朝美・・・手芸部。放課後、オナニーしてた。
雅也・・・ヤリチンの噂がある先輩。
自分のクリを弄ると気持ち良くなることに虜になって、もう一ヵ月も経つ。はじめは机の上のものを取ろうとして、机の角がクリに当たったこと。それが気持ち良くてそのまま腰砕けになってしばらくじんじんとした熱は治らなかった。なにこれ、と呆然としながらもネットで調べると、オナニーとかクリとかこれまで深く入り込まなかった世界を知った。
夜、布団に篭りながらクリを触ると気持ち良くて、絶頂を知るまでに10分もかからなかったと思う。夜中まで続いて、寝不足なのに学校から帰るとまた触って、と。欲求不満なのか、と悩んだものの止められないものは仕方なかった。本当は友達に相談しようとか色々と考えたけど、恥ずかしくて言い出せなかった。
そんな私は今、放課後に手芸部の教室にいた。私が所属する手芸部は、私を含めて3人しかいない。他の2人も手芸部を継続させるための幽霊部員で、帰宅部の友達2人だ。だから実質私しかいない。
でもずっと大好きな手芸を学校でやりたくて、1人で黙々とやる日々。
でもある日、私はクリを弄りたいという気持ちに駆られて、本当は帰ればいいのに、教室で1人でした。初めて快感を知った時のように、机の角に擦り付ける。スカートを捲って、パンツまで下ろしたら誰かに見つかった時、言い訳できないしと思ってこのやり方になった。これならいきなり扉が開いても、なんとかなる。
そうやって放課後の時間を手芸とオナニーに費やす日々に変わっていった。
「は、ぁ…ん、」
硬い感触は指とは違うから、簡単に気持ち良くなれる。ぴんと伸ばして、つま先で踏ん張るようにした足先で床を掻く。
熱い吐息が漏れ、背徳感が身体を撫でていく。学校で、誰にバレるかも分からないのに、それが気持ちいいなんて相当変態じゃん、と。
あまりの気持ち良さに声が漏れないように指を噛んで悶える。
「ふ、ぁ、あ…っ」
下着がぬるりと濡れる感触がする。俯いていた唇から涎が垂れそうになって慌てて唇を閉じる。うっとりするほどの甘い快感がじわじわとお腹を中心に広がっていく。
ああ、もうイっちゃうかも、と瞑った目をうっすら開いた時、閉じていたカーテンの奥に人影があることに気付いた。えっ…うそ、なんでこんなところに、
動揺して身動きが取れなくなった瞬間、シャ、と勢いよくカーテンが開く。あ、と身構える余裕もなかった。
「こんなとこでオナニーしてるんだ?えっちな、あん、あんって…やらしー声、聞こえちゃってたけど?」
その人の目が、私の、机の角に押し付けているそこに向く。にんまり、と笑った顔はひどく楽しげで、それでいて目の奥には熱が滲んでいた。
この人、先輩だ…1つ上の、彼女がしょっちゅう変わるっていう話は聞いたことがあった。ヤリチンとか言われていた人。
それを思い出して、慌てて身体を離してスカートを整えるけど、上気した頬や快感に潤んだ目はどうしようもない。
どうしよう、バレちゃった。バレるなんて、思わなかった。
いつもは窓は必ずチェックしてるし、そもそもここは人気のない学校の裏側で、外は蝿が飛んでるくらいで滅多に人は近寄らないのに。
「うるさい先生から逃げてきたけど、ラッキーだったわ。こんなとこで発情しちゃってる可哀想な女の子見つけちゃったし、」
「せ、んぱい…」
「名前は?」
ぽつ、と苗字だけを口にすると先輩は鼻で笑った。
「オナニー見られたのに、名前は隠したいんだ?……早く言えよ」
「朝美、です」
「へえ、可愛い名前じゃん。朝美ちゃん、俺さーエロい女の子めちゃくちゃ好みだから、覚えとこーっと」
俺の名前は雅也だから、雅也先輩って呼べよ、と先輩は言うと、ひょい、と楽々に窓枠に捕まって室内に入ってきた。土足だ、なんて今はどうでもいいことに目が向いてしまう。
遠目でしか見たことがない先輩は、背も高いしガタイが良い。腕が長くて、思わず後ずさった身体の両脇に囲うように腕が伸びてきて、息を詰める。逃げられない、どうしよう、そんな焦りに泣きそうになった。
「朝美ちゃんってさ、クリ好きなんだろ?下着越しにもぷっくり腫れてるの見えたし、学校でやるなんて欲求不満なんだよなあきっと」
「ちが、くて…す、好きじゃないです」
「ふうん、」
あ、と思った時には、先輩の腕が、手がスカートの中に潜り込んで、寸分の狂いなく下着越しにクリを指で、かし、と引っ掻いた。
「ふぁ、ぁぁあ…っ」
「こんなに感じるのに?…すっげーコリコリじゃん、腰震えてるし」
「やぁぁ、っ…ぅあ、ぁ、」
「濡れてるし、…んで、どうやって触るのがお気に入り?こうやって横に弾く?」
ぴんっぴんっ
「あっ、んぁ、ぅ…っぁあ、っ!やめて、ぇ…っ」
「そーんな甘い声出してるくせに、やめて、とか嘘つくんだ、ふうん」
ぐにっぐにゅっぐに…っ
「ぁぁ、あっ!つよ、い、ですっんああっ!」
「せっかく摘めるように勃起してるんだし、良いじゃん」
「ぼっ、き、してなぃ…っ!」
「恥ずかしがってんね、かーわいい…もっと言ってやろうか?ちんこみたいに勃起してるクリちゃん、ってかクリちんぽって言う方が良いよな。扱けるくらいでかいし、」
「ふっ、ぅうぅ…ん、はぁ、」
「はっ、……興奮してんじゃん、」
ふるふる、と頭を振って何とか逃げようと思うのに、手は縛られたように少しも動けない。あまりにもこの人の、先輩の手がもたらす快感が気持ち良くて、もっと、なんて思ってる自分がいた。
「ぁ、あっうそ、…も、う、イきそう…っ!」
「すっげ…えろい匂いぷんぷんしてきた、」
「ふぁぁぁん…っ、せんぱ、ゆび、ぃ…ッ」
「おねだりしてんの?えっろ……よし、発情ネコちゃんのえっちなクリちんぽ俺に見せろよ、」
そしたら、直接触って、クリちんぽもみくちゃにして朝美ちゃんのとろとろおまんこきゅんきゅんするくらい深ーくイかせてやるよ、
低い声が耳に吹き込まれ、くち、と音を立てて耳に舌が這い回る。くちゅくちゅと脳内に響くような水音におまんこの奥が既にきゅう、と疼く。
いけない、学校なのに。こんな彼氏でもない男の人に見せるなんて、…でも、
「ん、ぁ、みて、ください…」
濡れて、色濃いシミのついたクロッチに指をかける。ぬちゅ、と聞こえて、先輩は顕になった場所をまじまじと見つめた。
はずかしい、死にたくなる。誰にも見られたことのない場所を今日初めて話した人に見せつけるなんて、
「うっわ、糸引いてんのまで見えるし、匂いもめちゃくちゃ濃いじゃん、教室の外まで漏れてたりして」
「いや、ぁ…!」
「嘘だって、…綺麗な色、あんまこっち弄ってないだろ、クリばっか?」
「ぅ、はい…」
「んじゃ剥いてみ、そんくらいやったことあんだろ?角オナするくらいだし」
「……っ」
「はーやく…剥けよ、自分で皮剥いて勃起クリちんぽ見せつけてみ、ほら…」
手を取られて、お腹の下あたりまで導かれる。手が触れ合っただけで鼓動が跳ねたのがバレたくなくて、顔を俯かせる。
先輩に無言で見つめられ、そっと、いつものようにクリの皮を剥くとつるんと赤いのが見えた。自分でちゃんと見るのが初めてで、あまりにもいやらしく見えた。
「痛くないんだな、日頃から剥いてオナニーしてんのバレバレ」
「ん、ぅ…はい、」
「そのまんま、腰突き出してみて…もっと、そうそう、…そんで、言ってみろよ、俺に何されたいのか」
こくり、と唾を飲む。これを言ったら最後、もう二度と普通の平和な学校生活には戻れない、そんな予感がした。
そんな葛藤を嘲笑うみたいに先輩は机に寄りかかる私の前で屈んで、真っ正面から私のクリちゃんと濡れたおまんこを舐め回すように見ている。
いやらしい目なのに、どきどきと心臓がうるさい。どぷ、と奥からまた溢れてくるのが分かる。
「雅也、せんぱい、」
「んー?」
「私の、クリちゃん、」
「クリちんぽ、ね。えっちでびんびんのクリちんぽ、はい」
「えっちで…びん、びんの…くり、ちんぽ…先輩の指で、イかせて、」
「もうちょっとやらしい感じで言えよ、ほら…分かるだろ、」
とことん、卑猥な言葉を私に言わせたいらしい。恥ずかしくて唇が震える。
「先輩のゆ、指で…クリちんぽ、ぐちゅぐちゅにいじめて、た、たくさん…クリで、あくめ、させてください…っ」
「かわいーじゃん、アクメとか…クリがほんとにちんぽみたいになるほど大きく育ててやるよ、おらガニ股で足開け」
強い口調だけど手を出してこない。あくまで私がそうするまでは先輩は、ぎらついた目を向けるだけ。
おずおずと足を開いて、腰を前に突き出す。がに股、なんて、と思いながらもすべてを曝け出すように足を開くと、くちゅ、と音がした。
「えっろいな…いい子にはご褒美やるから、よ!」
ぐちゅっぐちぐちぐちゅぅ…っ
「は、ぅ、あ、あ゛っあ、ぁ、だめだめだめぇ…っ!」
「だめ、とか嘘つき…腰さっきより出してるし、クリちゃんも嬉しいって汁出してるけど?」
「ひうぅぅう…!つよ、つよいぃぃ、ンんんんっ!」
「強いくらいがいいんじゃねーの、こうやって、…根元のとこから押し上げて、」
「ぁ、ぁあぁ、それぇ…くり、きいちゃう、から…っ!」
「んで、思いっきり勃起したとこを指で挟んで……ぐりぐり〜って、」
「ぁっあっ…だめ、せんぱ、」
「あー今、クリ逃げたでしょ。腰ちょっとずらしたもんね…雑魚クリちんぽのくせに、そういうことしちゃうんだ、」
「ん、くぅう…っだって、」
「だって?」
「お、とこの人の…手で、イくの…はじめて、で」
「ふうん、怖くなっちゃったんだ」
「は、い」
そう言っている間もゆっくりとクリをこねくり回されている。重い快感がじんわりと響いて、内ももがぷるぷると震える。
「朝美ちゃんこっち見て、ほら顔背けないで」
「…っ」
「クリこうやって虐められるの、気持ちいいよな?頬も真っ赤だし、目なんて潤んでるし、分かるだろ。朝美ちゃんのクリちんぽ、男の人の手ですっげー嬉しいって嬉し泣きしてんの」
「…はい、」
「だから…これは怖いんじゃなくて、嬉しいの。気持ちよくてたまらない、でしょ。ね?だから、気持ちいいーって言ってみ」
「気持ちいい、です………あ゛っ!!!!」
「はい、じゃあクリたーくさんしこしこってしてあげるねー」
「んぁあ゛ぁあ゛ぁああ!っせん、ぱぁ、あああ゛!」
「気持ちいい、は?」
「きもちぃ、きもちいいです…っ!ふぁあああ゛んんん!」
クリを左右で指で挟んで上下にしこしこと動かされ、腰が抜けるほどの快感が全身を貫いて、がくがくとのけ反る。おっと、なんて声がして先輩が腰を支えてくれなきゃ倒れ込んでいたかもしれない。
「がに股で汁垂らして泣いてるの、えろすぎてやばいな…朝美ちゃん最高にえっちだよ」
「ぁ、ひぁあああっ!も、イきます…ぅ、う゛んっ!」
「えらいねーイキ報告して…んじゃ、まず一回目、ね」
「ん゛ぁあ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜ッ!」
摘まんでクリを上からぐいっと押しつぶされ、一気に絶頂に押し上げられる。
「いいイきっぷり、おまんこひくひくしてんの丸見えだし、めちゃくちゃにしてあげたいけど、朝美ちゃんはクリが大好きだからこっちだけ、ね」
「あ゛あ゛っまって、ぇ…っ!うそ、イった、ばっか、なのにぃい゛!」
くちゅくちゅくちぐちぐちぐちゅぅ…っ
「んだめぇ、え、きもちいい、きもちいいからあ゛…っ!」
「気持ちいって言えば終わると思ってんの?馬鹿で可愛いなあ朝美ちゃん、気持ちいいならずうーっとしてあげないとなあ、」
「ぁ、あっんんんぅ゛っぶるぶる、しないで、それおかしぐなっちゃうぅううう゛!」
「指でぶるぶる気持ちいーい?今度ローター持ってきてたくさんぶるぶるしてあげよっかなあ、なんて……あ、今想像しただろ?おまんこきゅうーってしたの丸見えだからな?」
「う゛ぁあああ゛っまた、イっちゃう、ぅぅうう゛っイくいくいく、ぅ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
「はい二回目ー、あーあ床びちょびちょ。後でちゃんと朝美ちゃん綺麗にしとかないと、こんなの一目でえっちなことしてましたってバレちゃうからな」
続いた絶頂に身体はもうぐらぐらしていて、先輩は手を伸ばして椅子を引き寄せるとそこに私を座らせた。自然と足が開いてしまったのを先輩がにやりと笑った。
「立派な勃起クリちゃんになったよ、見える?ぴんとしてて、その辺の小学生の男の子のちんぽくらいあるんじゃね?」
「いや、ぁ…っ!」
「嫌っていいながら、足開いて腰突き出してんのはどこの誰?まだ虐めてほしいんだ」
「ちが、もう、やだ、ぁ…っ!」
「はい、嘘つきにはお仕置きでーす」
クリのやや上から皮を剥きながら、上に向けて腫れあがったクリを先輩は二本の指で前後に弾く。さっきの絶頂の尾を引きずっているのに、そんなのしたら、
「ぁ、ぁ、あっまた、とめて、もう無理ぃ…っ!」
「無理とか言うと余計にしたくなっちゃうのが男の性ってやつ?」
「ふ、ぁ、ぁあ゛ん…っ弾かないでっ今はきつい、のお゛っ!クリいじめな、いでッ!」
「大丈夫、腰へこへこしてるんだから、あ…無意識だった?」
「ひぃいいいい゛っぁ、あ゛それだめっ!根元のとこ、おかひぐなっぢゃう、からあああ゛っ!」
ぴん、と横に弾く動きから前後に擦り上げる動きに代わり、敏感な裏筋をなぞり上げ、先端を弾く動きが交互に繰り返される。腰ががくがく揺れて、あまりの快感に椅子に縋りつく。
「むりむりむりぃ…っ!もーだめ、やめてくださぁ、いいい゛…っ!」
「ぬるぬるしてどんどん動き早くなっちゃってるけど?止めてほしいならこのえっちな汁止めないとねえ、」
「だめだめだめだめえ゛ぇっ!むりなのっ!んんんひぁぁあ゛ぁあ゛………!くり気持ちいいですっクリちんぽ気持ちよすぎて、死んじゃう、ううう゛っ!はげし、ぁ、ん、はぁああああ゛っ」
ぶちゅくちゅぐちゅぐちゅぐちゅくちゅくちゅ、ぅ……っ
「んあ゛あ゛あ゛…ッ!」
「すっげー声、学内で出していい声じゃないのにな」
「んん゛ぁあ゛あぁあ゛ぅぅ…っゆるして、っも、また、イっちゃう、」
「いいよ……初めて話した男にがに股クリちんぽで雑魚アクメ決めるとこ、見せろよ…イけ、」
「っ、むり゛むりむ゛りイくいく、ぅ…っ!むりぃいい゛ッ!クリっ、クリちんぽおかしぐなっぢゃう゛っ!イきますっ!クリちんぽアクメ、する、う、ぅぅ〜〜〜〜〜ッ!ひぐ、ぅうあああ゛ぁぁ………ッ!!!!」
びくんびくんと、今までで一番大きな絶頂に、太もももお腹も、全身の震えが止まらなくなる。頭が真っ白になるくらいの強い快感に意識が遠のきかけて、それが強引に引き戻される。敏感すぎるクリが柔らかく暖かい何かに包まれたせいだった。
思わず天を仰いだ目線を下げると、先輩の顔が足との間に埋もれていた。
んちゅっくちゅっぺろぺろ…っ
「ぁぁぁぁ、ぁ、だめぇ、…っ!も、イった、のに…っ!」
脳が、焼き切れるような快感だった。激しい快感を永続させるような、ねっとりと舌が絡みついて、震えるクリをぬちゅぬちゅと舐めあげる動きで、机の角でも指でも得られない感触だった。
「ふぅぅ、ぅ、ぁ、あっ……っぁ、んんうぅ…っ!」
「んちゅ、ぅ、…あさみちゃんの、くりちんぽ、おいひいよ…っん」
「しゃべんない、で、ぁ、ああ゛っもう、イった、からぁ、やめて、だめぇだめ、なの…ッ…〜〜〜〜〜〜っ!」
快感で小刻みに震える太ももをさわさわと撫でられ、鼻から息が漏れる。眉を寄せて必死に首を振る。きつい刺激を受け続けて敏感になったクリを優しく労わるように、容赦なく追い詰めていく舌がさらに刺激を与えて逃げ場がなくなっていくのが分かる。
死にそうだった。気持ちよくて、おかしくなりそうで。どうしたらいいのかわからない。
ん、ぢゅうううぅ…っ
「う、ぁ、あ゛〜〜〜〜〜〜ッ!」
「ん、ふ、…すっげーぷりぷりクリちゃん…」
れろれろ、と見せつけるように舌先で弄る光景に顔から火が出たんじゃないかと思った。真っ赤に腫れたクリを舐めあげる、先輩のべろ。上下に弾くように動かして、それからねっとりと唾液を絡ませてクリを強く押して、舐めあげていく。ぞぞぞ、と快感が背筋から脳天まで登った。
「それぇ、きついですっやだぁ、もう…ふ、ぁぁ、あ゛っクリちんぽアクメしちゃう、もう嫌なのに、ぃぃ、い゛〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」
ぢゅうううときつく吸い上げられ、ぴんと伸ばした足が跳ね上がる。椅子から腰がずり落ちそうで、それを見た先輩がさらにクリをきつく吸い上げた。
「ん、ぁ、ああああ゛ぁ……っ!」
続く快感に、頭は真っ白だった。未知の世界の扉を開いてしまったような、そんな心地だった。
呆然とする私を、立ち上がった先輩は見下ろしていやらしい笑みを浮かべた。その唇は濡れていて、ぞくりと背筋が震える。
「また遊ぼーね朝美ちゃん…」
次はいつ、と言いかけたことに目を背けて、部屋から出ていく先輩の背中をうっとりと眺めた。