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猫耳付けて主従プレイの最中にお仕置き寸止めされておねだり甘イキする女の子の話






   


憐・・・JK。意地っ張り
玲人・・・同い年。彼氏。





「勘違い?」
「そ、だって姉ちゃんだし、憐が見た女の人って」

私はしばらく言葉が飲み込めず、思わず「姉ちゃん?姉がいたのか」と返す。付き合ってそれなりだったが姉がいたなんて聞いたこと…あったような。

「前言わなかったっけ。あ、このアイコンの女の人だっただろ?」
「そう、だ…確かに、」

見せられたアイコンはこの間見た女の人で間違いない。その下には玲人の苗字が続いている。
ことの発端は休日、1人で本を買いに行った時、駅ビルで彼氏の玲人を見かけたのだ。隣に見知らぬ年上らしき女性を連れて。私の脳裏に瞬時に浮かんだ浮気の文字。たまたま話しかけられてと言うわけでもなく、親しげに話している様子にショックで何も言えず、本も買わないまま家に帰った。その後の玲人のメッセージも無視した次の日、そんなことも知らずに学校で話しかけてきた玲人につい、事実の確認もないまま強い口調で責め立てた。喧嘩をすることはよくあったが、玲人は何も言い返さない。図星だ、と思いさらに追い討ちをかけたところで、ようやく口を開いて、勘違いじゃね、と言われた。そして冒頭に戻る。

「ふうん…つまり憐は姉ちゃんを俺の浮気相手だと思ったわけ。しかも思い込みで嫉妬してメッセージも無視してたわけだ、なるほどね」
「…っ、勘違いをしたのは、その悪かった…」
「へえ、なんて言ったっけ?浮気野郎、人でなし?さすがの俺でも傷ついちゃうのになあ」
「だから、その…悪いと思ってる」
「言葉じゃなくて態度で示さなきゃ、ということで今日の放課後に俺の家。そんで俺のお願いを聞くこと、それでチャラね」

思わず息をのむ。普段はいくら責め立てても、許してくれるというか、仕方ないなあとでも言うように、そうやって喧嘩は終わるはずなのに。

「な…!まさか、また…へ、変態チックなことをさせるつもりじゃないだろうな…!」
「でもこの間のお医者さんごっこで腰フリフリしておねだりしたのは頼んでなかったはずだけど?」

私は呆気に取られたあと、顔が熱くなる。
玲人はえっちなことが好きで、時折変態的なことを求めてくる。ほとんどを断るが、誕生日プレゼントだの付き合って◯ヶ月祝いだのと理由をつけてさせてくるのを、断れず、それも…気持ちよくてつい流されてしまっていた。

「そ、んなことはない…」
「はいはい、でも今日は俺のお願いを断っちゃダメね。あ、ちなみに両親は遅くまで帰ってこないから」

付け足された言葉に絶句するも、昼休みが終わるチャイムで話は強制的に終わってしまった。





そして誰もいない玲人の家で、見せられたものに言葉を失う。

「これは、なんだ…?」
「猫耳カチューシャ。可愛いでしょ、何色にしよっかなあって思ったけどお前の金髪と色白から黒が良いかなぁって、はい着けて」
「待て待て!な、こんなの付けれるわけ…!」
「ふうん、散々人のこと傷つけて、傷心した俺を癒してくれないんだー憐は。冷たいよなあ」
「っ……わ、かった」

渡された猫耳カチューシャを渋々つけると、玲人は位置を調整して乱れた髪を撫でつけた。その仕草が優しくて、つい気恥しく顔を背ける。

「制服のままだと、なんかコスプレみてえだな。似合ってる」
「これで、何がしたいんだ」
「お、流石、分かってるね。これで今回は俺がご主人様、憐が…付き人?メイド?みたいな感じでえっちなことする、オッケー?」
「ご主人さま…?」
「お、呼び方もオッケーじゃんそれでいこ」
「なっ、そんな訳ないだろ…!」
「言い訳はなし!今日は逆らっちゃダメな日でーす、俺のことはご主人様って呼ぶこと、命令には逆らわないこと、分かった?」
「っ…!」

屈辱だ。だがこうなったのも自分の勘違いのせいだった。勢いで放った言葉の数々を許してもらえるのなら仕方ない、と割り切る他ない。
こくりと頷くと玲人はにやっと笑った。

「じゃ、まずスカートめくって…ちゃんとパンツまで見えるようにね、お、今日は黒じゃん猫耳と合ってて似合ってる、俺の好み」
「ふっ、ぅ…」
「はー憐の太もも柔らかい、すべすべで気持ちいいー憐は?」
「…きもち、いいです、ご主人さま…」
「よく出来ました」

偉い偉いと頭を雑に撫でられ猫耳が少しズレる。
太ももを撫でる手が少しずつ内側に、そして上へと進んでいくのを思わず太ももで挟んで止める。

「あれ、ご主人様に逆らうの?」
「ちが、なんか…」
「ふうん、じゃ、ここ…カリカリしちゃおっと」
「ひぅ、ぁ、ぁん…!」

動かせないはずの手を、指だけ伸ばして布越しに尖った先っぽを、かりかりと擦られ内ももがふるふると震える。

「ちゃーんと立ってなきゃダメだからな」
「ぅ、くぅう…っ」
「かわいー声出てるな、やっぱクリ責められると気持ちい?つうか下から見てると憐のえっちな表情丸見え」
「ふぁ、ぁ、ぁぁ…っ!」
「目瞑んなよ、こっち見ろって。ほら、ご主人様に全部見せないと」

崩れ落ちそうになるのを堪えると、快感に身構える余裕がなくて、たった一本の指に翻弄されている事実にどうしようもなくなる。
うっすら目を開けば玲人と目が合う。普段は飄々としているくせに、こう言うときだけ本性が、欲情の色が垣間見えてどきりとする。恥ずかしいのと嬉しいのと、ごちゃごちゃになる。目が合っただけなのに、甘やかすように頬を親指で撫でられた、まるで猫にするように。

「いつもより感じてる?もうパンツにやらしー染み出来てるけど」
「ふぅう…っ、やめろ…っ」
「えっろい匂いぷんぷんさせてる癖に…でも、次、やめろとか拒否ったら…お仕置きね」
「っ、うう、…」
「分かりました、は?」
「わかり…ました…っ」
「良い子良い子、かりかりたくさんしてあげるからな…かり、かり…っ」
「あっくぅう、ぅん…!」

尖ったクリの裏筋を爪先でかりかりと虐められ、お腹の奥が熱くなる。焦らしがもどかしい、いつもはすぐイかせてくれるのに…そんな言葉が喉から出かかる。

「ちょっと勃起してきてんじゃん、クリのとこぬっるぬるだし…」
「ふ、ぁっぁぁう、ぅん…!」
「憐って普段のしゃべり方からは想像つかないくらい喘ぎ方かわいーよな、」
「ひ、っぅぅ、んん…っ!」
「あ、照れた?でもこっちどろどろだし、下も上もえっちの時は正直でさいこーだよな、」
「あき、っ…ご、主人様」
「んー?」
「っ…!」

イきたい、と言ってしまいたい。玲人は多分わざと焦らしている。言わせるつもりなのだと。

「なに?ちゃんと言ってくんないと分かんねーよ」
「…イ、かせて…ください、ご主人様……っ」
「っはは、かわいー…いーよ。自分でパンツずらして、俺におまんことクリ見せてみ」

火が出そうだ。
それでも私をイかせるのは玲人しかいない以上、どうしようもない。スカートを握っていた手をゆっくり股の間に伸ばす。玲人の手がどいて、それからクロッチのところに手をかける。くちゃ、というやらしい音に耳が熱くなった。

はぁ、と熱のこもった玲人の溜息が妙に響いて聞こえた。

「すんげー赤い、しかもえっちな濃い匂いがしてるし…憐って色白だから余計に映えるっていうの?あークリも腫れてるし、うまそ。ね、憐ここ舐めるからちゃんと見てろよ…?」
「まって、ぁ、ぁっ……〜〜〜〜〜ッ!」

玲人の顔が埋まって、クリをきつく吸い上げられる。あまりの快感に玲人の頭を押さえてしまう。「ん、ぢゅ、ぅ…」いやらしい音を立てながら吸い付いてくるのは止まらなくて、蕩けそうなほどの快感に顔を歪める。

「ぅぁああ、あぁ、っんんぅ…っ」
「ん、んぅ、…ちゅ、ぅ」

クリをぺろぺろと横に弾かれ、内またでがくがく震えが止まらなくなる。どうしよう、やばい…っもうイっちゃう…!

「玲人っ、イ、く、イっちゃう…っやだ、ぁ、……〜〜〜〜〜〜〜ッ……?ぁ、あ?」
「やだ?…やだ、なんて言っていいの?」
「え、あ…まって、ちが、」
「ふうん…そんなにお仕置きしてほしかったんだ」

イく寸前で玲人の顔が離れ、宙ぶらりんのまま呆然とする。拒否したらだめ、と言われたのが頭からすっかり抜けていた。
違う、そんなつもりじゃなかったのに。せっかくイけると思ったのに。

「仕方ねえなあ、…ベッド行くぞ」





「ぁ、ぁぁあああ゛…っい、きたいぃ…っ!」

ベッドに腰を掛けた玲人の足を跨いで膝立ちさせられ、クリをこねくり回されていた。制服も脱がされ剥き出しになった胸にキスを落とされるのすら気持ちがよくて、もう何回イきそうになったか分からない。頭がぼうっとして、気づけばひたすらイかせてほしいと口にしていた。

くちゅっくちっぐちゅぐちぐぢゅぅ…っ

「ん、…すっげ、クリこりっこりになっててえっろい…はじめてえっちしたときに比べるとでっかくなってるの、分かる?」
「ふぅ、うぅうう…っ、ぁ、ぁ、あ゛っ」
「顔隠すなよ、かわいー顔見せて。こっちの手は繋いで、ほら」

顔を隠した手を優しく取られ、指を交互に挟んで繋ぐ。ぐらぐらと揺れる腰の不安定感が和らぐ。

「美人な顔が歪んでるのって、腰にクるわー」
「んっ、んぁ、あぁぁ…っ」
「なんか指でつまむのにも丁度いいサイズになってきたな、お前のクリ…こうやってすりつぶす動きが気持ちいんだもんな、」
「は、ぁ、あ゛……それ、ぇ、だめっイく、いく、い、……っ、ふぁぁ…っぁ、あ………っ」
「あー残念。イけなかったなあ…クリひくひくしてんの丸見え」

あと、ちょっと、ほんのちょっと、ひと撫でしてくれれば一瞬でイけたのに、その寸前で指は離れていく。ゆっくり絶頂から遠のいていくと、見計らったように指がそっと裏筋から撫で上げていく。

「くぅ、ううぅぅ…っその、うごき、きづい…っ」
「イきそーなところで優しくされんの辛いよなぁ、でもぐちゃぐちゃになってる憐がかわいーから許せよ、あとで思いっきりイかせてやるから」
「は、やく…ぅ」
「…いつもより素直じゃん、ん、ほら…キスしよ、ん」
「ふ、ぅ、ぅ…っ」

舌が絡んで、ぢゅ、と吸われると勝手に腰が揺れる。あやすようにクリを指の腹でよしよしとされ、喘ぐ声も玲人に吸われていく。
ねっとりとクリを撫でまわされ、また絶頂が近くなる。

くちゅっくちゅぐちゅぅ…っ

「ん、ぅ、ううう゛…っ」
「あーイっちゃう…イきそうならいくいくって言って、憐」
「っ、い、きそ……っぁ、ぁ、あ゛っい、く、いくっ玲人っいく、いくいくぅ、う…っ!…〜〜〜っ、……っ玲人!」
「はは、…簡単にイっちゃうのは良くないだろ、憐。ちゃんと躾けてあげないと雑魚のクリちゃんのままだろ?……でもクリびっちょびちょになってイかせて〜って泣いてると思うとなあ、かわいそうなクリちゃん撫でてやるよ、よしよし……っ」
「、ぁ、ぁあ゛っもう、さわるな、ぁ…!むりぃ、い゛っくり、おかしぐ、なるう゛…っ」
「おかしくなっていーよ。憐のえっちなところなんてどうせ俺しか見ねーんだし」
「っ、ぁ、っぅんん、う」
「また照れた?ほーら、憐が好きなのはクリをこうやって根元から摘まんで、」
「あ゛っあ゛ぅ、ぁ、それ、ぇ…っ!」
「ぐりぐりぐりぃ〜っ」
「うぁ、あ゛んんんんんっひぁ、あ゛ん!」
「足ぷるっぷるになってる…そろそろイかせてやるよ、」

あまりの快感に腰から崩れ落ちそうになったのをがっしりと支えられる。

「ぁ、んっんっ、イかせて、くれ…っ!」
「ほら、腰落として、……はは、クリ俺の指に擦り付けてんじゃん、えっろ。普段はえっちなことなんて興味ありませんーな勉強できる良い子な憐がこんなみっともない腰振りすんのなんて、俺だけが知ってるんだもんなー」
「はや、くぅ…っ」

もう、みっともないとかどうでもよくて、少しでも早くイきたくて、玲人の指に必死に擦り付ける。

「やらしー勃起クリ必死にイきたくて、腰ふりふりしてんの絶景なんだけど…」
「うう、はやく、しろお…っん、ぁ、あっ」
「はいはい…んじゃ、まずクリの皮をちゃんと剥いてあげましょーね、むきむきっと」
「ふ、ぁ、あ゛っ!」
「んで、敏感クリちゃんを横から挟んで…、」
「ひ、ぅ、くうううう゛っ玲人っ」
「耳元で名前呼ぶの反則。んで、ゆーっくりぎゅう〜〜〜〜ってしてあげて、」
「あ、あっぁ、あ、あ゛、ぁ」
「ぐりぐりぐりぐり〜」

びりびり、と全身に衝撃が走った。

「ふ、ぁ、あ゛っっっ!!!」
「きもちーねー、ほら、イくときはイくって言わないと」
「くりイくっびりびり、してぇ、…っあ、あ、あ゛っい、くううううう゛っ………!!!!っぁ、あ、あ…」
「……あーあ、イけませんでした」

頭が真っ白になる。絶頂につま先が触れたと思ったら、何もなくなった。あとちょっと、あとちょっとなのに。期待して膨れ上がっていた気持ちが一気に萎んでいく。いなくなった指先を探すように腰を揺さぶって、必死に、どこかに、そんな腰を空打ちさせる私の頬を玲人はくすぐるように撫でる。

「…イきたいなら、ご主人様におねだりしないとなあ」

いつもの楽しそうな表情の合間に男の表情をちらつかせた玲人に、唇をかみしめたのは一瞬で。ほら、と促すように腰をすりすりと撫でられ、ゆっくり口を開く。

「玲人っ…ごしゅじ、さま…っイかせて、ぇ、クリちゃ、ぁ、気持ちよくさせてくださ、い…っ」
「かわいー猫ちゃんのおねだりえろ……でも、よーく出来ました…」
「〜〜〜〜〜ッ、ぅぁ、あ゛っくりびりびりするっぁ、ねもとのとこ、きもちいぃ…っ!」
「我慢した分、思いっきりイっていいからな」
「んぁあ゛ぁっあ゛ぁ、っ、ぅ、ああ…っいくう、おっきいの、きちゃう、ぅ、ぅううう〜〜〜〜〜〜ッ」

びくびくびくびくん、と激しく身体が揺れ目の前がちかちかと点滅する。閉じ込められた快感が一気に溢れていくような感覚だった。

「はっぁ、ぁ、ぁ…っ、ぁ、あ゛!?まって、イったばっかだから、」
「散々寸止めしちゃったからね、もう一回イっとけよ」
「んぁぁ、あっむり゛むりむ゛り、イくっまたイっちゃう、がらぁ、あ゛…!」
「あーすっげーびくびくしてる。クリから汁びっちゃびちゃに垂れてんじゃん、もったいね、」
「ゆびっゆび、きもちよすぎるからぁ、あ、…っ!!!」
「素直でかわいーじゃん、おまんこひくひくしてるし…熟れ切ったほかほかまんこであとで死ぬほど気持ちいセックスしよーな、」
「っっっ、ぅ、うう、んっ!すっる、ぅ、するから…っん、ぁ、ああ゛ぁああ゛ぁ〜〜〜〜〜〜〜ッ!」

こくこく、と頷きながら玲人の肩に顔を埋める。全身ががくがく震えるのは抑えようがなくて、宥めるように腰を優しく撫でる感触すら気持ちよくて、おかしくなりそう…っ

「気持ちよさそーにしてんなぁ、憐」
「ふ、ぅぅ…っ」
「よしよし、」

髪をかき分け、頭皮を擦るような撫で方にぞくぞくとする。
震える私の顔を覗き込んで、玲人はにんまり笑った。まだ、玲人の両親が帰ってくるという夜まで十分すぎるほど時間があった…。

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