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1時間以内に”イったら出られない部屋”に触手と閉じ込められた女の子の話



ぼんやりとソファに座って、疲れた目元を揉みこむ。みんなが週末に遊びに行っているのに、奨学金で大学に通う私は諸々の生活費を稼ぐために、居酒屋のバイトを終えたところだった。せっかくの週末なのに寂しいになあ、なんて自嘲した。そして目を開けると気づけば知らない部屋にいた。

「え...ここどこ?は?」

片付けのできていない、下着が散乱する築40年のアパートの一室じゃない。真っ白で汚れ1つなくて、でも部屋としては致命的と言うか...そう、ドアも窓もない部屋。あるのは今座り込んでいる白いソファだけ。他に、何もない部屋で。いや、1つあった。天井間近の壁に、何も映っていないモニターがついていた。
未だに何が起きたのか分からないまま、立ち上がる。もしかしてソファで寝ちゃった?でも、自分の感覚が夢の中とまるで違うことが分かっている。

ふらふらと吸い寄せられるようにモニターの前にいけば、見計らったみたいにモニターの画面がつく。その画面には...

「......1時間以内に絶頂したら......出られない部屋?」

そのまま読み上げて、思わずもう一回読む。読み間違いかと思ったから。でもその文は何度目を擦ってから見つめても、そのまま。

「はは...変なの、」

もしかするとこの部屋主は、罰ゲームか何かのつもりなのかもしれないけど、正直拍子抜けだ。これで出られなくなる人がいるとは思えない。
文面は消え、60:00から59:59に変わる。はじまったからといって部屋に何か動きがあるわけでもない。変な空気が漏れてくるわけでもないし、疲れてるからもう寝ちゃおうかな、とソファに座りなおす。どうせ寝たら1時間なんてすぐだし、結局夢かもしれないし。

目を閉じて深く息をする。肌寒いわけでもないのにモノが少ない部屋のせいか、物足りないのは普段から部屋を綺麗にしておけということなんだろうか。慣れない環境だからソファに横になったまま、ふうと息をつく。そのとき、ぴたん、と柔らかいものがぶつかったような音がした。

なに...?と目を開いて、目の前のものに釘付けになる。

何もなかったはずの床の上にうねうねと蠢く透き通った緑色の湿った奇妙な生き物...え、これ生き物なの...目も、口もない...植物?違う、生物なのは間違いない...でも、なに?...まるで、そう、例えるなら...

「触手...?」

私のつぶやきを肯定するみたいに触手の腕がしゅるりと伸びて、一瞬間をおいてソファから飛び上がるように立ち上がった身体をいとも簡単に、捕まえる。抵抗のために持ち上げた手首をとられ、ぶちゅという音がして、生ぬるい感触が広がった。ぞわ、と背筋が震えて逃げたいのに身体は強張るばかりで、いくつもの太さの異なる触手が服の上から掴んでくる。

「ちょっと......やめて、よ...もう、!」

触手は身体の上を無遠慮にはい回る。知性があるのかは知らないが、とりあえず気になったから撫でまわす、そんな手つきだった。胸の上も足も、頬も撫でていく触手にもがきながら逃げようとするけど、柔らかいのに拘束力は強くてじたばたとするだけ。そうしているうちに一段と細い触手が襟ぐりから入り込んでくる。谷間を撫でて汗ばんだところを何度も往復して、わざとかと思うくらい胸の周りを入念に動き回る。

「ぁ......っ」

むっちりとした柔らかい感触が、絶妙な力加減で身体をはい回る。はぁ...はあ...っと、それだけでも息が上がるような、僅かな快感を感じていたのに、不意に乳首に掠って反射的に声が出てしまう。
こり、とか、くにゅ...とかそんな感触を不思議がったみたいに、ぞろぞろと触手が乳首の周りに集まってくる。

「やめて...っ、ぁぁ...もう...!寄って、こないで......っ」

乳輪を...ずる、ずる...と這う動き、なのに乳首には触れてこない...。まるで様子見でもするみたいで...細い触手がぎりぎりまで距離を詰めてくる。

「ん、ぁ、ぁ......は、ぁ」

服の下で、触手が乳首の周りをうぞうぞとはい回る光景を思い浮かべ...また、熱い吐息が漏れる。その触感を神経を研ぎ澄ませて追っている自分もいた。

「ぁ、あ...ぁ、ま、ってぇ...っぁ、ちくびだめ......ね、え...ちくび...だめだから、っ」

ちくびだめ、ちくびだめ...と伝わるかも分からないのに繰り返していた。それを弄られたら最後、この触手に弱みを握られる...それだけは本能的に分かっていた。いっとう細い触手がぐるぐると乳首の周りを這いながら...どんどんと核心に近づいていく。
胸を引っ込めなきゃいけないのに...まるで差し出すみたいにのけ反っていく。

「ぁ、きちゃう...ん、ん、ん......」

こりゅっ......こりこりこり......っ

「ふぁ、ぁぁあ゛っ...ん゛っ」

鼻にかかったような甘えた声が漏れ出るのが嫌で堪えようにもどうにもならない。のけ反らせた胸に触手は餌に飛びつくように、次々とこりこりと挟んだり捻ったり...

「ぁ、あんっ...やめて...っ、さわんないで、よ......!」

こりこり......こりこりこりくりこり...ッ!

「はぁ、ぅ...〜〜〜〜〜〜!」




15分後

胸を吸い付く触手にひくひくと震えが止まらない。ずーっと胸を集中的に責められ、イくほどでもないもののお腹の奥に熱が溜まっていた。乳首もぽってりと赤くなり、今も触手はくにくにといたずらするような手つきで責めてくる。
でも、不意に巻き付けられた触手に身体が浮かされ、ろくな抵抗も出来ずに宙でもがく。そのぶんだけ服の中に容易く潜り込む触手たちはきっちりと穿いたパンツの下に潜り込む動きを見せる。

「は、ん...んっ、」

でもぴったりとしているおかげで、入ろうとしていた触手は行き止まりとでも察知したのが引き返す。ストッキング越しの感触が消えていったことにとりあえずは胸を撫でおろした。

でもぼんやりとした頭の中でも触手が特にすり寄ってくるのは脇の下で...汗ばむそこを吸い付いて...それから、舌のように舐める。何度も...何度も。くすぐったかったはずなのにだんだんと息が上がって、天を仰ぐ。そこには当然白い天井しかないのに。

「なめないで......、ぁ、もう...ちくびやめて、ひっぱらないで......ん、ぅ」

こりこりとした感触に夢中になったように、触手は乳首を自分の身体で結んで引っ張ったり、こりこりと絶妙な力加減で揉みこむ。左右同時だったり、ばらばらだったり、順番だったり...そんな動きに翻弄される。
きゅ、きゅうっと引っ張った乳首につられるみたいに胸が上がっていく。そんな光景が見え、そして...それに今にも飛びつきそうな触手がゆっくり迫ってくる。
ぐぱ、とその触手の先っぽが裂けて...そう、まるで口みたいに。

「ぇ、えっ......まって、まって...たべない、で、」

開いた口からは糸が引き、内部が蠢いて、さらに奥から触手が...少し分厚い、平たい触手...まるで舌みたいなやつが出てきて...

ぢゅう、ぅ、ぅう......っ!!!

「ん゛ぁ、ああんっ...ん、むっ!?」

大きく開いた口に、飛び込んできた触手は胸に吸い付いているのと同じで舌があった。私の舌を絡めると、ぢゅう、と吸って、口の中を舐めて...啜る。乳首もそうで、いくら足をばたつかせて触手を蹴っても柔らかい感触に受け止められるだけ。

「ん、はぁっ...だめ、らめ...っんぁ、ぁ、あっ」

何度も唾液を、残らず啜ろうとする動きに私はふと...嫌な予感が過る。脇の下の湿った場所を吸い付いていたやつも、今口の中にいるやつも...水分をすすろうとしている。人の水分...体液だ。
じゅん、とパンツの下が湿った気がした。

「やだ、ぁっ...すわ、らいで...っん、ぁ、あ、あっあんっ!」

前を開かれたシャツがするすると脱がされ、引っかかっただけのブラが触手に飲み込まれ、上半身は何も纏っていない。下半身も何とかしようとジッパーやボタンを弄るのが見えるけど...そっちはまだ、守られている。

「ぁぁぁ...みないで、ぁ...うそ、乳首が...っ」

引っ張られ、触手に舐められ弄られた乳首はいつもより起っているだけでなく、赤くて...さっきよりずっと大きくなっている。こんないやらしい乳首に...絶望的な気持ちになった。それが透明な触手の身体越しに見える。あまりにも卑猥な光景に身震いしてしまう。
乳首の先っぽの僅かに陥没したそこを爪楊枝ほどの細い触手がくにくにと入り込もうとしてきて、

「んんぅ、ぁううう...ふうう、ふぁっぁぁ...っ」

入れるわけない、でも細い触手がくにくにと乳首を押しつぶしていく。そして...またかぷっと乳首を加えると、ぺろぺろこりこりぐちゅぐじゅっと激しく舐め、吸い付き、捏ね繰り回す。

「ぁ、もうちくび変になってるからあ゛...!」




30分後

いずれは覚悟していたけれど...ようやくボタンを外し、少し固いジッパーを下した触手は買ったばかりのオフィス用のパンツも飲み込んでいく。ストッキングは簡単に脱がされ、身体を覆うものは肌の色に近いガードルとその下のショーツだけになった。
そのころ私を苛んでいたのは、勃起した乳首を赤ちゃんみたいにぺろぺろ舐めて吸い付いて...そして開いて口の上から下までに生えた尖っていない歯に食まれていることだった。
ストッキングの下の蒸れた足先にも嬉々として吸い付かれ、指先の間までねっとり舐められているのも羞恥と快感を煽ってくる。

「ふぅぅう゛......っ!」

背中を撫でたり項を這ったり、触手は絶え間なく蠢いていた。私はどうか...ガードルの下の惨状に気づかれないでと祈るしかなかった。そこに”水分”があると気づかれたらどうなってしまうんだろう、と。
そんな風に思考を他所に飛ばしていた私を引きずり戻すみたいに、かぱっと空いた触手の先っぽのびっしり生えた歯が全方向から乳首をかぷっと食み、身体がのけ反る。

「ぁああっ......〜〜〜〜〜!!!」

じゅうっべろべろっこりっこりこり...っ!

「ぁ、もお...乳首へんになってるってえ...っ!ゆるしてよ、...ッ」

びっじり生えた歯が全方向から乳首を食み、身体がのけ反る。
じゅわっと一層おまんこの奥から溢れた気がして、ああだめっと堪えようとしたのに、追撃のように歯でこりこりこりっとリズムよく食まれ、もうどうしようもない。

「ぬれちゃだめ...だめなのに、っ」

どうにか太ももをすり合わせて、ばれないように...そんな焦りをまるで遊びとでも受け取ったのか、触手は膝裏にそれぞれ回り込み...足を思い切り開く。

「だめえっ......ぁぁぁ...!」

大きく割り開かれたそこを触手がうようよと覗き込むのが分かる。そしてシミに...ちょんっと触れた。

「ぁ、まって、脱がしちゃだめ......お願いやめてよっ!そこはだめなのっ」

シミの上から吸い付いても吸えないことに気づいた触手はすぐさまガードルの存在に気づき、あっという間に脱がしていく。そしてぐっちょり濡れたショーツを容易く脱がしていき...

ちゅう、ぅぅぅ...

「ぁあああ゛!すわないれっそこだめ、」

じゅっちゅっ、ちゅっ

「んぅぅう゛ぅぅ...ちがうの!そこはだめだからっ」

くちゅっくちゅ......じゅっ

「そこ汚いからだめっ...きたないのっねえ゛!分かってんの...!?」

じゅうぅぅ......ちゅっぢゅぅ...

「あっあっん、んぅ...もうやぁ...!」

思い切り吸い付かれ、お風呂にも入れていない1日蒸れた場所を無理やり暴かれていく。気持ちいいというより羞恥心が強くて、どうにか振りほどこうとするけど無理だった。濡れた場所を何度も何度もべろべろと舐め、垂れそうになると吸い付いて...それを繰り返す。
はじめは違和感のが強かったのに、時折...クリに当たって、気持ちよくなってしまっていた。

「ふぁ、ぁ...んんっぁ、あっ」

でも触手はクリの存在には気づいていない。そこに気づかれたらだめだから少しでも変な反応をしないようにと唇を引き結ぶ。
その我慢はあっけなく崩れていく。たまにしかクリに当たらないのがまるで...焦らされているみたいで、否が応でも身体が高まっていく。腰はへこへこと揺れ、足先は伸びたり曲げたりを繰り返す。

「ふうぅ...ん、ぁっあっ...ん、んぅ」

本当は触手にクリを押し当ててしまいたい。でも...ここを出るためには、あとちょっと我慢すればいい。部屋から出たときいくらでも自分で弄ればいいんだから。

「う゛〜〜〜っ...そこ、あてちゃだめ......っ」

でも、我慢がいつまで続くか...もう、限界が近かった。





50分後

「ぁ、入ってこないで...っ!」

肉ビラの間を這い、延々と溢れてくるのをすすっていた触手がどんどん...食らいつくみたいに奥に入ろうとしているのは感じていた。そのたびに触手はほんの少しずつ細くなって、さらに奥へ...を繰り返していた。私は必死に力んで拒んでいたけど...ぬるついたそこを拒みきることは出来なかった。

「ふ、あ゛っぁぁ...っ!」

入ってしまえば簡単だと言わんばかりに触手ははい回っているのが分かった。森の奥の湖を見つけたみたいに、肉壁を這い...吸い付いてくる。
動き回ってはピンポイントで吸い付いて...の繰り返し。違和感と快感は同時だったけど...どこが一番感じるか、まではまだバレていないのが不幸中の幸いとも言えた。オナニーだってあんまりナカは使わない、感じづらいのか...あまり気持ちよくなったことはない。
だからこのまま...あと10分。耐えれば出れるはずなんだから...。

「はぁ、はぁ...あぁ...っん、ぁ、あっあっ」

短く必死に息を漏らしてなんとか快感を逃がそうと、身をよじる。

「やだ、ぁ...やめて、よ...もう、...っ」

すり、すりっと滑る触手が...中のスポットに掠る度に息が上がる。少しずつ火を高められていくみたいに、奥がきゅん...きゅん...っと疼いて仕方がない。乳首をこりこりと虐める力は弱まり、今は優しく舌でねっとり嬲られている。全身を這う触手も力はなく、さわさわと優しい動きになっている。

「はぁ...ん、んん...ぁ、あーっ」

生易しい動きは、身体に優しいどころか毒のように侵食していく。
......きもちい、ぃ...

「ん、ぁ...っなめないで、ぁぁぁ...ふ、ぁ、ぁんん...」

とけちゃう...身体変になってるみたい...。
気持ちいいなんて感じたくないのに、頭はもう快感としか受け取らなくて...口端からだらりと涎が溢れて、それを我先にと触手が食いついてくる。

「ふぁっぁ、ぁ......そこ、こすっちゃ、ぁぁ...っ」

浅いところを不意に擦った先端に身体ががくんと跳ねる。咄嗟に触手を思い切り掴むけど柔らかいスライムのような触手じゃたいしたダメージもないみたいに、変わらず動き続ける。
頭がふわふわと軽くなっていく。

「がまん...我慢しなきゃ、」

こりこり...ちゅ、ちゅぅ...

「ぁ、ああんっ...はぁ、ぁ、あうう...!」

ぴんっぴん...ぢゅ、ぢゅうう...

「ぁ、もうぅ...!乳首だめだってぇ...いってる、のにっ!」

乳首もナカも弄る触手にもどかしく腰を揺らしてしまう。彼らの今弄っている場所は、絶頂に至れるような場所じゃない。気持ちいいばっかりで、それだけが募って募って...。
クリを触ってくれればいいのに、その言葉が出そうになってはっとする。ナカを責めるようになってから、クリはすっかり放置されていた。でも見下ろせばまるで...触ってくれと言わんばかりに頭を出しているのが見えた。

「い、きたい...っ」

イきたくない...イっちゃだめなのに、

「もっと気持ちよくしてよ...っ!」

クリを乳首みたいに、吸って舐めて、歯で噛んでくれたら...最高に気持ちいいに違いないのに。
クリを思いっきり押し当てたい気持ちを必死に堪えて、でもおまんこは期待するように汁をこぼし続けてしまう。




残り1分

この部屋を出たら馬鹿みたいにクリを擦って、いくらでも気持ちよくなってやる、そう思いながらだらんと開いた足に力が入る。

「いきたい...いや、イきたくないの...う、ぁんっぁっあ、ぁぁ...!」

あまりのもどかしい快感に汗がじわりじわりと噴き出して、それに喜んだ触手はさらに勢いを増してずりずりと全身を這う。脇の下、胸の谷間、首の後ろ、腰、お尻の間、膝裏...ぬるぬると這っては吸い付いて、舌で舐める。そんな動きを全身にされればもう堪らなくて...欲望がつい口をついて出てしまう。

「やだぁ...っだめなの、だめぇ...」

全身が熱くて、気づけばぽろぽろと涙が出る。泣いちゃダメだ、と気づいたのは眼前に触手が迫ってきてからだった。

「ぁ、だめだめっ...!」

目元に這いよる触手に慌てて目をつむる。眼球を触られたら、と思うともう閉じるしかない。全身が触手に覆われ、視覚を奪われ、ずるずる、ぬちゅぬちゅという音が絶え間なく響く。
さっきみた時間時間は残り1分ちょっと...もう1分は切ってるはずだから、あとこれを耐えればいいの...!

不意に、肉ビラをぬるぬるとずっと這っていた触手が何かを見つけたように止まった。その不気味な時間に嫌な予感がした。
そして、つん...とまるで、鼻と鼻をすり合わせる動物のような動きで......クリの先っぽに触手の先端が触れたのを、感じた。

「...ぁ、......まって、そこだめなの...!」

つんつん...つんつん、

「なんで今なの...ね、ぇ!...ぁ、やだ、おしちゃ、やなの...っ!」

ちゅっ...ぺろ、ぺろ...くにくに、くにゅっ

「ふぁぁぁっ!ぁ、あ゛〜〜〜〜!」

腰がへこへこ揺れて、どぷんと汁が溢れてくるのを喜んだみたいに触手はどんどん群がってくる。そんな勢いにクリは押しつぶされ、挟まれもみくちゃにされる。待ちに待った瞬間で心は一瞬喜んだ。でも、理性が強引に引き留める。

「イかせないでっ!ねえ゛っ!」

触手は学びを得たみたいにクリとナカと乳首を責め続ける。ここを責め続ければもっと体液が出てくるのだと気づいてしまったように、触手同士で競い合うように食らいついてくる。もうクリを押し当てよう、なんて考えは無くなった。イってしまうのは時間の問題だったから。

「はぁーっ...ぁ、あっぁぁ...やだぁ、あとちょっとだからぁ...!」

我慢しようと全身が強張る。触手はそんな我慢もお構いなしに、絶妙な力加減でクリをこねくりまわし、乳首と同じようにクリに細い触手を巻き付けて、きゅっと引っ張る。
その動きの後は...さっきは確か、歯で......っ!

「やめでっねえ、いま何秒...!?はやぐ...ぅうう゛、はやく、ぅ...!」

きゅーきゅーっ...くい、

「もお゛我慢できない゛の!ぁ、あ゛っひぁあああ゛っ」

くぱぁ......

「はぁっはぁ、ん゛っきもちぃの、おわんない゛っつらい゛からぁ...!」

ぺろっぺろ...ぺろぺろ、

「やさしい゛ぃぃ...っづらっ、い、ぁ、うう゛っ!」

もう、イきたいのかイきたくないのかよく分からない。全身のどこもかしこも気持ちよくて辛い、それだけが頭も身体も征服していく。
そして、終わりは突然だった。

こりこりこりゅっ......じゅぅ、ぅぅぅっ

「ひ、ぁ、あ゛っ!!!.........〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

触手の歯にクリがこり、と噛まれ次には吸い付かれ...我慢する余裕もなく愛液を噴き出しながら絶頂した。がっくんと大きく跳ねた身体を難なく触手は受け止めながら、追撃の手を緩めることなく、クリに吸い付く。

「ぁぁぁあ゛...むりぃ...ぁ、あっまってっねえ、開いたっ?」

不意に、この部屋のことを思い出す。1時間でイくわけない、そんなことを思っていたけれど...イってしまった。それが無事、1時間を過ぎていれば...
おそるおそる目を開けても視界は濁ってモニターはぼんやりとして何も見えない。

「あッ開いたのっ...?ねえ゛っぁんんぅ...見えない゛っぁ、まって、むりもうやだぁ.........出してっ!」

結果が分からないまま、触手はクリに食らいついて離れない。それだけじゃなくていつの間にかナカを弄っていた触手も手前のスポットを優しくとんとんと押し始めた。イったばっかりの身体が強制的に熱を帯び始める。

「イかせないでっもうイっだのにぃ゛っ...ぁっあ゛っは、ぁん゛!」

「もう゛っ!くるっ来ちゃう゛のっ!...ぁ、あ゛あ、んあ゛っ!」

「イきたくないぃい゛......〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

「ひあ゛ぁあ゛んんん゛ぅ!!」

「ぁ、またあ゛...!?やだっねえ゛っんんんん、むりい゛...ッ」

「もうイ゛ってる...!ん゛っおまんこっ、もっクリもっこれ以上お゛かひぐなっちゃうぅからあ゛!ぁ、あ〜〜だめだめだめだめ゛......ッ!!」

「あくめやだっねえ゛!...やだって、言ってるのにい゛...っイぐの止まんない゛っもうやめでッイ゛かせないでっ.........イ゛、ッっ」

触手の中で何度もイかされ、ようやく解かれた拘束と視界に...そっと瞼を開く。藁にもすがる思いで、モニターを見上げれば、そこに映っていたのは......



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