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溺愛ヤクザに買われて執拗にクリを責められて初イキする女の子の話






   


葵・・・JK。父親に売られた。
将司・・・ヤクザ。若頭。



部屋の隅、汚れた畳の上で膝を抱えながら、テーブルやら棚やらを漁っている男の人たちをじっと見つめる。あの人たちはどうやら、父を探しているらしい。賭博に酒、風俗、いろんなものに手を出して、悪いところに金を借りて到底返せない借金を作って返せなくなって逃げた、父を。

私を生んだと同時に病気にかかり、小学生に上がると同時に母は死に、私の保護者は父だけになった。自暴自棄になった父は夜に出かけて昼過ぎに帰ってくる。仕事もしていたけどそのうちやめて、私に家事をしろと言って頬をはたいた。水道や電気が止まったこともある。何も食べない日もあった。給食費がないから給食は食べれない。それでも幼い私は何とか柔軟に生きて、高校3年生まできた。高校生になるとバイトも出来るようになり、生活は少し楽になったけどそのお金は大体父の競馬や酒に消えた。足りなくなればもっと働けと酒臭いまま怒鳴った。
そんな父が帰ってこなくなって三日、知らない人たちが家にいた。それが、今だった。

「アニキ、どうします?」
「あー完全に尻尾巻いて逃げたな。どうせそんなことだろうって思ってたけど」
「娘の方は?」
「そっちは…若頭に聞いてみねえと、もう来るって……」

ひそひそ声で話すのは私のこと。どうなるんだろう、ぐるぐると絶望と恐怖が頭を埋め尽くす。ばん、と勢いよく扉が開いて私は顔を上げる。すがるような思いで玄関を見た、もしかして父なんじゃないかって。そんなわけないのに。
扉をくぐるように入ってきたのは黒いスーツ、サングラス、たばこを咥えた男の人。大きかった。お父さんよりずっと、高校にいる男子生徒よりずっと大柄の人。部屋を漁ってた人たちは背筋を伸ばして頭を勢い良く下げる。お疲れ様です、とびっくりするくらいの大きな声で挨拶した。

「よー…やっぱいねえよな。なんか捕まえられそうなもんとか残ってる?」
「部屋が汚すぎてまだっすね」
「でも一人娘は知らなかった見てえで、そこに」
「あ?…ふうん、」

大きな人は初めて私に気づいたように一瞬目を見開いて、それから私の前に。座っているせいで余計に大きくて、見上げるのが怖かった。じろじろと頭に視線を感じ、身を縮めたとき、その人は不意に屈んで顎に手がかかる。

「こっち見て...本当にあいつの娘?随分べっぴんだけど」
「ぁ、…」
「そうっすよ、一応学生証見ましたし」
「へえ、勿体ねえな…名前は?」
「……葵、です」
「葵チャンね……まー分かってると思うけど、君んとこの親父さんが俺たちんところから金借りて、返す前にどっか逃げた。もちろん俺たちは貸した金が返してほしい、そういう商売だからな」
「はい……」
「んで、多分君の最低親父は君を差し出したわけ。ま、たまーにあるよ」

暗い目が私を見ながら、淡々と話す。

「だから君がどうにかしてこの金を返して。方法は教えてやるよ。簡単に言えばその体で稼ぐ。稼ぎ方は2つ。臓器を売るのと、汚いおっさんに犯されて稼ぐってやり方。どっちか選べ」

何のごまかしもなく、ストレートな表現に体温が下がる。想像はしていた、もう何も知らない子供じゃないから。それでも、知っていてもこんな目に合うことのない同級生が死ぬほどうらやましくて、短く息を吐く。呼吸が妙に難しい。

「どっちも嫌だろうけど、若いからまあ高く売れるよどっちにせよな」
「そう、ですか……ええ、と」
「……」

早く、何か言わないと。でも、どっち?どっちも最悪だ。俯くと肩にかかった髪が滑り落ちる。もう何もかもから逃げ出したい。

「あの、……」
「立って」
「…は、い」

長く座っていた状態から立ち上がるとふらついた、のが一瞬腰に触れた何かに支えられて、それはすぐ離れる。この人も立ち上がって、やっぱり大きかった。子供と大人くらい、私はまあ、子供だけど。

「細ぇな…腰とかうっす、飯とか食べてんの?それで」
「一応…」
「セックスしたことは?」
「……っ、ない、です」
「……なに、すぐ赤くなるタイプ?今時の高校生ってもっとセックス三昧して下品な話とかしてると思ってたけど?そういう話しねえの友達と」

セクハラっすよ若頭ぁ、と部屋の一人が言った。

「…すっげー俺の好み。大人しくて、うるさくないとこ、あと顔も。従順な感じも、虐めたくなるわ。抱き甲斐なさそうな身体だし胸も小さいけど」

上から下までじろじろと見た後、不意に目の前の人は笑って「あ」と言った。あ?

「口あけろ」
「へ…?…あ、はい……ん、ぐ」
「口ちっさいな、キスは?」
「は、い…?」
「経験。ある?」
「ない、で……ん、むぅ」

キスなんてない。彼氏を作る余裕もなかったから。
言われるがまま口を開いたところに指が入って、それから歯をなぞった後にその指は糸をひきながら抜けていった。そして、気付けばキスをしていた。口が覆われて、食べられるんじゃないかってキス。分厚い大きな舌が入ってきて、口の中を弄る感覚は慣れなくて違和感しかないのに、ぬるぬると柔らかい感覚は不思議だった。

「ん、ん…」
「息して、鼻で」
「えっ、んあ、ぅ、…んっ」

鼻で?鼻で息ってどうするんだっけ、と動揺しながらも息が続かなくなった頃にようやく鼻から息が抜けて、吸って。

「目とろけてる、キス気持ちいいだろ…ほら舌絡めて」
「ん、ふ、…っ」
「んむ、……ん、ぢゅ」
「んっ、んぅぅ……!」

舌を思いっきり吸われて、少しだけ痛みが走って思わず舌が逃げようとするのを歯で優しく噛まれた。脅しみたいに。それが怖くて、身をすくませて舌を差し出すしかない。
腰に腕が回って強引に引き寄せられて、つま先立ちになった。支えがなくて腕に縋りつけば、キスの合間に唇に熱い吐息がふっとかかる。それにびっくりして目を見開く。なんか、ぞくぞくする。

「んー……めちゃくちゃ口ん中感じてんじゃん、…かわいー、涙目だし」
「は、ぁっ……っ、」
「清楚系かと思ったけど実はえっちって一番いいわ、葵チャン」
「ちがっ、ん、んぅ」
「ん、ここ…上あごのとこ舌でかりかりすると泣きそうな声出てるし、気持ちいいだろ?キス」
「……は、い…気持ち、いぃ、です…」
「……」

一瞬黙って、しばらくじっと私を見たこの人は未だに部屋でいろいろと漁る人たちの名前を急に大きな声で呼んだ。

「こいつ、連れてくから。あとのことよろしく、こいつの糞親父も見つけとけよ」
「うっす」
「んじゃ、葵チャンはおいで。本当は選ばせてあげようと思ったけど、葵チャンは俺に身体を売ることに決定したから」
「え……」

そんなのあるの、と思わずぽかんと口を開いた。




「ここオナニーで弄ったりしたことねえの?色綺麗だけど」
「な、なに…っ」
「ここ。クリ、女の子のオナニーとかだいたいここか中に指突っ込むんだろ?」
「しら、ない…です」
「………そういう知識ないのかよ。ネットとかで動画見ながらとかよくあるだろ……あ、スマホとかねえのか?」
「はい」
「じゃ、知らねえか…ふうん、ますます興味そそるな」

そう言って、この人…将司さんというらしい、目の前の人は私の下着の上から指でそっと撫でてきた。くち、と小さな音がして「ぇ、あ…っ」と声が漏れる。なに、今の…。

「キスで感じてんのかよ、やらしすぎ…ここ、このぽつんてしてるやつがクリ、んでセックスするとき男のちんこ入れるとこがここ葵チャンのおまんこ。覚えとけよ」
「は、い、ん…ッ」
「ほら、自分で足もって……おー、シミ出来てるしちょっとクリも勃起してんの、見える?こっち見てみ葵チャン」
「み、えます…っ、ぁ、んっ」
「このクリのとこまずはイかせてやるよ、イったことないんだろうけど、気持ちいよ」

そう言って将司さんは指で、そのクリの部分をすりすりと撫で始めた。途端にびりびりって電流が走ったみたいな衝撃と、そこを…クリを中心にじんわりとした熱が広がって戸惑う。

「ぁ、ぁ、あっ……」
「自分で弄るときは自分でローションつけるか唾液で濡らすんだけど…葵チャンは敏感だから自分の愛液でくちゅくちゅ出来るよ…この先っぽ、ほら…すりすり、」
「ぁぁあ、ぅうっ……ぁっあっ」
「内もも震えてんな、こんなんでびくびくしたらもたねえのに」
「ふぁぁ、ぁん…っ変、です…びりびり、してる、ぅ…!」
「気持ちい、な。ほら、言えよ」
「ん、ぁっあっ、くり、すりすりするの…っ気持ちいい…っ」
「……ほんと、かわいーよ葵チャン」

きゅ、と布越しにクリを左右から摘ままれて、優しく捏ね繰り回され腰が浮く。気持ちいい、気持ちよくて変になりそう…っ

「あっ、んっん、ぅ……なんか、ぁ、あ、……〜〜〜〜〜〜ッ」
「初イキな…イくときはちゃんとイくって言えよ」
「い、く…っ?」
「絶頂。今身体気持ちよくなっただろ?そうなりそうなときイくイくって言えよ」

気持ちよさの残る身体にふるりと震えながら、頷くと、するりとパンツを脱がされる。糸を引くのが見えて思わず頬が熱くなる。何であんな風になってるの…?

「えっろ…知識ないのにいっちょ前に感じてんだな」
「ごめ、なさい…なんか、濡れて…」
「いいんだよ、生理現象だし。俺の指で気持ちよくなってる証なの、分かった葵チャン?」
「はい…っ」
「ん。素直で良い子にはもっとクリ気持ちよくしてやるよ…このぬるぬるの葵チャンの愛液でクリを…ぬるーって、」
「んぁああッ!……や、ぁ…!」
「すっげー震えてるけど、刺激強い?」
「ん、んっ…それ、つよぃ、ぃ……っ」
「痛い?」
「…ちょ、っと…ん、んや、ぁ」
「……初回だしな。優しくしてやるよ」

ふうん、と将司さんは頷いてクリの下、おまんこの方に指を前後させる。ぬちゅぬちゅと音を立てて、溢れてくる愛液をまとった指で優しくクリを撫でる。さっきより痛みがなくて、ふわりと甘い快感が広がる。

「すーぐ蕩けた顔してるし…気持ちいい?葵チャン」
「は、ぃ…ん、ぁぁっあっ、」
「気持ちいいってちゃんと言わないと」
「気持ちいい、です…ん、く、ぅぅ…あっんんんぁ……」
「かわいーね、ほら……くり、なでてやるよ」
「ひっ、ぁ、あっあ゛っ」

指の腹で少しクリを押しながら撫でられ、腰が震える。お尻がベッドから浮いて、きゅうっとお腹の奥が疼いて初めての感覚に身体がびくびくと痙攣する。
不意に、耳がくちゅと濡れて中に柔らかいものが入ってきて肩が跳ねる。え、舐められて…っ

じゅぷっじゅぽ…ぬちゅぬちゅぐちゅぅ…っ

「ん、耳ん中ずぽずぽして、ん、ちゅ」
「ひぁっ、ぁ、あぁッ……ふぁぁんんんん…っ」
「自分で甘ーい声出してんの分かってる?……んー、耳犯されてんの、ん、ぢゅ、…きもひい?葵、チャン」
「んぁ、ぁんん…っずぽずぽ、きもちぃ、です、ぁ、くり……ん、ん、イく……っ、イきます…ッ!」

びくびくっと身体が震えて、目の前がちかちかする。身体がふわふわ熱くなって、思わず目の前の身体に縋りつく。内ももがひくついて、どろりとおまんこの奥から溢れてくる感触が怖くて、気持ちいい。初めてなことばかりな汗ばむ身体を将司さんが大きな手で撫でる。それすら気持ちいいのに。

「えらいな、ちゃんとイくって言えたじゃん」
「んっ……ん、ぅ」
「もし言えなかったらお仕置きするからな」
「は、ひ…っ」

じゅぽじゅぽ舐められた耳に吹き込まれた低い声にかくかくと頭を振る。奥がじゅんとまた濡れる。

「葵チャンは意外とマゾな気があるから、今度はクリきつめに弄ってやるよ」





「ふぁぁぁんん……イく、イっちゃう、...…あ、あ゛っ」
「あー…ほら、脚閉じちゃだめだって言っただろ、次脚閉じたらお仕置きな」

イくって言わないとだめ、足自分で開いていないとだめ、と言われるとつい言われたとおりにしてしまっている自分がいた。さっきは名前で呼べと言われたし。
泣きそうなくらいの気持ちよさに熱に浮かされたような気分のまま、つい頷く。将司さんはさっきからクリの皮を引っ張って、赤く大きくなったそこを指でちゅこちゅこと扱いている。それが頭が蕩けそうなくらい、たまらなく気持ちいい。
指がクリをもみくちゃにして、腰の奥が痺れるのが怖くてシーツを蹴るけど、将司さんの方に身体が寄り掛かっただけで。将司さんが嬉しそうに「よしよし」と言って頭を撫でてくる。

「ぁぁぁ、…っ、んく、ぅ…それ、だめっくり、ぁ、ちゅこちゅこ、んんんん゛っ」
「んー?ちゅこちゅこされんの気持ちいいか?葵チャン」
「っぁ、ぁあ゛っきもちぃ、からぁ…きもちすぎて、だめっんぁっぁんんんうう……ッ!!!」
「身体強張ってるなァ…またイきそ?えっちな身体してんなぁ…」
「だって、ぁ、も、だめぇ……きちゃう、将司さ、ん……ぁ、あっあっ、い、……ん、んむぅううう〜〜〜〜〜〜〜〜ッ」
「んー、ちゅ、う゛」

いく、って言おうとした口を覆われて思わず目を見開いて、抗議しようとしたけどもう遅くて。キスされたまま身体が海老ぞりになって、がくがく震えが止まらなくなる。太ももの間にある腕を思わず挟んで、ぎゅうっとしてしまう。その間も舌をぢゅう、と吸い付かれて、唾液が口の端から溢れてしまう。
ぬち、ぬちゅ、とイった状態のクリの快感を引き延ばそうと指でゆっくり扱かれて、甘く長い絶頂に攫われてされるがままになっていた。息苦しいのに気持ちよくて、何もかも将司さんの身体に預けて余韻に浸っていた。

「ぁー、…キスしてとろとろになった?口のとこべとべとになっったな」
「ん、ふ、…はぃ、」
「でも、イくって言わなかったよなぁ?俺と約束したのに」
「ぇ、え……?」

掠れた声で思わず将司さんを見上げる。だってそれは、キスしたから。

「んー?なに、イくイくってちゃんと報告しないとお仕置きって言っただろ?」
「だって、」
「なーに、葵チャン?」

だめだ。これはもう何も言わせてくれないやつだ。涙目になって許しを請うように将司さんを見つめる。立場じゃ到底勝てるわけがない。そう分かっていて将司さんは私の口を塞いだんだ。

「や、さしくして、ください……痛いのは、怖い、です」
「はは……言っただろ、葵チャン?聞いてなかったか、お仕置きって」

将司さんはにんまり笑って、私の手を取るとクリの上の方に宛がう。

「ここ、皮自分で剥いて。足も広げて、さっき閉じてたよな?ちゃんと分かってるからなァ」
「ごめん、なさ、ぃ……」
「おまんこもくぱって広げてみせて。こっちはまだ挿れないけど、クリ虐められている間とぷとぷ…ってここからえっちな汁漏らしてるの見せろよ」
「はい……ん、はい、」
「よし、いい返事だな…そのまま待ってろよ」

そう言って将司さんは髪をぐしゃぐしゃと撫でて、立ち上がると廊下の方へ消えていった。未だに息を短く吐いて整えていると、将司さんはすぐ帰ってくる。その手には薄い布のような…ガーゼ?があった。

「この家で女抱いたことなくて玩具とか何もなかったから、これで遊ぼーぜ」
「それ…がーぜ、ですか…?」
「ん。何に使うか頭のいい葵チャンは分かるか?」
「怪我、とか…」
「ま、分かるわけねえよな。これは、こうやってガーゼにローション垂らして……こうやって指にまとって…」

ローションを染みこませたガーゼを指に軽く巻き付けた将司さんは、ぽんと私の太ももを軽く撫でると「足、閉じんなよ」と言って、クリにその指を押し付けた。
ぐち、ぃ…ッ

「ん、い゛ぃ…ッ!?」
「あーすっげ、良い声出てるなあ、これ堪らねえだろ?こうやってくちゅくちゅって、」
「ん゛ぁあああ゛っん、ふ、ぁあ゛っまっ、んぁんっ」
「まんこひくひくしてんの丸見え。ほーら、気持ちいいって言わないとダメだろ?」
「んっぁあっ、まって、それ…っ!きづ、い、ぃい゛……っ!」
「気持ちくねーの?そんなえっちな声出してるのに?嘘つきなのかよ葵チャンは」

ぐちぐちとクリを摘ままれ、擦り付けられ足が跳ねる。足の指が開いて、引きつって、視界が潤んでいく。将司さんの言葉はほとんど聞こえてない、口を開けばもうこれまで出したことなかった声が漏れるだけ。息をつく間もなくて快感だけが身体を蝕んでいく。

「ほら、葵チャン…気持ちいい?」
「気持ちい゛っです、ぅ゛んぁああああ゛っ!」
「あーまたイくって言わなかった。はい、次イくとき言わないと今度は…どうしよっかなー」

ぐちゅぐちゅぐち、にちゅう゛……っ

「ぁ、まって、もう゛イ゛ったのに、ぃ…っイくっイ゛く、またイぎま、す………ッ!!!!」
「あは、クリぷりっぷりで美味そう。さっきまで触ったことありませんーな可愛い皮被り初心者クリだったのに、もうえっろい汁でびちゃびちゃなやらしーマゾクリちんぽみたいになっちゃったなァ?」
「は、ぃ…まぞ、クリ…ちんぽ、になりました……っ」
「はっ……かわいーわ、お前…」

ぐちぐち、とクリを虐める手じゃない方で頬を撫でられ、快感に鈍った頭でぼんやりとその手にすり寄る。熱いせいか、将司さんの手は冷たくて気持ちよかった。
将司さんがそんな私に笑みを消して目を見開いて、見つめているなんて知らずに。

「ぁ、あ゛…ん、んふ、ぁ…ッ」
「葵……俺の名前、呼べよ」
「……ん゛っ…?……将司、さん……?」
「あー……」

ぐちゅ、とすり潰すような動きからガーゼでこねこねと優しく揉みこむような動きに代わって、とぷとぷと絶え間なくおまんこの間から溢れるのが余計に止まらなくなる。ざらついた感触が少し緩和されて、じいんと重たく甘い快感でいつまでも浸っていたくなるような気分になる。

「これ、好きだろ?痛いの苦手な葵はこうやってやさーしくされんのが弱いよな?」
「ん、ぅ…ぁっあっ、すき、ぃ…将司さん、すき、それ…ッ」
「気持ちい?葵」
「きもちいい、です…っ、ぁっぁぁんんッ…」
「素直だなァお前…ほんと、かわいーわ…つうか、やべーな俺」
「ん、ふぅ、ぁ、将司、さ、あぁぁ…っ」
「泣きそうな声出してっとぐちゃぐちゃに犯したくなるわ。ま、それは今度のお楽しみだけど…おら、キスするから舌出せ……ん、えらいな、…む、う」
「ん、んぅぅ…っ」

ねっとり、ねっとりとぬるついたガーゼに撫でまわされながら腰がかくかく揺れる。上あごをかりかりと舌先で擦られ、「ふぁ、ぁん」と鼻にかかったような声が合間に漏れる。

「鼻で息しろって言っただろ」
「ん、くぅ…いき、できな、」

途中で泣いたせいで、鼻がずずっと詰まる間抜けな音がして顔が熱くなる。将司さんが噴き出して笑ったのが聞こえて、さらに熱くなって思わず顔を背ける。

「こっち見ろよ、ほら、息させてやるから…キスするぞ、」

ちゅ、と音を立てながら、深くキスをしては息をする間も与えてくれながら将司さんは、きゅ、とクリを摘まむとそこを中指でとんとんと叩く。
とんとん…とん、とん……っ

「ん゛っ、む……っ、〜〜〜〜〜〜ッ」

深くクリでイきながら、将司さんのキスに溺れていく。これからどうなるんだろう、そんな不安も今のこの瞬間だけは忘れていた。

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