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マフィアなαに激重感情向けられて強制発情よしよしエッチで気付けば番になっちゃう話






   


由良・・・オメガ。おとなしいJK。
玲王・・・アルファでマフィアの幹部。来日中だった。



男女の性別以外に、アルファ、ベータ、オメガという3種類の性別がある。多くの人はベータで、ベータ同士で普通の結婚をする、らしい。
私はそれに憧れていた。
クラスのカップルは楽しそうに手を繋ぎ、幸せそうに放課後の話で盛り上がっている。別にアルファになりたい、なんて思わない。自分の性別を気にしないで生きていければそれで良いのに。

抑制剤、発情期、そんな言葉が常についてまわるオメガはアルファからもベータからも下に見られる。そんな優越感を滲ませるような視線に耐えきれず、学校が終われば逃げるように教室を出た。
学校を出れば、その視線は消える。自分の性別がバレたのは、人より強い発情期を抑えるための強い抑制剤を買うお金がなかったから。誰が悪いと言われたら私が悪いのかもしれない。

親の憐れむような視線も辛くて、家に帰るのも憂鬱だった。だんだんと暗くなり、ネオンの看板が輝き始めた夜の街をあても無く進む。この瞬間だけは、誰の視線も感じずに穏やかな気持ちでいられるから。

黒い車がガードレールを挟んで通り過ぎていく。ちらりと見れば、私でも知ってる高級メーカーの車だ。私以外も珍しいからか、みな通り過ぎたそれを振り返っていく。
その車が、不意に脇に寄せて止まる。20メートルほど先で止まった車は少しの沈黙の後、後部座席から男の人が降りてくる。

「わあ、」

思わず、声が漏れる。鮮やかな金髪を後ろに撫で付け、遠目でもわかる黒いコートが風に靡く。暑くないのだろうか、コートを着るには少し暑い時期だけど。そんなことを思いながら、だんだんと近付く。

私以外もみんな見てた。異国の血が流れるだろう堀の深い顔立ち。何より、背が高い。頭ひとつ分は飛び出ている。存在感が桁違いで、日本ではあまり知られていない海外のモデルか俳優じゃないだろうか。
どちらにせよ、あまり関係ない。男はゆるりと辺りに視線を向けて、何かを探すような仕草をした。目が合うのが怖くて思わず視線を下げる。人の往来の多いこの道路では、私の姿は埋もれてしまうだろう。

こんな高貴な人...アルファの目につくべきじゃないのだから。

歩道の目地を辿りながら、少し歩みを早め、神経を尖らせる。どうしても、オメガはアルファの影響を受けやすい。彼の視線に当てられたら薬の効力なんて無に帰すに違いない。
早く通り過ぎて...。祈るような思いを押すように生ぬるい風が身体を追い越して頸を撫でていく。
そのせいで、見つかるとも知らずに。

「なんだ、お前か?」
「え...っ」

風が吹いてすぐ、道の真ん中で肩を掴まれ、反射的に視線を上げてしまう。そこには、その男がいた。鋭い視線がまじまじと顔をなぞっていったのが分かって、身体が強張る。
なに...なに?お前か、って...どういう意味だろう?

「妙な匂いだと思ったが、間違いではなかったようだな...にしても、随分と若い」
「なに、あの...人違いじゃ...?」
「オメガだろう?」

なぜ、バレたのかまるで見当もつかない。まだ発情もしてないし、薬で匂いを抑え込んでいるのに。それにオメガだからって。オメガは数が少なくても、日常的には度々いる割合だ。初めて会った、なんてことはあり得ないのに。
不意に、道のど真ん中でこの人に腕を掴まれて立ち止まっていたことを思い出す。人がこの人を中心に距離をあけて、けれどこの人を見ながら通り過ぎていく。

「......ここだと目立つ、来い」
「ちょっ...と、待ってください...!」
「目立つのは嫌だろう。それにこんなとこで発情するのも、」
「っ、」
「悪いようにはしない...名前は?」
「な、まえ...」

肩を抱かれ、ぐんぐんと進んでいくこの人に逆らえない。周りはうるさいのにこの人の声だけは明瞭に聴こえて、...名前なんて言うべきじゃないのに、逆らえず...ぽろりと唇から名前が溢れる。

「由良...です、」
「由良...由良か。悪くない響きだ...俺は玲王だ」

車のドアをさっさと開けると、玲王さんは私を車に追い立てる。膝が震えた。意味がわからない...でも、何か、とんでもないことが起きていることだけは分かる。震える膝が、驚くほど柔らかいシートに吸い込まれ、崩れ落ちるように車に乗り込むとそのまま玲王さんは隣に乗り込んでくる。
出せ、という低い声に肩が跳ねる。車は緩やかに加速していき、みるみるうちに毎日のように歩いていた喧騒とも離れていった。

「こんなとこで見つかるとはな、」

ほんの少し...歓喜を滲ませた声に、怒っていないことだけは分かって安堵している小心者の自分がいた。





くらくらするほど見上げると高いホテルに、制服のまま連れられて、エレベーターはどんどん高く上り、気付けば広い煌びやかな部屋にいた。自分の家よりよっぽど広そうな一室の真ん中で。眩い夜景を呆然と見つめていると何かしら電話をしていた玲王さんは肘を掴みベッドの方に。膝の裏がベッドにぶつかり思わずお尻をついて、恐々と玲王さんを見上げる。
そして、何の説明もなく服に手をかけられる。

「あっ、あの...玲王さん...まって、なんで服...」
「...着衣でするのが趣味か?」
「着衣...?なんの話っ、あっ...!」

脱がされたブラを玲王さんは放る。そのまま大きな手がそっと胸の上に手を置くと、ゆっくり揉み込んでくる。

「着衣セックスは趣味じゃないな、」
「せっ、くす...?」
「何だ、何をすると思っていたんだ?...もしや頭の回転は悪い方か」
「なっ、...何で、...えっち、するんですか」
「運命の番なんて言葉は気に入らないが...アルファとオメガが本能で結びつくんだ、その先にあるのはセックスだろう?...ああ、エッチという言葉でも構わないが」
「運命...?わ...私と...えっ?あなたが?」
「玲王と呼べ。...なんだ、匂いがわからないのか?鈍い上に随分と鼻が悪いな」

冷たい言葉に、反射的に肯定するような言葉が出るのは私の癖だった。

「ふ、不出来なオメガだから...」

口をついて出た自虐的な言葉のあとに空笑いが誤魔化すように溢れる。その瞬間、玲王さんの視線が更に鋭く、冷たい空気になって、本能的に恐怖に身体が震えた。

「不出来だろうが俺の番だ...この、俺の。あまり自分を下げるなよ、番のことを悪く言われるのはどうやら俺の気に障る...例え、お前自身が言ったとしても」
「番なんて...嘘に、...あっ、ん」
「触れただけで過剰に反応してここを尖らせたのに?」
「んっ...あ、ぁっ」
「良い反応だ...抑えるなよ、正直に身体を委ねろ」
「ひ、ぁん......は、ぁ、あっ」

指先で硬くなった乳首をくりくりと弄られ思わず身を捩る。身体がどんどん熱くなって、息も荒い。どうしよう...、
漏れ出る声が恥ずかしくて俯けば、顎を掴まれすぐに戻される。冷たい目が潤んだ目と熱くなった頬を順に見て、ほんの少し視線を下げると顔が近づいてくる。その先の行為を想像して、思わずぎゅっと目を瞑った。

「ぁ、んっ...」
「...ふ、」
「ん、ん......ん、ぅ」

リップの塗ってない、パサついた唇をぺろりと舐められる。ぞわっと背筋が震えて顔を背けようにも、角度を変えてどんどん押され、鼻先が何度も擦れる。れろ、れろと何かを促すように何度も唇を舐められ、「んー!」と叫ぶ。逃げられない...っ

「...っ、随分とへたくそなキスだな」

だって、初めてだ。そう言わなくても...きっと、玲王さんにはバレてるに違いない。
でも下手くそと言った割には、満足げに口端を上げて...ほんの少し笑ったように見えたのは不思議だった。どうしてだろう。
慌てて必死に息を吸う私とは反対に、玲王さんは悠々とネクタイに指をかけて引き抜くとシャツのボタンをいくつか外して、またすぐ唇が近づいてくる。目も、唇も固く結ぶ。

「んっ、うっんぅ...っ!?」
「...」

乳首をきゅっと摘まれ、そのままこりこりと上下にこねるような動きに腰が跳ね、思わず開いた口の中に濡れた、ちょっぴり冷たい...玲王さんの舌が入ってきた。どうしたらいいのか分からず、されるがままに玲王さんのキスに翻弄される。舌先が絡むと、ちゅ、と吸われ...首の後ろからぞわっと不可解な熱が広がり、鼻から甘やかな息が漏れていく。

「ん、ふぅ......っ」
「...すっかり肌が色づいたな...ここにもキスしてやる、」
「うそ...あっぁんんっ」

ふにゅ、と揉まれたまま胸の先に薄い唇が落とされるのを信じられないような思いで見つめる。鋭い眼差しはそのままで、ちう...という音とともに吸い付かれ背筋を甘い痺れが迸った。そして...次の瞬間、ぐわんっと頭が揺れ全身の体温が一気に上がった。

「ぇ、え...っだめ、なに...?」
「っ...匂いが増したな、」
「ぁあっ...や、ぁぁ...ん、んん...!」
「今度は舐めてやる」
「っひぁ、あ、あ!......はあ、はう、ぅんん...っ」
「ん...力を抜け、身をよじるなよ...そうだ、...ふ、ここを撫でられるのが好きなのか」
「はー......ん、んっぁ、ふぁぁっ...むね、だめ...っ」

すり、と腰を撫でられながら乳首をぬるぬると舌がはい回る感覚は...恐ろしいほど気持ちいい。怖いのに、全身の力がくったり抜けていって...気持ちいいのを受け入れていく。こんなのは初めてで...泣きたくなるほどの甘すぎる快感がじいんと響いた。
発情期の感覚と一緒なのに、いつもは空っぽで辛いと思うだけの心がじわっと満たされていく。

「顔が蕩けてきたな...そんなに気持ちいいか?」
「ん、あっあぁ...きもちい、です...」
「だろうな...ここからも、甘い匂いがしてきた」
「あっ、そこは...ん、あんっ!?」
「キスと胸を弄られただけでこんなになるとはな、...すっかり蜜を滴らせて、ひくついてるな...」
「ぁあ...やぁ、あ、みないで...ふぁ、あっ」
「逃げるなよ、見せてみろ」
「だめ、玲王さん...っ」

パンツを下ろされ、誰にも見せたことのない場所を...玲王さんに見られている。それだけでも気を失ってしまいたい光景で、怖くて逃げてしまいたくて、思わず手を伸ばしていた。
そうしたら玲王さんの手が伸びてきて、叱るように乳首をぎゅっと摘まむ。気持ちいいより先に痛いが来て、身体が勝手に強張って気づけば...張りつめてきたものが解けるように涙が零れる。泣くなんて、とおろおろして拭おうとしていると、私の涙に気づいた玲王さんが、顔をしかめて...短く息を吐くと、今度は優しくすりすりと乳首の周りを辿って、乳首の先を優しすぎる力でそっと...撫でた。

「初めてか?ここを触られるのは」
「んっ...はい、」
「そうか...ここを触って、お前を気持ちよくさせる最初で最後は俺だからな、由良」
「ふぁぁぁぁ......っ」
「ああ...優しいのがお気に入りか?...分かったからそんなに泣くなよ......もう痛くはしない」

そう言って逃げかけていた腰を引き寄せられ...クリにそっと優しく触れてくる。
その瞬間にぶわりと腰から広がった熱に、「は、ぅあ......っ」と甘い声が上がってしまい、一気に...おまんこからじわっと滲んでくるのが分かって、顔が熱くなる。
快感に強制的に発情を呼び起こされ、全身を苛む熱に身体が茹ったように熱く、意識がぼんやりする。

「気持ちいいか?」
「きも、ちぃ...っ」
「蕩けた顔してるな...こうやってすりすりすると、腰が...かくかく浮いて、イきそうなんだろ?」
「あ、ぁっん...い、きそう...?」
「...発情期でここを触ったりしたときに、身体の奥から熱がはじけるような感覚がなかったか?それが絶頂で、そうなったら...イく、って言うんだ。知らなかったか?」
「ん、はい...ぁ、あっぁぁ...!」
「素直な良い子には...褒美にイかせてやる、」

玲王さんの長い指がくにゅ、とクリを優しく摘まんで...ぬるぬる、と滑らせると腰が抜けそうなほどの甘い快感が襲い掛かってきて、足がぴんっと伸びてしまう。なに、これ...おかしい...!
ぬるっぬりゅん…ぬるっ

「イけよ......ほら、イけ、イけ...っ」
「ぁ、玲王さ、ぁんっいく、いくの...!ひぁ、あ゛、んっ......〜〜〜〜〜〜!!!」
「全身真っ赤だな...ああ、ほらあんまり爪を立てるなよ」
「ん、は、ぁ...っ」
「爪を立てるなら...こっちだ。そうそう、由良...」

するりと、握りしめた左手との間に玲王さんの手が伸びてきて、冷たい温度が絡みつく。ふうふう、と息を吐きながらも心地いい感覚に溺れていくような感じで。

「ちゃんとイけたな...」

すりすり、と鼻先が擦り付けられながら、また...キス。手を繋いで、キスをして...もう片方の手は未だに快感に震えているクリを慰めるように指先で弄られ.....頭が強すぎる快感と...ふわりとした多幸感についていかなかった。




「よしよし、」

背中を玲王さんに預けて、よっかかりながら揺れる視界で、はじめての強すぎる快感に酔いしれていた。
髪の間をかき分けるように撫でていく冷たい指先と、熱い舌がうなじを舐めていく感触、それからお腹を押し上げる...玲王さんのとで、全身は熱く息は常に荒い。どうにかなってしまいそうだった。
じゅぶっじゅぷっじゅぶぶ...

「あっ、ん、ん!」
「項を舐めるたびに...ナカがきゅって締まるな、」
「だ、ってぇ...ぁ、んっんぁぁ...」
「また締まった...はじめはキツかったが随分と馴染んだだろ...もう、俺のための身体になりつつあるのかもな、」
「や、んんぅ...っは、ぁ、ぁ、あっおく、おく、イっちゃう......ぅ、う〜〜〜〜っ」
「よしよし、ちゃんとイけて偉いな」
「もお、やだぁ...ぁ、だめだめっまた、ぁ、ああぅぅ...っ」
「暴れるなよ、力を抜け...俺を拒むなよ...ほら、よしよし...そう、良い子だな」
「んッぁ、ぁんんっだめ、ぁ、ん、ん......ひゃぅ、うっん!」
「よしよし...ちゃんとおまんこも気持ちよくなって偉いな...ここ、お腹のとこ...こうやってすりすりしてやるから、ナカのちんぽ感じながらぎゅーって...締め付けてみろ...」
「はぁ、ぁ、...んっ......ぁ、あっあっんっあああっ!まっ、くるっ...ぁ、おまんこくるの...っ止まんなくなっちゃう...っ」
「はぁ、堪んないな...」

言われるがまま、締め付ければ奥からぎゅーっと快感が昇ってきて一気にだめになる。気持ちいいのが怖くて逃げたいのに足先まで力が抜けて、座り込めば余計に玲王さんのを迎え入れていて...堂々巡りだった。舐められた項を撫でる熱すぎる吐息にすら感じて、きゅっと...お尻まで力が入る。

「はあ...もう、番にするからな...っ」
「ま、まって...!だめ、...だめ、です」
「ああ...?なんでだよ、こんなに...まんこは今にも番う準備万端なのに?」
「ちが、...ちがいます、だって...」

言葉が、つっかえたみたいに出なかった。それを焦れったいと言わんばかりに腰を揺らして...そのせいで、更に奥に入ってきて背中がのけ反る。

「ん、ぁああっ!」
「言いたいことがあるなら言えよ...じゃないと抱き潰したらまともに話は聞けなくなるからな、」
「あっん、...すとっぷ、...して、ぁ...っ」
「分かったよ...ほら、由良」
「あの、私...何も出来ないし...あ、頭もよくない、それから運動も...オメガの中でも、だめなの」
「......」
「玲王さんのようなアルファの人には...どうしたらいいか、分からなくて」
「.........」
「だから、あの、」
「分かった、分かった」

分かった。分かってくれたんだ。私の要領を得ない言葉でも。
良かった、とほっと胸を撫でおろした。その瞬間、私は一番油断していた。
がぶ、と項を襲う熱い痛みにも似た、甘い衝撃に視界がぐっと揺れた。なに、なんで...あれ、

「あっ......ん、ぁ、ぁぁ、......あ゛んっっっ!!!!」
「何もできないことくらい許してやる...何か出来たとしても、俺のいる世界じゃ少しも通用しないからな」
「〜〜〜〜〜っ!!!!」
「素直に番になれ...そして俺だけに愛されていれば、他には求めていないからな」

全身が沸騰したように熱くて、少しも動いていない玲王さんのをずーっと締め付けて、おまんこがきゅんきゅん疼いている。自分の身体じゃないみたいで、少しも制御が効かない。目の前の...強いアルファ性に魅入られていて...心と身体が切り離されているみたい。
項に立てられた歯が、もう戻れないと言わんばかりにじんじんと響き、がくがくと全身が痙攣した。

「そんな...っぁ、ああんっだめぇっ!は、ぁううっん、ぁあぅぅうう゛んっ」
「発情した獣の可愛い鳴き声みたいだ...どうだ?全身が煮えたぎるように熱くて、お前のここは...俺のをみちぎるみたいに締め付けて、悪い子だな...その癖、だめと言いながらも喜んでるだろう」
「だってぇ、ん、あっあっ!......きもちよすぎ、てっ...だめになっちゃぃます、ぅんっ、ぁ、あっんっんんっっ!!」
「動いていないのにこんなんじゃ......おまんこの奥をたーくさんずぼずぼされたらどうなっちゃうんだろうな」
「それだめっ...いま、びん、かんだからぁ......ぁぁああああっ!!!」

ずちゅっずぶっじゅぷっじゅぷっじゅぼっ

「ん゛っんぅぅううっ!こ、わいっだめ、だめだめだめぇ.........ッ!!!!」
「気持ちよすぎて怖いんだろう?...よしよし、悪いがこれに慣れてくれないと困るんだ、」
「ひっぅ......ん、ん゛ぅぅぅぅ......」
「そんなに震えて......ほら、全身撫でてやるからお前はここでたくさん感じて、身を委ねていればいい」
「はっぁんっまって、そこ、さわらな、ぁ、ひゃあっ......ん゛っ」
「忙しい奴だな...この随分と尖った乳首を触られるのがそんなに気持ちいいか...?触ってほしいと言わんばかりに赤くしてる癖に」
「ふ、ぁ、ぁんっだって、ぇ......ぁ、だめえ...!」
「よしよし...ここもたくさん撫でてやるからな、」

そう言いながらも玲王さんの指は乳首の周りをくるくると撫でて...気持ちいいよりもどかしいような刺激だった。お腹にぐっと力が入って...そうしたら玲王さんのをまたぎゅっと締め付けて、その状態でぐっと下から突き上げられると、目の前に火花が散った...ぁ、だめ......っ!

「ぁ、それ...っイ゛......っ!!!!」
「っはは.....すげえな、由良」
「ん゛ぅ......〜〜〜〜っは、ぁ...っ!」
「まんこの震え止まらないだろ...ほら、お前の腹ごしにも感じるよ...」

汗に湿ったお腹に玲王さんの空いた手が当てられる。大きな手に...びくっとお腹の奥が疼いてしまう。

「子宮が欲しがりさんになってるな...?」
「言わないで......っ、ぁ、んん゛っ」
「ごまかすなよ...俺のちんぽに吸い付くために...降りてきてるんだろ?番の子種が欲しいってな、」
「ぁ、ん......やぁ...っぁ、だめだめだめ...ほ、んとに...おく、キスしちゃぅ...っ」
「あとちょっとだな...そのために、ほら...口開けて、指舐めてみろ......ん、良い子だな」
「は、ぁ...なに、するんですか、.........ぁ、あッ」
「早く弄ってって赤くぴんと起ってる...乳首、」

ぶちゅ...ぬるっぬりゅん...ッ

「ほら...お前の子宮と俺のちんぽ、...熱いキス、しちまったなあ」

だめだ...だめ、だめ...これは、...っ頭、とけちゃう......!
頭から何も考えられなくなるほどの甘い衝撃に身体が貫かれたみたいで、もうなりふり構っていられない。気持ちいいのが怖くて辛くて、なのにお腹に当てられた手は力が入っていないのに私を少しも動けなくさせた。
頭を振って、快感を逃がそうにも逃げるどころかお腹に快感がじわじわ溜まって...呼吸をするのが精いっぱいだった。

「ああっもうぅ......っおまんこの、奥...ぐずぐず、に、なっひゃぅ...!もうむりっぁ、ぁぁぁむりむりむりぃ...!」
「溶けちまえよ、ほら...とちゅとちゅ、って...濃厚なキスしてる音が聞こえてくるなァ」
「っんんんんん゛ぅ!!!おく、もお許してぇ...!玲王、さぁ...っあ、ん、ひぃぃぃ...」
「噛まれたここ...舐めながら、思いっ...きり、たぁくさん...奥に出してやる。オメガの番になった直後の子宮は、一段と敏感になって、...孕みやすいらしいからなァ」
「ぁっ、そんなぁ、あ゛っあ、あかひゃんっ出来ちゃう、の゛...っ」
「そうだな...ここ、子宮の入り口のとこ、ちんぽでよしよしってして......」
「よし、よひっ...うう、あ゛ッんっしない、れぇ...っ!」
「こうやって、よしよしってして...おまんこが緩んで、期待に疼いたところで.........っと、」
「う、そっうそうそうそ、んんんうう゛うぅぅぅぅッ!!!!」
「子宮の入り口が嬉しそうに吸い付いてきてるな...欲しい欲しいって、俺のこいつがそんなに好きか?なあ、由良」
「おく、きてるっ...だめになってるぅ...ッ......あ゛っ」

乳首をぬるぬると弄る手と、お腹を優しくさすりながら逃がす気のないもう片方の手、それからおまんこをゆっくり、ぐぅぅ...っと押し込むような熱に......意識が飛びそうだった。首をのけぞらせながら強すぎる快感に酔いしれて...身体がばらばらになりそうだった。
がくがくと身体を揺らしながら、せり上がってくる熱に何とか踏ん張ろうとしたとき、項にちくっとした痛みが走った。それが玲王さんの唇が強く吸い付いたと知ったのは、身体が思いっきり跳ねたのと同時だった。

「あ゛っっっっ......ひ、ぃ゛っん゛〜〜〜〜〜〜!!!!」
「忘れるなよ由良...お前が俺の番で、一生俺のものだってことを」
「っ、ん゛ぉ...っぁ、あ!.あんっ......〜〜〜〜〜〜〜ッ!」
「ナカに出してやるから...それまではトぶなよ」
「ぁ、いっちゃう......ん゛っんっゆるしてっ...ぁ、変になるのっ...あッあっおまんこ、っイ゛ぐぅ...ッ......」

熱いものが奥にびゅーっと勢いよく吐き出された瞬間、快感だけでなく満足感を覚えながら、意識は底に落ちていった。


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参加中:恋愛至上主義