり、宮城が以前勤めていた大学の学部長であった父の勧めで、春菊館の5号室に住むことに。 宮城を一目見たその日から、宮城に運命を感じてしまったらしい。 出会い頭の「運命」発言に、宮城はくわえていた煙草を落とし、美咲はきょとんと首を傾げ、秋彦はメモ帳を取り出した。 ・宮城庸 春菊館の管理人。 管理人をする以前は大学の教授をしていたのだが一身上の都合で退職、現在は家賃収入で暮らしている。 忍の熱視線に気付いていながら、必死に目を逸らす毎日。 春菊館に来る以前好きだった女性のことを、未だに忘れられないらしい。 ・高橋美咲 大学生。兄と義姉と暮らしていたのだが、この春からは兄の大阪転勤が決まったので、今は1号室に一人で住んでいる。 口癖は「こんなアパート、いつかぬけ出してやる」だが、大学への通いやすさなど諸々の理由から、なかなか春菊館から出ていけない。 よく4号室に引っ張り込まれる姿が目撃される。 宮城とは仲良しで、ちょくちょくボードゲームなどを持って管理人室を訪れる。 ◇オセロ 美咲「宮城さん、オセロしよう!」 宮城「ああ、いいぞ。今、机を片付けるから…」 忍「ちょっと、美咲。宮城は今俺に勉強教えてるとこなんだけど。邪魔すんなよ」 美咲「…忍は教えて貰う必要ないくらい頭良いじゃんか…」 忍「そうだけど。…っていうかオセロなら宮城じゃなくても、暇そうな宇佐見さんとでもやれよ」 美咲「…………ウサギさんとやると、脱ぎオセロになるから嫌だ……」 忍「?脱ぎオセロってなに」 宮城「聞き流せ、忍」 ・宇佐見秋彦 4号室に住んでる変な人。 何の仕事をしているのか、どうやって収入を得ているのか、住人たちの誰も知らない。忍の推理では「作家ではないのか」とのことだが、特に根拠はない。 4号室の壁からは5号室に繋がる穴が空いていて、時々美咲や、美咲を追ってきた秋彦がそこから出入りしてくるのを、忍は実に鬱陶しく思っている。 ・井坂龍一朗 6号室に住む自由人。 実はどこかの会社の御曹司らしいが、酒に酔った拍子に漏らしていたことなので、本当かは分からない。 周囲の人々を引っ掻き回すのが大好き。 ・草間野分 2号室に住む医大生。 毎日、生活費を稼ぐ為のバイトに忙しい。 時々宮城を訪ねてくる弘樹にどうやら一目惚れをしてから、何処となくいきいきしているのだとか。 素直で真面目だが、意外にちゃっかりした一面も。 ・上條弘樹 元・宮城の部下。美咲の通う大学の助手で、秋彦の友人でもある。 研究者としての宮城を慕っていて、よく春菊館を訪ねては、宮城の大学復帰への説得を試みる。そんな弘樹に忍は、もしや弘樹は宮城を好きなのではないかと、やきもきしている。 以前しこたま飲んでいた時、野分と寝てしまった。「責任とります」という野分に「いや、社会的立場としては俺が責任をとるべきなのでは…」と悶々と悩んでいる。 あんまり気にしているので、見かねた秋彦には「男同士で責任も何も…」とフォロー?をされたが、「こういうのはケジメが大事だ」と弘樹は言う。どうケジメを付けるのか、弘樹にもよく分からない。 動物では犬が大の苦手。なのに、犬(野分も含む)によく懐かれる。 ・朝比奈薫 春菊館に程近い場所に在るバーのマスター。だが朝比奈が言うには「私の本業はバーの経営ではなく、とある放蕩息子の監視なんです」とのことだとか。 このバーにはよく井坂が入り浸っていて、何故か難しい書類を眺めていたり、ノートパソコンをいじっていたりする。井坂が6号室に不在の時には、大体ここに居る。 ・犬 宮城の飼っている、お婆さん犬。ちゃんと名前があるらしいが、宮城は教えてくれない。 宮城は「先生」と呼んでいるので、住人たちも宮城に倣ってこの犬のことを「先生」と呼ぶ。 美咲がよく散歩に連れて行く。 |