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意地悪な俺様美形神様に敏感クリで連続イキさせられて永遠に神様のものになっちゃう話






   


つゆり・・・田舎に帰省中
時雨・・・神様。つゆりと昔に会っている。



梅雨の時期になると、おばあちゃんの住んでいる田舎を思い出す。小学生半ばまではそこに住んでいたというけど、昔の記憶であまり覚えていない。
覚えているのは、おばあちゃんが優しかったこと、畑で野菜を作ったこと...よく雨が降るその町の、雨の匂いと...山間にひっそり佇む神社のこと。

たまに、思い出したように思い出すその町の記憶。時には夢に見た。その記憶と夢の中で...誰か、男の人が声をかけてくれた。誰の声か分からない。お父さんでも早くに亡くなったおじいちゃんでも、親戚でもない。誰だろう・不思議なことにその人は、私を名前で呼ぶことはなかった。
この間、おばあちゃんが亡くなった。お通夜やお葬式、それからおばあちゃんが1人で住んでいた家の整理で、金曜の夜から田舎に行くことになった。大学は丁度、夏休みの真っただ中だった。
とはいっても、夕方が終わると息抜きに私は山に出かけた。記憶をたどりながら道へと進んでいく。私が昔よく遊んでいた、古い神社のある山に。

そして、私はそこで会った人に、あんぐりと口を開けた。

「え...?」
「おや、久しぶりだな」
「...時雨さん?」
「なんだ、顔も忘れたのか...薄情なやつめ、」
「違うけど...でも...」

この神社のそばに住んでいるという、時雨さんという男の人は10年以上前と何も変わらずそこにいた。背が高くて身体が大きい、ちょっぴり意地悪だけど優しくて、遊んでくれる大好きなお兄さんだった。見た目はそのままだ。変わったところを見つけるのも難しい、髪の毛の長さすら一緒のように思えた。そういえば、このお兄さんのことは、誰にも言っちゃいけない秘密だった。だって、神社に住んでいる時雨さんのことを村の誰も知らなかったのだから。
懐かしさを覚えながら、引っ越すときにお別れはしたのだろうか、ふとそんなことを思った。

「変わらないなあ...って思って」
「お前も変わらない、身も心も清いままだ」
「彼氏が出来たことないのをからかおうとしているでしょ!」
「ああ、そうだな」

ひどい、あい変わらず意地悪だ。でも微笑む姿は楽し気で、見惚れるほど顔が整っている。久しぶりに会ったのに、久しぶりという感じもしない。子供の時のまま、親し気に話せた。そして...なんというか...引き込まれそうになった。というか、最後に会ってから10年以上経っているのに変わっていない、と言われるのも微妙な気分だ。
はあ、とため息をつけばくすくすと笑った時雨さんが手招く。お社のそばで立ったままでいる時雨さんに近づいていけば、どんどん時雨さんの笑みは深まっていく。不意に、おばあちゃんやこの村の人たちがよく口癖のように話していたことを思い出す。
ー−知らない人に名前を教えちゃいけないよ。
小学校でも担任の先生たちに散々言われたことだったけど、ここで言われることとまるで違うように思った。まるで、知られてはいけない存在でもいるかのようだった。

「こっちへ来い...茶でも出しでやろう」
「...毒とか入れないでね?」
「さあ、どうしようか...おいで」

差し出された、滑らかな肌の骨ばった長い指先を見つめながら、その大きな手の上に手を載せればするりと絡めとられる。手の甲をすりと指先で撫でられ、指と指の間を絡めるような恋人繋だった。私の手はまるで子供のように小さくて、握っているのに包み込まれているみたいだった。まるで...逃げられないような。
そして導かれるように見上げた先にあった時雨さんの目は、怪しく光ったように見えた。




「ん...ふ、ぁ...」
「どうした?...ここが気持ちいいのか?」
「ひ、ぅ...っ、はぁ」
「身体を預けろ...力を抜けよ、そのまま俺の手にゆだねていい」
「んんっ、ぁ、あっ...時雨、さん...んっ」

お社の裏には大きなお屋敷があって、そこには美しい庭があった。その庭が見える縁側で、私は今...時雨さんの膝の上で横抱きにされながら、服を脱がされ、肌を撫でる手に身悶えていた。どうしてこんなふうになったのか覚えていない。ただ、差し伸べられた手を取って、あれよあれよという間に、だった。
大きな身体に抱き込まれて、まるで身体には力が入らない。肌が服に擦れるだけで気持ちいい。どうなっちゃったんだろう、熱に浮いた思考回路でまともに抵抗は出来なかった。

「あっんっ...だめ、ぁ、」
「ここは特に可愛がってやろうな...」
「ぁ、なにぃ...っん、んんっ!」

肩を抱き寄せられ、ぐっと持ち上げられると耳に時雨さんの息がかかる。低く、艶っぽい声が耳のナカを撫で上げていく。それだけでも全身がぞわぞわして、まともな抵抗を奪われていく。そして時雨さんの大きな手はするりとお腹を撫でた。掌で優しく円を描きながら...綺麗な指先が...おへその下に優しく埋まる。

「ここの奥に胎があるからな...外から今のうちに優しく刺激しておこう」
「ぁ、ぁぁ...っん、なに、は...っはぁ、」
「身構えなくていい、...ここをこうやって揺さぶられるのは気持ちいいだろう?」
「んん、っ...ぁ、なんで...っ」
「感じやすいようにしているんだ...ほら、もっと楽なように足を開いていいぞ」
「はぁ、んっ...だって、そんな...恥ずかし、ぃ...っ」
「気にするな、俺しか見ていないからな」
「ん、あ、ぁ、ぁ...っ」
「よしよし...言うことの聞けるいい子は褒めてやろうな、」

脚をおずおずと開けば、気持ちいいのがじわじわと増していく。そして、時雨さんはよしよし、と褒めながら...大きな掌で下腹部をぐっと押しながら、ゆらゆらと揺らした。手が大きくてお腹全体を覆いながら揺れると、お腹の奥底が揺れて、...どんどん温かくなっていく。ぁ、なんか...これ変...っ!

「だめ...!おなか、ゆらさない、で...っ」
「そうか?...だがお前のほとはやらしい匂いをさせているぞ...」
「ちが、ぁ、...んんんっ!ぁ、あっ」
「よしよし、しっかり感じているな...いい子だ」

ゆさゆさ、と揺らされると下着の中でくちくちゅと水音が響く。きっと...時雨さんの耳にも聞こえているんだと思うと顔が熱くなった。でも、逆らいようがないほどの快感で、腰がかくかくと揺れる。

「ここをきちんと育てておけば...俺のを挿れる時、狂うほどの快感を得られるからな」
「いやぁ、...ぁ、んんっまって、ぁ、ぁ、あっ!」
「こっちも弄ってやろう...」

そう言って、浅く指をおへそに差し込んで、ゆるゆると撫で始めた。普段は尿意を誘うばかりの場所なのに、背筋が震えるほどの快感が全身を迸った。

「っ、ひ、ぃー−−−!!」
「ああ、敏感なところだからな...優しくしてやろう」
「ん、んっそこだめっ...ぁぁ、ぁんっ!おねが、ぁ、ああっ」
「気持ちいいな...腰を揺らして、愛らしい...大丈夫、俺に任せていろ」
「あ、あッなんか、ぁ...ん、だめッ!」
「ぐりぐりされるのが好きなんだな...愛い奴め」
「はぁっんんぅ...だってぇ、ぁ、あ!」

腰がかくかく浮き上がって、お腹の奥が疼いていくのが分かる。奥から、何かが込み上がってくるような...。指がぐりぐりとお腹の奥を押し込んで、そのたびに...おまんこの奥がじわりと濡れて、垂れてしまいそうになる。

「はぁっだめ、ねえ...だめ、奥...んんっくる、ぅ...ッ」
「へそも胎も一緒に虐めてやろう...よく効くぞ...?」
「んっく、ぅ、うっぅ...あ゛っあッんん゛っ!だめだめだめ...!もれちゃ、漏れちゃうの...っ!」

ゆさゆさゆさ...っぐりぐりぐりぐりぃ...!

「ひッうう゛ぅ...い、っぁぁ、あんッ!」
「気を遣ってもいいぞ...そら、たんと気持ちよくなれ...っ」
「あっあっくる、きちゃうっ時雨さ、ぁ、あ、あ、ッ〜〜〜〜〜〜〜!!!」

びくびくびく、と全身が震え目の前がちかちかと光る。意識が飛びそうなほどの快感に、かかとが床を蹴り上げて腰をかくかく振る。
その間も時雨さんは快感を引き延ばすみたいに、掌で優しくお腹を摩ってくる。それから肩に回した手を伸ばして、頬をそっと撫でながら私の顔を覗き込むと、真っ黒の瞳越しに、私の快感に蕩けた顔が映っていた。

「良い子だ...良く出来た、」
「ひ、...ん、ぁ...」
「気持ちよかっただろう?この胎の中から、じきに感じれるようになる。...今はまだ、だが」

そう言って、時雨さんは笑みを深めると...お腹を名残惜しそうにすりすりと撫でてから、大きな手が脚の方へ下がっていく。ゆっくりゆっくり...そして、下着の中に手を差し込むと、軽く揺らした。びりびり、と...子宮から揺らされて新しい快感に身をよじる。

「ああっあぁ...!」
「頃合いのようだ...ここは更に感じやすい...ゆっくり、手解きをしないとならんな」

するり、と下着が脱がされる。濡れたあそこが外気に触れるけど、ひんやりとした感覚は薄かった。外に、下着状態なのに寒さも逆に熱さも感じない。くしゃみもすることがない。変な感じだった。
時雨さんの指が、そっと...おまんこを上から撫でると...くちゅ、と水音が聞こえる。そして太く長い二本の指が添えられ、ぐっと割り開かれる。ああ、とうっとりしたような時雨さんの声は興奮交じりで心臓がどきどき言っていた。

「よく濡れている...今にも、欲しいと言わんばかりだな」
「ふ、ぁぁ...見ないで、」
「見るに決まっているだろう...お前のいやらしいここは、いつまでも見ていられるからな」
「だめ、だめぇ...!」
「だが、まずは...隠れている、こっちからだな」

割り開いた間から、正確に...クリを指先でつつつ、と撫でられるとお腹がぐっとへこんで、思わず時雨さんの胸に顔を押し付けてしまう。指がしゅりしゅり、と皮の上からそっとクリを撫でる。

「ここは特に敏感だからな...優しく触ってやらないとな、」
「ぁ、ああっんんん!クリだめっぁ、はうぁぁ...!」
「腰を浮かせているぞ...気持ちいいんだな?...もっと欲しいか?」
「やぁぁ...きもちいいっクリだめなの、もうっやだぁ、ぁ、あ、あ、あっ!」
「やだ、じゃないだろ?...俺の指だけでこんなにも気持ちよくなっている癖になあ...ほうら、聞こえるか?」

ぴちゃぴちゃ、とわざと音を立てるようにおまんこを指全体で優しく叩く。

「んあああっ!ぁ、だめっ音、んんっ!」
「指一本でこんなになっているぞ..それに....だめ、と言いながら俺の指に押し付けて腰を揺らしているのに気づいていないのか」
「っ〜〜〜〜!!」
「睨んでも可愛いだけだ...ほら、よしよし、大丈夫、...ちゃんと気持ちよくなれて偉いな」
「ぁ、クリやめてっもう、ぅぅ...いじっちゃだめ、!」
「...クリ、とはどこのことだ?...俺は俗世のことには疎いからな、どこのことか分からん」
「あっぁ、なにっわかんな、...んんんっそこ、ぁ、!」
「そこ、とは...はっきり言ってくれ、じゃないと止めてやれないからな」

時雨さんはクリを指一本だけで、根元から先まで往復させながら弄り続ける。意地悪だ。たとえ言葉の意味が分からなくても、時雨さんが触っているのはクリだけなのに。

にちゅにちゅっぐちゅぐちゅぐちゅっ...

「ぁ、あっ...いま、時雨さん、が...弄ってるとこ、んんっ」
「それだけじゃ分からないな...もっと具体的に言えるだろう?」
「あぁぁぁぁ...っ!もうだめっぁ、クリっイく、イっちゃうの...!だめ、ぁ、ぁ、!」
「我慢せず、たくさん声を出していいからな...どうせここには誰も来ない...誰一人、俺とお前以外」
「んんっ、ひぅぅぅうう...ッ!あ゛っあんん......ッ」
「俺に甘える可愛い声だ...そら、もっと出してもいいぞ」
「ん、ぐぅ...っあっだめ、ねえっイったの、にぃ...!」
「気を遣ったお前は一等愛らしいからな...もっと見せてくれ、」

指が激しさを増しながら、イったばかりのクリの先っぽをぐちゅぐちゅと撫で繰り回す。イったばっかりで敏感なクリへの責め苦に足がびくびくと跳ねてつま先はぎゅっと丸まる。逃げたい、つらい...!そう思っても時雨さんの広い膝の上で身体は少し強張るだけで、何故か逃げることはできなかった。時雨さんの肩を抱く大きな手を振りほどくことも、起き上がって立ち上がることも出来ない。時雨さんの身体が覆うように上から私を包み込んで、感じることしか出来ない身体を晒すしかない。
快感に身体を震わせて、甘んじて受け入れることしか出来なかった。

「良い触り心地だ...まるで触ってくれと言わんばかりにさっきより大きく、芯を持っているようだが...」
「ちがっ、ぁ、だめっ...やだ、イきたくない...のに...っ」
「そうか?腰を突き出して大股開きで...まるで誘っているようなのにな、」
「ちがうっちが、ぁぁぁぁ...!」
「...ふっ...素直に認められない子には仕置きをしてやらないとな」

そう言って、指でぐちぐちと撫でるだけだったのを、もう一本の太い指で挟んで上下に扱き始めた。大きい指の間で私の小さなクリがもみくちゃにされる。身体ががくんっとのけ反って、堪える間もなく喉から喘ぎ声が飛び出した。

「〜〜〜ッ!!ぁ、やだあっんんん゛っそれっつよい゛っ」
「仕置きだからな...こうやって扱かれるのはよく効くだろう?」
「だめッ......!!やめてっぁ、あ゛っん!クリだめになっちゃう...ッ!」
「大丈夫だ、お前は可愛らしいからな...ここがだめになろうと、俺が責任をもってかわいがってやろう」
「なっ、ぁ、そうじゃなく、てぇ...ひぁああっ!ぁ、むりむりむりっそれ、んぁぁぁああ゛っ!」
「根元から扱かれるのが気持ちいいんだな...ほら、びちゃびちゃと愛液が俺の足を濡らしていくぞ...」

ぐちゅぐちゅぐちぐちぐぢぃ...っ

「イくっまたイっちゃうのっ...ぁぁ、指止めてよお...!ああっだめッぐちゅぐちゅしない゛でっ...イくいくいくいくイ゛っ.........ッ〜〜〜〜!!」

脚がぴんっと伸びて、浮き上がった腰を突き出したまま絶頂に達した。強い快感に頭がおかしくなりそうで、見開いた目からは涙がこぼれた。イったクリを時雨さんの指は絞るようにゆっくり扱く。もう、だめっなのに......っ!

「はぁっあ゛っん...ああっ、ぅっん...はぁ、はぁぁ...っ」
「ああ、気持ちいいな...気を遣るのは何度目だ?敏感なお前はずいぶんと愛らしい」
「は、んん...ぁ、あ...」
「もう少し愛でてやろう...イったばかりのここを扱かれるのは泣きそうなほど気持ちいいだろうなあ」
「あッひゃぁっだめだめだめだめ゛っもおやめでっ!イったのに...い、ったぁ...うああ゛っ」
「だめじゃないだろう?...どこもかしこも蕩けて、堪らないんだな...」
「んんん゛っそこだめ、クリっお願い時雨さん゛っそこもう虐めないでっクリ辛いの...!」
「だから言っただろう、クリとは、そことは何処のことか、と」
「んん゛ぅぅ...だって、ぇ...ひ、ぁ、うう゛っん!」
「やらしく言うんだ...上手に言えたら扱くのをやめてやろう...」

ねっとりと、ゆっくり扱かれがくがく震えながら腰を何度も浮かせる。これが終わらないのはあまりにも辛い。意地悪な時雨さんは「ほら、言ってみろ」と私の耳元で低く囁く。

「あ、ぁっ...わたしの、んん...はぁ、ぁ...クリ...」
「そうじゃないだろう?」
「んっ...ここ...えっち、な...突起...んっ...すぐ、イっちゃうの...」
「ここを弄られるとどうなるんだ?」

にちゅ...ぬちゅ...ぐじゅぅ...

「ぁ、ひぁぁ...っ...だめ、ん...っおま、んこ...いっぱい、濡れてぇ...腰、へこへこ、しちゃうの...っ」
「それで?」
「気持ちいいの...ッ止まんなくて、...何回も、イって...あ、ぁぁ...っおかしく、なっちゃう...ぅぅ...も、許してぇ...っ」
「ああ...いい子だ、良く出来たな」

よしよしと頭を撫でられ、偉いな、と囁きながら時雨さんに額に柔らかくキスを落とされた。するりと時雨さんの紙が頬や首筋を撫でるのすら、小さな快感だった。でも...クリを弄る手は止まっていなかった。なんで、おかしい...っ

「止めて...ゆび、だめ...っ」
「扱くのはやめてやっただろう?...お前のこのやらしい...可愛い、ぶっくりと膨れたここはもう少し指で虐めてやろうな...」

人差し指が裏筋からひっかくように弾いて、腰がかくかく震える。さっきより刺激はましになった程度だ。でも...さっきと違って母指球のあたりが...お腹の下のあたりをぐっと押しながらだった。初めに触られた時より...きゅんっと疼くような感覚がすぐに広がっていった。

「はぁぁ...んっ...あ、ぁぁ...」
「可愛い声だ...俺に胎を満たしてほしいと甘えるような、」
「ん、はぁっ...あ、あぅ...だめ、うう、ぁ...揺らさないで...っ」
「想像してみろ...この甘く疼く胎の奥を...何度も突かれて、満たされることを」
「ひ、ぅぅ...だめ、ぁ、言わないで...っ」
「お前はどちらが好きなんだ?...優しく小刻みに突かれるか、激しく子宮を突き上げられるのと...」
「〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
「ひくひくと蠢いているぞ...想像するだけで愛液を垂らしたな?素直でやらしい女には極上の褒美をやらないとな...」

時雨さんの言葉通りに想像して、...頭の中はそれいっぱいになった。この甘い疼きを満たしてほしい。なのに...時雨さんがちゃんと触っているのはクリだけで、そこばかりが気持ちよくなる。気持ちよくなっているのに、物足りない。

「っ、クリやめて...っ...あ、あっいっしょに...動かさないで...っ」
「どっちも気持ちいいだろう?」
「やだっ...ぁ、また...クリイっちゃうの...ん、ぁ、ああっ!」
「ああ、存分に気を遣って良いからな...特に裏筋がお気に入りか?」
「ん゛っん゛ぅぅぅ...そこやぁっあ、ぁ、ああ、あ゛...!!」

くちくちくちゅくちゅぐちゅ...っ
ぐぐぐ...ぐにっぐにゅぅ...

「やだっもうゆるひでっ...おなかだめっぁ、ああ゛んっおねが、ぃ...ぁ、あ、あ゛っあっあっ......イ、くぅ...ッ」
「よしよし...気持ちよくなれて偉いぞ...」
「っ、んんぅぅ...はぁぁ...ぁ、あ、...んッ」
「胎の方も十分感じているようだ...才能があるな」
「もうやだぁ...ぁ、気持ちいいのに...おなか、切ない...っ」

クリでイったのに、お腹の奥の疼きが止まらない。おまんこはずっと欲しがるみたいにひくひくしていて、何でもいいからナカに入れて欲しい、そんなことを思ってしまう。それはきっと時雨さんにもバレているのに...この人は気づかないふりをして...今もクリを優しくとんとん、と叩いている。そしてお腹を軽く押し込みながら、ぶるぶると揺らす。

「ぁぁぁぁ...っそれ、んんぅぅ...!」
「これが気持ちいいか?どこもかしこも敏感でやらしい身体だ...」
「ぁ、もう...おなか、つらい...もっと気持ちよくしてぇ...っ」
「ああ...可愛いな...それなら、どうしてほしい...?」
「ぁ、んんぁっあっ...時雨さんの指っ...長い指で...奥いれて...おなか、直接よしよし、してよぉ...!」
「愛らしいおねだりだ...だが、それだけじゃ足りないな」
「なんでぇ...っあ゛、あっあっ!」
「お前は教えてくれればいいだけだ...お前の、名を」
「な、なまえ...っ?」
「ああ、...お前の胎を侵すのにお前の許しが必要だ」
「ひうぅ...っん、は、ぁぁ...っん、んん...ぁ、」

なんで、私は時雨さんに教えていないんだっけ。昔何度も遊んだのに、私は時雨さんの名前を教えてもらったのに。

ー−知らない人に名前を教えちゃいけないよ。
ー−真名を教えてはならん...二度と帰れなくなるからな。
ー−名乗ったら最後、神隠しに遭う。昔からの言い伝えだ。

誰が、そんなこと言ってたっけ...ああでも、誰でもいいや。このお腹の疼きを時雨さんが満たしてくれるなら、そんな約束...。

「つゆり...名前は、つゆり...っ!」
「ああ...つゆり、つゆり...なんて愛しい響きだろうか」
「はぁぁ、ん...はやく、時雨さん...!」
「ようやくお前を俺のものに出来る」
「ぁ、ぁ、あっあっ.........〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

もう二度と離さない。お前は俺のものだ。
時雨さんの低い囁きは、耳から頭の奥にまで響き渡った。そして、その瞬間から私は...この神様のものになった。





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