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ヤンデレ司書さんに密着囁きでえっちな勝負しかけられて甘いイき声出しながら負けちゃう女の子の話






   



三奈・・・勤勉で真面目
岐凪・・・司書。三奈が好き。



かりかり、とペンを動かしながらちらりと時計を見る。この間のテストは思ったような点数が取れなかった。ケアレスミスはないけど、ひねった問題にうまく対応できなかったことが原因。そのテストの振り返りと復習が終わるまでは...ここにいよう。
テスト後の図書館は普段より人が少ない。テスト前はあんなに人がいたのに。でもこれなら集中できるし...今のうちにちゃんと復習しておかないと。そんな焦る気持ちのせいか腕を動かした時に椅子の上に置いていた鞄が勢いよく床に落ちる。バサバサバサっ。
ストラップがついていたせいか、静かな図書室の思ったより大きく響いた音に凍りつく。

やっちゃった...人がいなくてよかった。大慌てで鞄を拾い上げ、出てしまった教科書とノートをまとめる。拾い上げるために身をかがめていた私の視界の中に、靴が唐突に現れる。

「えっ」
「しぃ...図書室ではお静かに」
「ぁ...ごめん、なさい...」

顔を上げた先にいたのは...司書さんだ。細いフレームの眼鏡の奥で、こちらを無感情に見下ろしていて私は頭を下げてもう一度謝る。
一年くらい前に変わった司書さんで、その前はお母さんくらいの年齢の女性だったから...こんな若い男の人になったんだ、と驚いたのを覚えている。

「すいません、...鞄落としてしまって」
「他の方もご利用されるのでお気をつけてください」
「は、い...」

怒られてしまった。その動揺で視線がうろつく。でもこちらを一瞥しただけで司書さんは注意し終えて、テーブルの横を通り過ぎる。ちらりと後ろを見て、その背中が本棚の奥に消えたところで...ほっと息をつく。
そして、鞄を落としただけなのに...と不満が少し頭を出す。周りに人はいないし、大きな声を出したわけでもないのに...わざわざ注意するほどのことだろうか、と。
そう思ったら止まらなくなり、その怒りをぶつけるように勉強に戻ったところ...あんなに解けなかった問題がするりと解けていった。なんだ、こんな簡単な話だったんだ、と。そして時間を見れば...まだ、時間はあるけどテストの復習は終わったし...テスト明けで宿題もない。じゃあ読みたかった本があるか探してみようかな、と私は立ち上がった。

本棚の前に立って、パラパラとページをめくって、これも借りようかな、と本を吟味していたら後ろから足音が近付いてくる。そんなこと珍しくもないから特に意識していなかったのに、その足音はとんどんと近付き私のいる書架の前に...。この本と、あとさっき見つけた本を借りてもう早めに帰ろうかな。
そう思った時、足音が背後でぴたりと止まり腕が頭の横を通る。

「ぇ、っ」
「...どうしました?」
「はっ、...ええ...?司書さん...?」

大きな手がするりと手から本を奪い取り、元の場所に。なんで...?突然の出来事に目を丸くしているといきなり腰を抱かれぐいっと引き寄せられる。

「ちょっと...あの!なにして、」
「大きな声出しちゃダメじゃないですか」
「...っ」
「そう、静かにしましょうね、図書室ですから...でも、何度注意してもダメなら...」
「んっ...」

うそ、なんで...っ
注意に口を閉ざしたのをいいことに、司書さんが私の身体にぴたりと胸を押し付けてきて...囲われる。
この状態に戸惑うことしか出来ず、膝が震えた。おかしい...なに、どうして...?

「お仕置きしないといませんね、悪い学生さんには」
「そんな...っはなして、」
「だめですよ、ここはみんなの場所なんですから...それを教え込まないと、」
「...っごめ、なさっもうしないです...」
「はあ...ではほんとに声を出さないと約束出来ます?」
「します、しますから......ひあっ!!」
「...しぃ...嘘つきじゃないですか」

響き渡る私の声に、一段と低い声が嬉しそうに言った。そんな...司書さんが、私の太ももを撫でたから...っ

「やっぱり教え込まないといけませんね...あなたの身体に」
「いや、...んっ、離してよ...!」
「もちろん離してあげますよ...あなたが1分声を出さずに我慢出来たら、ですが」
「...っ、1分...?」
「はい、我慢出来れば、あなたは良い生徒ですから...でも我慢出来なかったら、今度はあなたの身体を直接撫でさせてください」
「そんなの...っ」
「大丈夫、1分くらい我慢出来ますよ、きっと」
「...っ...じゃあ、...司書さんも、」
「岐凪、って呼んでくださいね、三奈さん」
「なんで私の名前...」
「毎日勉強しにきて、本を借りる生徒の名前は覚えてしまいますから」
「...岐凪さん...も、その手とか動かさないでくださいね...」
「もちろんですよ」
「...手と、...足とかもだめですよ」
「分かってますって...敏感な三奈さんはどこか触ったらすぐ声出しちゃいそうですもんね...」

手も足も動かさない...それなら1分耐えるくらい簡単だ。さっきは撫でられて声が出てしまったけど、それさえなければ...この腰に触れている腕や足の間に割り込んだ足も...気がかりではあるけど、動かなきゃ...大丈夫...。

「じゃあ、スタートしますよ」
「...時間って、」

どうやって測るんですか。時計が見えない状態で、始まったスタートの言葉に嫌な予感がして思わず口を開いたけど、

れろ...
「ちゅっ...ちゅ、」
「...っ!」
「はぁ......ちゅ、ぢゅっ...ん、...ふふ」
!!」

どうして、とか、嘘つきとか色んな言葉が頭の中を埋め尽くす。
耳朶にキスが落ちた後、容赦なく舌を耳の中に差し込まれ、水音が直接鼓膜に響いていく。触らないって言ったはずなのに...信じられない気持ちでいっぱいだった。でもそれを指摘するには声を出さなきゃいけなくて...。

「っ...ぅ、...んっ」
「ぢゅっちゅ、ちゅぅ...っはぁ...」
「〜〜〜〜〜っ!!」

舐めるだけじゃなくて、熱い吐息が耳の中を撫でていく。
岐凪さんはひたすら私の右耳を舐め、吸い...吐息を吹き込む。耳がかあっと熱くなって、その熱が全身を回っていく。どんどん身体が熱くなって、それを抑えるように自分の身体を抱き締める。こんなことされたことがなくて...耳の中で聞こえる耳を舐める水音がいやらしいものに聞こえてしまう。
はあ、と零れた吐息は甘ったるく熱を帯びていた。声が漏れそうになるのをぎゅっと唇に力を入れて必死に堪える。
これなら...残りも耐えられる、はず...。

じゅる、じゅっ...分厚く濡れた柔らかいべろが余すところなく耳の中も、淵も舐めまわされ、ぞわぞわと背筋に奔る快感に身体が震える。あと何秒...もうすぐ、もうすぐ...
必死に堪えていた時、じゅぽじゅぽじゅぽっと勢いよく耳の中で前後するべろの動きに、膝ががくがくっと震えた。その不意打ちのせいで...がくん、っと膝から崩れーーー

「あっ!」
「...っと、」

崩れ落ちそうになった体に咄嗟に漏れ出た声。危うく床に落ちそうになったところを支えられ、安堵のため息を漏らした後...思わず口を手で覆う。今の、声...!

「おや...可愛い声、出しちゃいましたね...?」
「ちが、...違くて、これは...」
「耳舐められて、膝がもうがくがくになっちゃったんですよね...かわいい」
「それは...そもそも、触らないって約束じゃ」
「手でも足でも触れてませんよ、三奈さんがそう言ったじゃないですか」

べろで舐めただけ、とでも言いたいらしい。そんな...詐欺じゃない...?あまりのことに言葉を失う。確かに手でも足でも動かしちゃダメと言ったけど、べろで舐めていいなんて...

「約束ですよ、今度はあなたの体を直接撫でるって」
「だ、だめです...私、あのそろそろ帰らないと」
「じゃあ今度は...あなたの身体を10分間いっぱい撫でるので、あなたが触らせてください、とおねだりしたらあなたの負けですよ」
「いや、だから...!んっぁ、」
「もちろん声はいくらでも出していいですからね...上手におねだりしてみてください」

聞いてない...!
身を捩って逃げようにも片腕で腰を抱かれていて、その拘束は解けそうにない。10分なんて...耐えられない。でも、私から触らせてください、なんて今の状態じゃとても言わないだろう。逆にどうやったら自分でそんなおねだりするのか想像もつかない。

「スタートしますよ...」
「あの...服を脱がすのは...だめ、です」
「ええ...分かりました」
「は、い...あの、今何時...」
「ああ、時計を見せて差し上げますよ...今は、」

岐凪さんの腕時計が目の前に来て、しっかりその時間を見つめる。10分...さっきのはびっくりしたのもあって声が出たけど、今回は...おねだりなんてするわけ無い。絶対しない。

「じゃあ、スタートしますよ」

とん、と背中に軽く重みがかかり、思わず一歩足を開いて踏み出したところに大きな手がスカートの中へ...優しくすり、すりと指先で太ももの柔らかいところを撫でていく。
指先だけじゃなく手のひらも使って揉み込むような動きに、はぁ、と短く息が漏れる。

「ここ、柔らかいですね...すべすべですし、...ずっとこうしたかったんですけど」
「みみ、もとで...喋んないで、ください...!」
「耳、敏感なのに?」

ふ、と吹いた息が耳を撫で、「んっ!」と声が漏れる。

「どこもかしこも、柔らかくていい匂いですね...すう、」
「嗅がないで...」
「何でですか?もっと堪能させてくださいよ」
「やだぁ...っん、んぅ...」
「はあ...こうやって、」
「んっぁ、ぁぁ...だめ、まって」
「ふふ...付け根の方、撫でられるの好き?」

太ももからどんどん上へ手が動いていって、スカートが捲り上がる。空気があたりすうすうするのを感じながら、手が辿っていく場所を敏感に感じ取る。

「もう息上がってる...」
「ん...はあ、」

指先がすりすり、と内腿を撫で...思わせぶりするかのように付け根の部分に近づいていくのを息を堪えて待つ。くすぐったくて、ぞくぞくする...こわくて、恥ずかしい。
それに気を取られて、もう片方の手が服の裾から入り、キャミソールの下の素肌にぴたりと触れる。

「はあ...おなか柔らかい...ここすりすりするだけでも、撫で心地いいですよ...」
「んっ...んっ」
「ずーっとここ撫でていたい...」

すりすり、かりかり
お腹を撫でるのと、付け根のパンツのレースを引っかくのと...同時に触られ、もじもじと身をくねらせる。それだけで息があがるほどで...もどかしい。

「はぁ...ふ、んっ」
「もっと撫でて欲しい?」
「んっぁ、...だめ、です...」
「そうですか...じゃあ、今度はこっち」

お腹を撫でる手が更に上に伸びていき...ブラにまで手がかかる。ブラの上から手のひらが覆い、ゆっくり...やわやわ、と揉み込まれる。
じわりじわりと手がブラから、その内側に伸びていく。むに、むにゅ...と指で優しく、しかし遠慮なく揉まれていき、手の中でその形が変えられていくのが分かる。

「ま、ぁっ...ぶら、脱がせてる...っ」
「脱いでないでしょう?まだ着たまーま、ですから...」
「そ、んなぁ...うそ、んっ」
「はぁ...柔らかい...きもちいいです、」
「ぁっ...あっあっ...ん、」
「夢見たいです...かわいい、...おっぱい、敏感なんですね...」
「ちが...だって、んっんぅ...」
「ふわふわですね...いつか触りたいと思ってましたよ、三奈さん...ね」
「ひ、ぃ...あっあっ、やだ、...やらぁ...」
「初々しい反応...こうやって触られるの、はじめてですか?」
「ぁ...ん、んっ...はいぃ...」
「俺がはじめて...はあ、最高...よかった、...三奈さんの身体を知らない男が撫でてたらって思って、頭おかしくなりそうでしたけど...よかった」
「な、ぁ...え...?」
「これからも、俺だけに許してくださいね...他の男にもし触られでもしたら...許せなくなっちゃうんで」

なに...何言ってるの。独占欲の剥き出しの言葉に頭が上手く働かない。...こわい。この人が。
僅かな恐怖に固まっていると、指先が不意に、乳首のそばを撫でていく。ほんとうにすれすれ、触ったのかも分からないくらい...ひく、と息をのむ。

「おっぱいの乳輪のとこ、特に柔らかいですね...ここ、指で...くるくる」
「ふ、ぁあぁぁ...」
「はは...気持ちいい声出ちゃいましたね、いい声...こうやって、くるくる撫でると...その中心に、触ってほしくなりませんか」
「う、ぁ、あぁぁぁ...んっ、や」
「喘ぐだけじゃなくて、教えてくれません?どう、されたいか...俺は、三奈さんがどこ触られて嬉しいか、キモチイイか...何でも知りたいので」
「やぁ...っ、ちくび、ち、くびぃ...っ」
「乳首が、なんです?」

かり、かり...乳首のすぐ真下を爪先がひっかく。触れて欲しくないのに...触ってほしい。本棚に縋りつきながら、逃げるように爪先出しして、膝ががくがく震える。今...腰が抜けたら...触っちゃう。だめ、だめ...ぜったい、

「...触ってほしいですか?」

頷きそうになって、慌ててブレーキがかかる。ごく、とつばを飲み込んだ音が静かに図書館に響く。

「......触ってほしいですよね?」
「ち、くび...だめです、触んないで...っ」
「あぁ...そうでしたか......せっかく、あなたが俺のモノになってくれると思ったのに」
「っ、んん...ぅぅ...」
「まあ、焦る必要もありませんしね」
「んっぁ、ぁぁ...ぁんっ」
「どうせ、最後は俺のモノになってしまいますし」

乳首から指が少し離れていき...詰めていた息を吐く。安心したような...残念なような、...いや、良かったんだから。未だにおっぱいを撫でる片手の存在を感じながらも、大丈夫、と言い聞かせながら、丸くなった背中を延ばす。だいじょうぶ、まだ...

「じゃあ、今度はこっちですね」

下着と肌の境界線、脚の根元を指がすり...すり...と焦らすように時間をかけて撫でていく。少しくすぐったいだけで...そんなとこ、と不審に思った時、指がついっと動き...下着の上から、割れ目を撫でた。

「〜〜〜〜んっ」
「...あなたの身体はどこもかしこも、やわらかい...壊してしまいそうで、どきどきしますよ」
「ぁ、あああ...っやだ、なんで...そこ、んっ」
「おや...少し濡れてますね。なんででしょうか...教えて?三奈さん」
「あ、ぅうっんんっ!そこ、だめ...ひぃっ」
「なんでですか?三奈さん...教えてください」
「ひ、ぅっ...ぁ、だってぇ...ちく、び...じらされてぇ...うう」
「はぁ...かわいい、ほんと...かわいいなぁ...すーっと君を見てたけど...やっぱり間近で見る君は違いますね」
「な、に...んっ、...」
「気持ちよくて、泣いてる顔...そそります。真面目に勉強している顔も、問題が解けなくて困った顔も、いい点とれて嬉しそうな顔も全部好きですが...今の顔が、一番すきです」

くに、くにゅっとおまんこを2本の指で撫でられ、太ももにきゅっと力が入る。触られ慣れていないそこは妙に敏感で...短く息を吐きながら必死に快感を感じないようにと身を捩る。割れ目の上を撫でるたびに...くちくちゅと音を立てるのが、恥ずかしい。

「割れ目を撫でるだけじゃ足りないんじゃないですか...」
「やぁ...やめて、...んんんぅっおねが、ぁんっ!」
「聞いて、この音...くちくちって...えっちな音と、それから...匂いもしてきましたね」
「いわ、ないで...っちがうの、私...!」
「こんな場所で、みんなの使う静かな図書室で...やらしい音と、匂いをさせてるんですか?」
「ふっ、うぅぅ...っ」
「割れ目が濡れてるだけじゃない...ここも、つんって...立ってますよ?」
「ん゛ふうう゛...っ!」

ぴん、と指先が...なんでもないように、クリを弾いた。その瞬間に、電撃のように全身に奔った快感にがくがくがくっと内またに震えた。漏れ出た声も静かな図書室に響き渡る。聞いただけで、えっちなことをしていると分かるような...そんな声だと、自分でも思ってしまう。

「そんな声出しちゃって...ああ、でもよかった、聞いてるのが俺だけで」
「ん、...んっ」
「我慢しないでください...今なら、俺だけがこの声を独占できます」
「ひ、...耳元で、んっくぅぅ...ぁ、やだ、クリやめてぇ...」
「じゃあ...耳元でこうやって、...囁きながら、クリよしよししてあげますね...」
「ひゃ、ぁんっまって、むりぃ...むり」
「クリの頭をなでなで、なでなで...指の腹でそおっと優しく撫でてるだけなのに...」
「クリだめです...んっっは、ぁ...だめぇ...」
「もうこーんなよわよわになって、」
「やぁ...んっ岐凪さんん...」
「あー、かわい...このまま、ずうっと抱きしめて、良い子良い子ってしてあげたいです」

すり、すり、しゅり...クリを優しく撫でられ...おっぱいの先を避けるように、くるくると撫でられ...快感がゆっくりゆっくり積もっていく。もどかしいなりにも溜まる快感にもじもじと太ももが揺れる。イきそう...もうちょっと、クリ...強めに、乳首も触ってほしい...っ

かりかりかりっ

「ふ、ああ゛っ!?」
「あ〜...そんな声出してだめじゃないですか...」

不意に乳首とクリを襲った快感についに膝が震え腰が砕け、...くずれおちる。そのままついてくる岐凪さんが、私を後ろから抱きしめたまま「どうしました?」なんて聞く。焦らされた分気持ちよかった...イったかと思うほど。でもじんじん熱を持ったまま、身体には快感が渦巻いている。

「ぁっ...あぁ...」
「なんだか、物足りなそうな声出ちゃってますよ」
「っ...あの、...」
「三奈さん?...何か言いたいことが?」
「...いえ、」

触ってほしい、なんて...言えるわけ。口をぎゅっと結び、必死に堪える。あと何分...もう少し、もう少しだけ
ぐいっ

「え...?」

ひやり、と熱くて濡れたそこに空気が触れる。あれ...なんで、
クロッチにかかった指がそのままずらし、おまんこが...濡れたそこに、すれすれに指が通っていく。当たらないギリギリをかすめるように、指がなぞる、仕草をする。

「ぁ、あ...っ」
「ああ...ここはさすがに、勝手に直接触れちゃいけませんよね」
「...っ、...」

触れていれば、どれだけ気持ちいいんだろう。快感を想像して喉がごくりとなる。指が割れ目を撫でる動きをしても、その感触はもちろん空気すら揺れない。直接じゃないと...

「あなたから欲しがって欲しいんです...俺も、早く...あなたを気持ちよくしたいし、俺だけのものにしたいから...ね、三奈さん」
「ひ、んっ...う、うぅ...」
「俺だけの...三奈さん...もう、あのカウンターからあなたをじっと見るだけじゃ、我慢できないんです」
「...っぁ、あ...」
「こうやって、触れて...乳首もおまんこも触れるのは俺だけにして...身体だけじゃなくて、あなたの心も欲しいし...俺以外の誰かに奪われるのも嫌です」
「い、わないで...だめ、...」
「今、あなたを満たせるのは俺だけですよ?...お願いするだけで、俺はあなたのこといっぱい気持ちよくしてあげられる」

低い声が耳の中に吹き込まれ、直接脳内を満たしていく。ほしい...さわってほしい。その言葉ばかりが頭の中に渦巻いていく。言っちゃダメ...そうしたら後戻りできないってわかっているのに...。開いた口からははくはくと空気が漏れる。

「...って、」
「はい?...何て言いました?」

後ろで、笑う、気配がする。

「さわって...ください、」
「...どこを、なにで...どういう風に触ってほしいんですか?」
「っ...あの、岐凪さんの...長い指で...おまんこ、...焦らされて、濡れてるおまんこ...ぐちゃぐちゃって、触ってください...っ」
「っはぁ...やばいです、...三奈さんのおねだり、最っ高です...」

そう言って、岐凪さんは指を...遠のけた。「え?」と呆然とした私の声だけが妙に響く。

「ん?...ああ、大丈夫ですよ、もちろんちゃんと触ってあげますからね」
「ぁ...う、はい...」
「でも、あなたは負けたわけで...じゃあ、次はおまんこのナカ...直接触らせてくださいね?」
「〜〜〜っ...あの、やっぱり...」
「なし、にはなりませんから...それで、次のルールは、」

次?ルール?...すっかり忘れていたものに、思わず目を瞬かせる。

「おまんこに指入れて、クリなでて...イき声出したら、恋人になりましょうね」
「こい、びと...っ?」
「はい...恋人になったあかつきには、一緒に住みましょうね?」
「え...ぁ、え...っ?」

岐凪さんは呆然とする私を他所に、一度立ち上がらせるとパンツをひざ下までするりとおろしていく。愛液がべったりついたパンツが足首にかかったまま、床にぽろりと落ちる。

「同棲ですよ。ああ...時間は、...10分はいりませんね、10秒にしましょう」
「同棲...なんで、ぁ、まって...じゅ、ぅって...」
「じゃあ、スタート」

クリを根元からきゅっとつまみ、もう片方の手でおまんこの中に指を入れて...そのまま、ぐちゅぐちゅと肉壁を撫でていく。快感と同様にぐちゃぐちゃになっている間に、ざらり、と指先がそこを撫でる。

「ん゛ぉ...ん゛ぅううっ!?イ゛...っ...〜〜〜〜!!!」
「はは...10秒もいらなかったですね、...三奈さんの負け」
「ぁ、あ゛っくり、ぁ、んん゛っまって、イってる、んんぅぅ...ッ゛」
「ず〜っとイき声でちゃってますね〜...あっまいかわいい声」
「ぁ、いぐ...また、イぐの...ん゛ぅ」
「同棲したら毎日一緒にご飯も食べれますし、あなたの隣で寝ることも出来ます...ずっと俺の傍にいてくれるってことですもんね」
「あ゛ぅっ...いま、むりっ...わかん゛ないぃ...っぁ、」
「あ〜...家から出したくなくなっちゃうな。鍵かけて、あなたのお世話は全部俺がして...それって凄い最高じゃないですか?」
「ひっ...やだ、やぁ...」

ぐちぐちぐち、と音を立てながらクリを扱かれ、もみくちゃにされる。それだけじゃなくておまんこからもいやらしい水音が聞こえてくる。とても、図書室で聞く音じゃない。恥ずかしさと快感と...岐凪さんの言葉でもうぐちゃぐちゃだ。

「まあ...俺は、あなただけがいればそれでいいってことですよ」
「ぁ、ああっん、だめぇ...頭、へんになる...っ」
「あなたもそう思ってくれたらいいのにな...まあ、そのための同棲ですから...愛してますよ?三奈さん」
「あ、っあいして...ん゛...っ」
「一生、ず〜っと...あなただけ」
「あ゛うぅぅ...いぐ、ぁ、ずっと...イってる゛......っん」
「あなたも俺のこと愛してくれます?」

わかんない。もう何も考えられない。
真っ白な頭で、必死に頷いた。言葉の意味も理解できないまま。

「あ、よかった...相思相愛ですね」
「うう゛...ん、ぁ、」
「初えっちは家でしましょうね...ここじゃなくて、俺たちの愛の巣で」

ただ分かることは、もう...後戻りはできない。それだけ。



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参加中:恋愛至上主義