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毎朝10分痴漢にクリをしこしこされ続ける女の子の話






   


雪乃・・・女子高生
三原・・・サラリーマン。痴漢。



朝の通学電車の中で、始発駅の次の駅から乗る私は扉の傍らに立ってスマートフォンに目を落とす。次の駅からは大量に人が乗り込んできて一気に満員電車、それから3駅で高校の最寄り駅に着く。
それまでの辛抱だ。押し寄せてくる人の波に、背筋を伸ばして背後の壁にぴったりとくっつく。

目の前に立ったのはサラリーマンの人で、この暑苦しい電車の中できっちりスーツのジャケットを羽織っている。電車内はそんな人ばかりだ。いつもはおじさんが多いから若い人の方が気が楽だった。
ぎゅうぎゅうと押されて、サラリーマンの男の人の身体に押される。胸元に腕を畳んでおいて、あとはこの時間が過ぎ去るのを待つだけだった、そのはずだった。

扉が閉まるアナウンスが鳴り、緩やかに電車が走り始めてすぐ、私は言葉なく飛び上がった。
ーーちょっと、鞄が…当たってる…!
サラリーマンに人の皮の鞄が足と足の間に入って、クロッチの上からクリに押し付けられていた。

「…ぅ、ん…っ」

なんでよりによってそこに…っ!
慌てて声が出ないように唇を引き結ぶけど、固い感触が電車の揺れでぐりぐりと押し付けられ、そのたびに足が震える。

「はぁ、っ…んっ、ん」

どうにか位置をずらそうにも目の前に迫る圧力からは動けない。どうしよう、と涙目になる。
ぐり…ぐり…

「は、ぅ…ん、ん、ぁ」

電車内の暑さと、クリに感じる刺激に顔がカッと熱を帯びる。じりじりと熱を高められ、パンツ越しにごしごしとクリを擦られ続け私は思わず「ちょっと…」と声を出してスーツの人の胸を押す。さすがに分かってくれるだろうと思っていた。多分わざとじゃないし痴漢ではないけれど、そう勘違いされるのは嫌だろうと思ったのに。
押しても、びくともしないどころかより密着して、ぐにっとクリを押し上げられる。
ーーそれっ、気持ちよすぎる…!

「ぁ、あっ…んんんんぅうううっ」

喘ぎ声は押し付けられたスーツに上手く消されたものの、がくがくと足を震わせて気づけば達していた。

「今、イきました?」
「ぅ、え…っ」

耳元に吹き込まれた低い声に動揺する。今なんて言った…?顔を上げたいのに、怖くて見れない。イった直後の敏感なクリをずうーっと固い鞄で押し上げられたまま、私は困惑した。
ばれてる…?なんで、じゃあこれって痴漢ってこと…?

思わず突き放そうと腕に力を込めた途端、また鞄がぐりぐりと敏感なクリを押し上げながら細かく振動した。

「やらしい声が聞かれたくなかったらそのまま顔を埋めといた方がいいですよ?それとも電車の中で盛大に喘いでイっても僕は構わないですけど…」
「やだ、ぁっ…」
「…良い子ですね、そのままおとなしく気持ちよくなっていてください」

口調は丁寧なのに、有無を言わさない命令だった。嫌なのに、こんな衆人環視のあるところでバレてしまう方が嫌で、こくこくと頷くしかない。
それにクリはじんじんとして、お腹がじわじわと温かくて気持ちいいのに逆らえなかった。ぐぐぐ、と押し上げる力に反射的に爪先立ちになりながらスーツの裾に縋る。

「ふ、ぁ、んんんんぅ……っ」
「クリ、敏感ですね。普段はここでするんですか」
「ぅ、ぅ…ん、は、い」

イったばかりのクリで気持ちいいのに、さっきのような強い刺激はなく単調な振動だった。
質問に素直に答えたのは無意識で、もっと気持ちよくなりたいと思っていてそれ以外何も考えていなかったせいだった。

「素直ないい子にはすりすりしてあげましょう」
「ん、ぁ、あっ…ふ、うう、ぅ」
「いい子の名前が知りたいですけど、教えてくれますか」
「だめ、…っ」
「じゃあもうすりすりしてあげませんよ……」

そんな、と思わず唾をのむ。
こんな状態で放置されるなんて、嫌、そんな風に思ってしまう。

「雪乃……」
「ふふ、雪乃さん、ね。はい、じゃあご褒美に角でずりずり…と、」
「ん、く、ぁ、……ん、んぅっそれ、それぇ、…」
「気持ちいい?甘い声出ていますね」
「ぁ、ぁ、…もっと、」
「もっと…?」

動きが妙に易しくて物足りない。イくにはもっと強くごしごししてくれないとイけないのに…っ。
もどかしくなって、思わず腰を前に少しずらすとびりりっとクリに強い快感が走る。一度それに気づいてしまえばあっという間で。後ろに、前に、と腰を前後に振っていく。はじめはバレないように小刻みにしていたのに、細かい快感が物足りなくて大胆になっていく。

「僕の鞄でオナニーするのは気持ちいいですか、そんなにえっちに腰を振って…」
「ぁ、んぅ…ん、ん、きもち、ぃー……」
「イきたいですか」
「ん、んぅ……ふ、ぁ」
「頷くんじゃなくて、口にして。イきたいって、イかせてくださいって」
「う、ぅぅ…ん、あ、ぁ、はぁん…ッいや、ぁ…はずかし、ぃ」
「恥ずかしがらないで、僕だけに見せてください…ほら、言って」
「ん、ぁ……イかせて、ぇ…イきたいの、っ!」
「可愛くおねだりできましたね…ご褒美に、はい、ぐりぐりぃー……」
「ぁ、っ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん゛ぁ、っ!」

びくんびくんと身体が揺れて、強すぎる快感に声が出そうになるのを胸板に顔を押し付けて堪えた。がくがく、と膝から崩れ落ちそうになって、なのに甘い快感と低い囁き声に熱い吐息がこぼれる。

イっちゃった…二回も。この短時間で、しかも電車の中で。
恥ずかしくてみっともない、誰にいつバレてもおかしくないのに。なのに気づいたらまたクリを押し付けて、腰がかく、かくと震えていた。
そんな間抜けな姿を見たのか、耳元で低く笑われる。耳の穴を吐息が撫でていく感覚にすら感じてしまうのに。

「そろそろ次の駅ですから、我慢してください」
「……っ、ちが、」
「もしまだ足りないというなら、明日、同じ電車のこの場所に乗ってきてください。そうしたらまた気持ちよくしてあげます、」
「そんな、だめ、です…」
「今日よりもずうーっと優しく、気持ちよくしこしこしてあげますからね…」
「っ!」

クリがびくん、と震え胸が勝手に期待に膨らむ。同時に駅に着き、私はおぼつかない足で外へと出た。
甘い疼きを堪えながらなんとか振り返って、その人を見ると、その痴漢の人はすぐに分かった。そして手を振られる、またね、と。






痴漢なんて、されたくないとずっと思っていた。なのに昨日起きたことは学校について授業が始まっても、家に帰っても消えなくて、気づけば指定された電車が来る時間帯より五分早く着いていた。
早く着いても早くあの快感を得られるわけではないのに、速足で昨日と同じ列車の入り口に立っていた。どきどきとうるさい心臓を抑えて、昨日と同じドアのそばに立つ。
多分、あの人は次の駅からだ。そう思うと、次の駅までのほんの数分足らずがとても長く感じて、ゆっくりブレーキがかかっていく電車に焦らされているような気分にになった。

気にしないふりをするようにスマートフォンに目を落としながらも、SNSの内容は一切頭に入ってこなかった。押し寄せる人の波の中に、真っすぐこっちに向かってくるスーツ姿に心臓が更にうるさくなった。

容赦なく距離が詰められ、ぴったり身体がくっついて、私は思わず「ぁ、」とこぼれた。

「おはよう。……雪乃さん、すごく、嬉しいです。昨日のがすごーく、気持ちよかったんですね」
「ぁ、あの…ちが、くて」
「挨拶を返してくれないんですか?寂しいな」
「…おはよう、ございます」

それくらいなら、と喧騒の中で目の前の彼にしか聞こえないように囁くと、にこりと嬉しそうに笑みを向けられる。
そんな、挨拶くらいで…?
ゆっくり走り出した電車内で緊張しながら、見上げると彼は鞄を足と足の間においてしまった。

「ぇ、?」
「今日は、こっちでしてあげますよ」

こっちで、と見せつけるように両掌を差し出され、ごくりと息をのむ。そしてそれがするするとお腹を撫で、スカートを撫で、太ももの方に下りていく。ゆっくり焦らす様に。

「ぁ、ん…」
「鞄ではもう物足りないんじゃないかって思っているんです。この指なら君の敏感なクリを丁寧に剥いて、挟んで、しこしこってしてあげられますからね…」
「ん、ふ、ぁ…っ」
「想像してください…この指が、」
「ぁ、っ」
「クリをしこしこ…しこしこって…」
「は、ぁ、ぁ……っ」
「ぴん、と立ったら……裏筋をぞりぞりなぞってあげますからね」
「っ、んんんんぅっ!」

パンツ越しに、正確にクリを指先で押され、思わず掌で声をかみ殺す。

「想像して勃起しちゃったんですね……パンツ越しにもいやらしくぴんと立ってるのが分かりますよ…ふふ、かわいいですね」
「ぁ、ぁ、んんぅ……っ、」
「鞄越しじゃ分かりませんでしたが、大きめなんですね…撫でやすくて、扱きやすい形です…ほら、指で撫でてあげますよ、なで、なで…」
「ぁ、ぁ、あ、んん!……だめ、ぇ、なでなで、しないで…っ」
「そうですか?本当に?…こんなにもう、ぬるぬるしているのに?」
「ぁっ!」

クロッチをずらされ、蜜を零すそこを指でねっとりと撫でられ、初めて他人に触られる感触に背中がのけ反って、窓に頭を押し付けていた。
ゆっくり、ゆっくり、と上下され撫でられるたびに、どぷ、と奥から溢れていく。

「このぬるぬるの指先で、直接触ってもいいですか?」
「んっ、ぁ、いや、ぁ…っ」
「本当に?こんなに感じているのに……ああ、ほらまた溢れて」
「あ、ぁ、……っ」

焦らす様に肉ビラの間を行き来する指が、膣から溢れる液を止めるように入り口に入り込む。そしてこすこしと擦られるとたまらなくて、気持ちいい、でもそこをくすぐられるだけじゃ到底イけなくて。それどころかちゃんと触ってほしいなんて、思ってしまう。

「ぁ、んん…あの、触って、ください」
「どこを?…さあ、あなたの口から聞かせてください」
「っ……くり、ちゃん、ぬるぬるした指で、沢山触って…なでて、しこしこって、……んんんぅ、ぁ、あ゛っ!」
「すっごく可愛いです…素直に言えたいい子にはご褒美をあげましょうね」

ぬるん、と滑った指先が正確にクリを弾いて、その衝撃に身体がびくびくと震えた。腰が逃げるのに、指は追ってきて、逃げ場がなくなると優しくクリの先を撫で始める。
ああ、もう…気持ちよすぎて、声が…っ

「ん、ぁ、ぁ……まって、こえが、」
「頑張って堪えてください。ここでバレると恥をかくのは一体誰なんでしょう」
「ひど、ぁ、ぁ、…くり、も、だめぇ……っ」
「その可愛くて甘い声は僕にしか聞こえないようにしてくださいね、」
「むり、ぃ…っぁ、あっ!」

クリを剥かれ、指先で挟まれ、ゆっくり上下されると快感がどんどん溜まっていくのが分かる。気持ちいいのが満タンになったら、次はもう声が抑えることが出来る気がしないのに。
ぬるんっずりゅっずりぃ…っ

「は、ぁ、あ……くりちゃん、むかないで、ぇ……っ」
「どうして?こんなに触ってほしいってこりこりになっているのに」
「ゆび、きもちいいのぉ…だめ、ぇ、だめだめだめ…っ」

こりっこりっこりゅっこりっ

「ぁ、あーーーっ、イっちゃうの、やなの……ぁ、あっ」
「気持ちよくなりたくてまた来たのに、イきたくないだなんて……嘘つき」
「ぁ、あ゛っ!…それぇ、だめっ…!つよく、しないで…っ!」
「イきたくないならイかなくて良いんですよ。いくら僕の指で虐められてもイかなきゃ、問題ない、そうですよね?」

イきたくないんじゃない、ばれたくないのに。本当はイきたい、たくさん声を出してクリを虐めてほしい。
もし、だって、ばれたら……痴漢の指で簡単にイっちゃう人だってばれたら…っ

ぞくぞく、とお腹の奥が疼く。バレることを想像して、興奮、したの?

「ほぅら…しこしこ、ぬるぬる…下のオクチは素直に甘い蜜を零していますよ」
「だめぇ、…イっちゃうの、」
「イってください、気持ちよく…いやらしく」
「バレちゃ、やだぁ……ぁ、あっんんぅ…」
「じゃあバレないように声を押し殺さないといけませんね…もちろん、僕はバレてもいいですけど、ね」
「ぁ、あ、ぁ……んんんんんぅうううっ!」
「スカート捲れてパンツもずらされて、ぬるっぬるなこの勃起クリちゃんを見たらきっとみんなはあなたのことを痴女だと思うんでしょうね」
「ぅ、ぁ、いやぁ……っ」

そう言いながら速まる指にどんどん快感が体の中で暴走していく。にちゅにちゅと厭らしい音が聞こえて、この音が誰にも聞こえていないことを祈るしかない。
潤んだ視界で何とか見上げると、見返される。その目は私に欲情していて、ぞくぞくした。そしてにこりと微笑んで、耳元まで屈んでくる。

「バレたくないならキスをしてください。そうしたら声は聞こえませんよ」
「そ、んな…っぁ、そこ、だめ、んぁっ」
「そろそろ我慢の限界でしょう。いいですよ、盛大に喘ぎながらイってもらっても」
「う、うぅ……」

頭の中でぐらぐら揺れる二択。でもぐちゅぐちゅと一層激しくクリを扱かれ、考えている余裕もなくなった。
飛びつくようにキスをすると、すかさず舌が絡んできて、ぢゅっぢゅうと吸い上げられる。同時にクリの裏筋と先端をきゅうううっと摘ままれて、一瞬で絶頂に押し上げられる。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、ぁ、っ゛!!!!」

同時に反対側のドアが開き、電車内がうるさくなる。
強い絶頂感に腰をがくがく震えさせながら、脱力しそうになる身体を堪える。

「はぁ、ぁ……んん、ちゅ」

音を立てて離れた唇。絶頂のせいでキスの感触はほとんど覚えていないのに、舌の痺れるような感覚は絡みついてきた舌の存在を思い出させた。

「今日はここまでにしましょうね」

そう言って、未だに余韻に震えるクリをさわりと優しく撫でられる。

「ぁ、ぁ゛っ!」
「今のはいい子って撫でただけですよ」

思わずにらんだ私に言い訳するように、指を抜くとハンカチで拭って私のスカートを整える。
人が乗り込んできて、また窮屈になった電車内でその人の身体がぐぐぐっとまた近づく。未だに快感でぼおっと熱い身体を慰めるように撫でられ、抵抗するどころか心地よくてうっとりしてしまう。

そのまま次の駅に止まると、また耳元でささやかれる。

「また、明日会いましょうね」

目を見て、こくん、と頷いた。





満員電車に乗っていると、たまにうるさい学生グループと乗り合わせることがある。大抵、うるさいなあ、と迷惑に思ってしまうのに今日ばかりはそのことに助けられていた。

昨日、一昨日と同じ電車に乗り、そして乗ってくるなり私の太ももを撫でてきたその人ーー三原さん、というらしいーーはクリを撫でてすぐに垂れてきた蜜を絡めた指で中を浅くつぷつぷと突かれる。

「なんで、なか…っ」
「いつの日かのための練習ですよ。それにクリでもっと感じるためでもありますけど…」
「くり…?なんで、ぁ、う」
「それはお楽しみにしといてください。こうやって、おまんこつぷつぷされるの…気持ちいいでしょう?すっごい蜜がとろとろ溢れてきて、厭らしい匂いがここまでしますよ」
「ぁ、ぅ、言わないで…」

吹き込まれる言葉の数々に、嫌がるどころか奥からまたじゅわりと溢れてくる。それもきっとこの人にはバレている。だって、別の指が溢れてきたものを掬いあげているのだもの。
浅く出し入れされ、それがスムーズになっていくと太さのある三原さんの指がもう一歩奥へと進んでくる。息を詰めると、よしよし、とするようにまた前後して徐々に慣らされる。

「ぁ、あ゛っ!なか、やめてよぉ…っ!」
「しぃー…可愛い声が周りに聞こえちゃいますよ……」

はっとして口を掌で抑える。んん、と籠った声を出すと「よくできました」と低い声で囁かれる。
いくら騒がしい学生団体がいても、すぐ近くの周りの人に聞こえてしまう可能性がある。もうバレているかもしれないのに。

「ここ、丁度クリちゃんの裏側なんですけど、」
「んんぅ、ぁ、」
「ここをこうやって押し上げてあげると、引っ込み思案のえっちで可愛いクリちゃんがつんと立ち上がってくるんですよ」
「ぁ、ぁ、なんか…ぁ」

変な感じだった。言葉通り押し上げられたクリちゃんがパンツに擦れて、足ががくがく震えた。上がりそうになる喘ぎ声を押しとどめる。擦れるだけでこんなに感じたことはないのに。
身体が三原さんの手でおかしくなってしまったような、違和感だった。

「この勃起クリちゃんをこうやって、指の表面でそろっと撫でるだけで…」
「〜〜〜〜〜っっっ゛!!」

衝撃に、一瞬で絶頂に達する。呆然と混乱する間も、優しく撫でられ快感がクリを中心にびりびりと広がっていく。

「あー…イっちゃいました?」
「おかし、ぃ…変、それ、だめ…だめ、っ」
「がちがちのクリちゃん気持ちいいですよね…裏をこうやってさわさわすると、」
「ぁ゛っ!……っ、も、撫でないでぇ…!ばれちゃう、の…いやぁ」

どんなに抑えてもあまりの快感に声が出てしまう。それがどっと起きる笑いによってかき消されているのはいいけれど、こんなのいつまで保てるか分からない。

「じゃあイかないようにゆーっくりしこしこしてあげますね」

指が二本に増えて、クリをゆっくり挟み込む。それだけでも全身が熱くなるほど気持ちいい。でもこれからされることを考えたら、些細なことだと思えた。

「はい……しこ、しこ…クリちゃん気持ちよくなってこりこりしているんで、扱き甲斐がありますね」
「ぁ、ぁぁ……んんんん゛っ!」
「先っぽの方が気持ちいいですかね?しこしこ、しこしこ」
「ふ、ぁあぁ、゛…っ、さきっぽ、だめぇ゛っ」
「裏筋も挟んで撫でてあげると、…?」
「ぅ、ぁ、〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!ん゛っっ!」

あまりの気持ちよさに身体が簡単に達するぎりぎりまで迫る。なのに指はそれを察知するとすぐ離れてしまう。

「はぁ、…」
「落ち着いてきたらもう一回、はい、よしよし…と」
「ぁ、んんぅ……!」
「クリちゃん撫でるとぴょこんって動くのすごく可愛いですね…挨拶しているみたいで」
「は、ふ、……ん、くうぅ…」
「ふふ、甘えた子犬みたいな声です」

焦らすようにゆっくり撫でられると、イかないまでも快感がじりじりとお腹に溜まっていく。鼻にかかったような声に笑われて、そのあと付け足された「かわいい」の言葉に恥ずかしい、と顔が熱くなる。

「こうやって指で弾かれるのはどうですか…?ぴん、ぴんって」
「ぁ、あ゛!くり、いじめないで…!」
「そう言われると虐めたくなりますね。はい、もう一回、ぴんっぴん、ぴん」
「だめだめ、だめ……っ、ぁ、ん゛!」
「ふふ、はい、おしまい」
「ぁ、ぁ…?」

また動きが止まる。ゆっくり息が整い、落ち着いたころ不意打ちでクリをぴんっと弾かれる。

「んくぅううう゛っ!」
「さすがにこれだけじゃイけませんよね」

弾いたクリを甘く優しく指で撫でまわされ、はあ、と熱い吐息を漏らしながら、イきたい…気づけばそう思っていた。物足りない、もっと激しくイきたいって。
もっとたくさん声を出してぐちゃぐちゃにされてイってしまいたいって。

「こんなに焦らした状態でイったらさすがに大きな声出てバレちゃいますし……そうしたら雪乃さんはここの電車にもう乗れませんね。これにこれ以上虐めたらきっとイっちゃいますよね」
「ぇ、え…?」

ここで、止めるのと呆然とする。こんな状態で?ひどい、と思わず涙目で睨みつける。散々ここまでしといて、ずるい、と。

「明日は休みですけど、もし明日も会ってくれるっていうなら、明日存分にイかせてあげましょうかね」
「なん、で……」
「自分の指で弄っても、僕の指とは全然違いますよね…?」
「え…」

どきっとする。クリを弄られるようになってから、夜つい自分の指でするけれど三原さんの指とはまるで違うのだ。イけても、気持ちよさが足りない。ただ自分のクリ弄りオナニーなんて生ぬるいものなんだと思い知らされるのだ。

「図星ですかね。想像しながら自分でクリちゃん虐めるのは気持ちよかったですか…それとも、物足りない…?…そうですよね?」
「は、ぁ、ぅ……そんな、こと、」
「今日このまま我慢したら明日思う存分しこしこして、たーくさん声出して、気持ちよくて頭おかしくなっちゃうくらいイかしてあげられますよ……」
「あたま、おかしく…」

ごくり、と喉が鳴る。怖いのに、期待してしまう。

「明日、来てくれますね雪乃さん」

気づけば頭を上下に振っていた。

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