かっこいい○○○○は存在するのか


※変態のくせにテンパり審神者と下ネタ要素有



「燭台切って常にチ○ポジ気にしてそうだよね」
なんとなくずっと思っていたことを本人に伝えてみた。
一応今は部屋に二人きりだしセクハラには該当しないと自分ルールを適用していたりする。
「君の中で僕のイメージは一体どうなってるの?!」
これが漫画だったのならガタッなんて効果音が付きそうな勢いで燭台切が立ち上がった。
いや、燭台切の燭台切ではなく普通に燭台切が。
世に言うおかん属性カンストした燭台切であったのなら「チ○ポジなんて言葉女の子が言うものじゃありません」くらい言うのだろうか。それはそれでウザいな。
それより疑問に答えてあげなきゃ。
「相手の目を見つめただけでイかせられる伊達男?」
自分でも何を言っているのかいまいちわからなくなってきた。
これは当然燭台切も頭を抱えるね。
でも実際このイケメンと目が合っただけで体をビクンビクンさせながら達する女の子が現れたとしても仕方がないんじゃないかと擁護してあげるよ。
それくらい慣れるまでこのイケメンは心臓に悪かった。
「それでかっこいいチ○ポジ見つかったの?」
当初の目的を果たすべく質問を重ねてみると返ってきたのは呆れ顔と深いため息をお一つ。
しばしの沈黙の後何を思ったのかは知らないが燭台切が私との距離を詰めてきた。
「ねぇ、僕の目を見て」
妙に吐息たっぷりな農作業用ボイスキター!!
すぐに確信した。あ、これまともに接したらダメなやつだ。
「もしかして本当にできるの?! イっちゃうの私? イかされちゃうの私? その後めちゃくちゃ犯す気なんでしょ? エロ同人みたいにっ!!」
ふざけてみたはいいけれど残念。今の燭台切に効果は無いようだ。
すっからかんの脳味噌をフル回転させて必死に打開策を考えている間もじりじりとにじり寄ってくる殴りたいほどのイケメン。
いっそのことイケメン滅びろとか思ったが、そうすると本丸にいる男士丸ごと絶滅してしまうでわないか!それはダメだ。
そもそも何の話をしていたのだったっけ?
たった画面数スクロール分前のことが随分と前のことに思える。
そうだ!チ○ポジの話ではないか。
何を恐れることがあろうか。
私自ら確認すればいいだけのことだったのだ。
「しょ、しょっく、燭台切のチ○ポとったどぉおおおおおおお!!」
ふにふに、柔い。
なんで私は燭台切の燭台切を揉んでいるんだ。
そして燭台切も何も言わないんだ…ここはなんかこう…咎めるとか驚くとか。
そうだ!驚き!鶴丸!
「どうだ! 突然掴まれて驚いたか!」
尚も燭台切の燭台切を揉みながら…ってあれ?硬くなってきた。
どうしたらいいのか助けを求めるようと燭台切の顔に視線を戻せば妙に笑顔なイケメンがいた。
「君の言葉を仮りるなら、かっこいいチ○ポジを探してくれる気になったのかな? 僕と一緒に、ね」
あぁこれまずいやつだ。
「それから僕が見つめただけで絶頂を迎えられるように調教して欲しいんだったっけ?」
怒ってる…怒ってるよ、これ。
「えーっと…審神者お仕事やらなきゃ。燭台切のチ○ポジは確かにかっこよかったし、もう見つめられただけでビックンビクンしちゃうから。試さなくても私のあそこがひくひくしちゃうから許せください」
「許すも何も僕は怒ってないから安心して。呆れてるだけだからね」
あ、押し倒された。

THE END


2016-02-17
書こうとすると頭のネジぶっ飛び過ぎてる系審神者ばっかなのは何故なんだろう…


  



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