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不良系義弟にぐいぐい押されて濃厚焦らし責めからの中出しえっちで快楽堕ちしちゃうお姉さんの話






   


麻友・・・大学生。年下が好き。
櫂斗・・・見た目は不良。高校3年生。




この歳で弟が出来てしまった。しかも高校生。ちょっと不良っぽい...というかかなり。

お母さんが、結婚したい人がいるという話をしてきたのは就活を終えてすっかり時間が余ったある夜の話。何となく出かける日が増えたなあ、と思っていたけどまさか相手がいるなんて思わなくてびっくり。
でも良いことだしよかったね、と返した後、年頃の息子さんがいるらしいと言われ一気に緊張してしまう。弟のいる友達に聞いたりといろいろしたけど、本番を目の前にした時それはもう頭のどこかに消えていった。

「はじめまして、麻友ちゃん...こっちは息子の櫂斗、ほら挨拶しろよ」
「櫂斗です」
「よ、ろしくね...櫂斗くん...あ、麻友です」

怖いかも。ちょっとどころでなく。
背が高くて格好いいけど、ぶっきらぼうな感じ。笑みは少なくて、初めての対面なのに何とか愛想を浮かべる私とは真逆。

...でも、私が話すときはよく目が合う。何を考えているか分からないけど。話に何か言ってくれるわけでも、相槌もないけど...じいっと。年下の男の子ってこんな感じだっけ...想像と違う感触に戸惑ってしまう。
お母さんは「櫂斗くん、麻友のこと気に入ったのかしらねえ」と嬉しそうににこにこ笑う。そうかな...私の不安は消えないまま、家族として一緒に暮らす生活がはじまった。



「あ、おかえりなさい」

義理とはいえ、弟なんだし、おかえりと気軽に言えれば良いけどその壁はどうやらまだ高い。ほんのちょっとの抵抗として、なさい、は小さく言った。
櫂斗くんは「ん、」と頷いた。教科書どころか筆箱も何も入ってなさそうなカバンはソファにぽいと投げて、キッチンの方へ。高校の制服はかなり着崩されていて高校で怒られないのかなあ、なんて思ったり。

私は焼きたてのクッキーを何枚かお皿に入れて、それから牛乳も準備して。よし、おっけー。近づいてくる足音から逃げるように皿とコップを手早く持って......止まる。
シンクの前で立つ身体の両サイドに手がついて、ふわり、と知っているのに知らない匂いに包まれる。

「ちょうだい、」
「ぁ、...」

高校生とは思えない、甘くて低い声が耳元を掠り、大きな手が私の肘あたりを伝って手首を撫でて、そのままお皿を持つ手のひらを辿る。なにこれ、なに...なに...!戸惑って、身体が硬直する。そしてするり、とあっという間にクッキーを一枚掠め取られる。あち、という低い声がまた響く。すぐに口の中でむしゃむしゃとクッキーを砕く音が聞こえ、その間私は少しも動けないまま、一枚減って寂しくなったお皿を見つめる。

「あま...」
「あ、なんで...」
「あんた一人だ食べる気だったのかよ、食いしん坊」
「え、違うよ!そう、じゃなくて...」
「そうじゃなくて、なに?」

むしゃむしゃとクッキーを食べながらも、逃がしてくれる気配のない櫂斗くんに固まってしまう。気まずい沈黙に私は口を開いたり閉じたりして、結局何も言えなかった。

「まあ、いいけど」

櫂斗くんはもう一枚だけクッキーを摘まんでキッチンからいなくなってしまう。よかった...思わず胸を撫でおろして、あれ、と背中を振り向く。気づけばエプロンのリボンが解けていた。




「どう、美味しい?櫂斗くん」
「はい、美味しいっすよ」
「よかった...麻友も好きだもんね、コロッケ」
「えっ......あー、うん...?」
「コロッケよ、ちょっと聞いてなかったの?」
「...ごめん、」

四人で仲良く囲む食卓。並べられた食事はとても美味しそうで、特にコロッケは大好き。でも、今の私はコロッケどころじゃない。
隣にいる櫂斗くんの左手がずっと太ももの外を人差し指の背中で撫でているせいだった。すり...すり...すり...すり...ゆっくり優しいその手つきが余計に意識してしまう。どういうこと...私、からかわれてるの...?
逃げるように椅子からわずかにお尻を上げて、櫂斗くんとは逆の方に身体をずらす。これでなんとか......っ、あ

「っ、んっ」

咎めるように太ももに手を置かれて、指先がくっと内腿に食い込む。痛みはないけどさっきの優しい手つきとは違う。その手がゆっくり上へ...きわどい方に進んでいき、息を呑む。半分に割ったコロッケが箸から滑り落ち皿の上でキャベツをクッションに転がる。
伺うようにお母さんたちを見れば、2人で見つめ合ってにこにこしている。よかった、バレてない...。じゃなくて...!

「櫂斗くん...?」
「どうかした?」
「えっ...あ、...こ、高校、楽しい...?」
「なにその質問...変なの、あんた」

くすりとこぼした櫂斗くんの笑みに思わず閉口してしまう。櫂斗くんのせいなのに、と喉から出かかったけど、...おかしそうに笑う櫂斗くんに一瞬見惚れてしまった。
お母さんと...お父さんは2人してキッチンに行ってしまう。2人の楽しそうな背中を一瞬見送って、でもすぐに櫂斗くんの方へ顔を向ける。

「最近は楽しいけど?...なんでか分かる?」
「え...友達と遊んだりしたから、とか」
「家に帰ったら楽しそうにお菓子作ってるあんたに会えるから...朝は早くていないし、」

どうしよう、どうしよう...!?
ストレートな言葉に顔まで熱くなる。なに、なんでそんなこと言われてんの。聞き間違いかなにか...?

「手、こっち出して」
「こ、こっち...?」
「そう...テーブルの下、...ほら早く」
「うん...」

言われるがまま、箸を置いて手を膝の上から櫂斗くんの方に寄せる。すると櫂斗くんの手が伸びてきて、あっという間にきゅっと手を繋いでしまう。恋人繋で。

「ちょ、...っと、櫂斗くん」
「しい...バレるけど、いいの?」
「なんで、こんなこと...するの...だめだよ、」
「なんでダメ?俺たち血い繋がってねえじゃん...それに、顔真っ赤で意識しまくってるのに」
「ちが...櫂斗くんが、そんなことするから」
「俺のせいかよ」
「だって、」

繋いだ手は逃げようにもしっかり繋がれて逃げられない。力が強くて、年下なのに強い性別の差を感じて...心臓が一気に跳ねる。そのままぐいっと引っ張られて身体が思いっきり横に傾いて...あ、

ちゅ

「あーあ、キスしちゃったな...」
「っ......っ......!」
「顔えっろ...麻友ってMだろ」
「な、なっ...なにして...っえ、Мじゃないし...!」
「焦りすぎ...じゃ、舌絡めるえっろいキスはまた今度な」

今度とか次があるわけない!思わず反論に開きかけた口も、戻ってきた2人に何も言えず閉じてしまう。そして、まるで教え込むように手の甲をすり...と撫でて、大きな手は離れていった。




「はっ、ぁ...んっ」

壁に押し付けられて、逃げ場がないせいで、舌を絡めてぬちゅ...じゅ、という背筋が震えるようなえっちなキスから逃げられない。両手をまとめて櫂斗くんの片手で押さえつけられ、頭上に縫い付けられている。背の高い櫂斗くんに引っ張られるように顔を上げながら、何度も何度も...キスをしていた。
抵抗出来ていたのははじめのうちだけ。音をたてるような軽いキスを、両親が見ていない一瞬の隙をついてしてくるようになり...正直家の中で気が気じゃない精神状態が続いていた。バレたらなんて言われるか...そんな心配ばかりの私に、櫂斗くんはキスをして更にキスをして...「もっとしたいんだけど、」とそんなことを言う。
両親ともに仕事で忙しくなってくると、2人の時間はどんどん長引き...ついには舌を絡めるようなキスにまで発展していた。

「唾液あっま...なんで?」
「は、ふぁ...しら、にゃ、んぃ...っ」
「ふは...なにそれ、何言ってんの」

二階の廊下の真ん中、階段を下りた先にはお母さんがいるのに。休日の真っ昼間、この背徳的な行為に終わりは見えてこない。お母さんと仲良く話す声が下からは絶えず聞こえてくるのに、私には濡れた水音と櫂斗くんの吐息しか聞こえない。
それどころか櫂斗くんの行為はどんどんエスカレートしていく。櫂斗くんの膝が両足の間に差し込まれ、そのまま太ももでぐりぐりと...おまんこに押し当てる。

「やめて、んっ...ね、ぁ、っ!」
「なんで?気持ちよさそーにまんこすりすりしてんじゃん、」
「ちが、っぁ、あ!あし、あげちゃだめ...っん」
「男にディープキスされて膝にまんこ擦り付けてんのやーらしい...」
「してない、ぁ、っだめ...んっ!」

してない、してないのに...。
脚の間に差し込まれた太ももがぐっと押さえつけて上へ持ち上げるから、どんどんつま先立ちになって...指先が床上で滑る度に腰が揺れて食い込む。それが擦れて...どんどん身体が熱くなっていく。

「欲しがってんだろ、認めろよ...」
「ちがう、って...んぁ、あっ」
「廊下のど真ん中でえっろい声漏らしてんのによ...」
「っ、ん...ぁ、はぁ...っんや、ぁ...ぐりぐり、しないれ...!」
「自分で擦り付けてるって言ってんじゃん...頑なに認めねえなあ...あーじゃあ...証拠見せてあげよっか」
「え......ん、ぁ...!」

ぐちゅ、と長いスカートを捲り上げられ指が下着の上から割れ目をなぞる。前後に指を動かすだけで、くちゅ...くち...と濡れた音が響く。かあ、と顔が真っ赤になる。

「キスした後のまんこでこれ...どろっどろだろ」
「ちが、ちがう...!」
「それともこのまんまずーっとぐちょぐちょのパンツの上からまんこ弄るだけにすんの」
「っ、ゆび...っ、ぁ、...んんっ」
「意地っ張り...あとでちんぽ欲しいって泣きつくハメになるのにな」
「ひゃ、っあ、...っん!!!む、」

ちゅ、という可愛い音ははじめだけ。ぬるりと滑り込んできた舌に絡め取られ、引っ張られ...上から見下ろすような角度の櫂斗くんから絶えず唾液が流れ込んでくる。堪らず、こくり、と飲み込めば櫂斗くんは褒めるように上顎を舌先で引っ掻いた。

「は、んむ...んっ、ぁう...」

くに、くに、くにゅ、くちゅ、くにゅ...二本の指が割れ目からクリにかけて何度も往復する。腰が砕けて壁からずり落ちそうになると櫂斗くんがすかさず「あっぶね、」と支えてくれる。......櫂斗くんのせいだけど。

「気持ちいーんだ...身体ふにゃふにゃ」
「ん、ぁ、...うう、...っはぁ、」
「あーえっろ...ほら、ちゃんと立ってなよ」
「ん、ぁ、...むりぃ...ひぁ、ぁ、......っ!!!」
「あ?...イった?...おいおい、早すぎ」
「ちがう、ぁ...イってない、」
「まんこ痙攣してんのバレバレだけど...ま、軽ーくイっただけっぽいけど...」
「う、ぁぁ...っ櫂斗くん、んぅ...ぁ、だめぇ...やめ、て...!」
「指でこんな簡単にイくなら...ちんぽでされたらどうなんの?」

櫂斗くんは私を拘束したまま、もう片方の手でベルトを緩めていく。うそ...うそ...ジッパーを緩めて見えたそれに私はかっと顔が熱くなるのを感じた。下着を押し上げている、櫂斗くんのものに。見てはいけないものを見てしまった、そんな心地で思わず視線を逸らせば櫂斗くんが「こっち見ろよ、」と囁く。

「ほら、麻友のえろまんこ触ってギンギンになっちゃった、」
「だめ、ぁ...みない、」
「麻友のまんこ入りたいーって、勃起してんのに...ひどいな、」
「わ、たしのせいじゃ...」
「あんたのせいに決まってんじゃん...ね、ほら...触れって」

片手だけ解放されて、その手をするすると下の方へ。逃げたいのに、促されるまま...ぴとり、と下着越しに硬く熱い感触に触れてしまう。その瞬間全身に電源が奔ったみたいに、ぶるりと震える。

「あ、いま...えっろい顔した...やらしー」
「ちが、...ぁ、もう...離して、...っ」
「自分から手ぇ離せなくなってんじゃん」
「やぁ...年下、の...くせに...っ」
「は?...年下ちんぽにめろめろになってる癖に...ほら、あんたのナカ気持ちよくしてくれるちんぽによしよし媚びとかなくていーの、
「っあ、...だめ、手...んっはなして、」
「はぁー...がっちがち、...あんたのせい...、」

熱い吐息が唇にかかって、そのまま...手ごと押し付けるみたいに私の下着越しのおまんこに押し付ける。ぬちょりと濡れたクロッチに手の甲が触れて、自分の濡れたそこにびっくりして手を引っ込めてしまう。
ぬち...っ

「〜〜〜〜っ!」
「はぁ...パンツ越しにまんこに触れちゃったじゃん、麻友のせいで...」
「ま、って...離れて、...んっ」
「まんこびくびくってしてんのバレてるよ...ほら、ずりずり...」

ぬぢゅ、ぬぢ...ぬぢっ

「っぃ、ぁあ...っおと、ん...ん、ぁあっ」
「早く入りねえなあ...」
「だめ、ぁ、それ...だめ、ねえ...!」
「それって?...教えてくんねえと、やめてあげられないけど、」
「ぁ、うう...ぅ、...ん、ぁ」
「言えないんだ、分かってる癖に...初心なフリしてんの?かーわいい」

ぬる、ぬる、ぬりゅ...布が擦れる音と水音が混ざったやらしい音が絶えず聞こえてきて...頭はもうぐちゃぐちゃだった。やめなきゃいけないのに、水音はだんだん大きくなって...私の身体もどんどん熱くなる。

「ぁ、...ん、」
「二人ともー!ちょっと降りてきて、!」
「っ!」

廊下の下から響くお母さんの声。びくりと震えて、我に返る。櫂斗くんの「良いところで...はあ」というため息とともに、櫂斗くんは私のスカートを素早く正すと自分の前も手早くしまい込む。それでも見合わせた顔はお互い妙に赤い。多分...特に私が。

「ほら、行かねえとえっろい顔見に来ちまうけど」
「い、いくから...」
「イく?」
「っ、ちょっと...!」
「はいはい、」

櫂斗くんは私の手をするりと取ってきゅっとつなぐとそのまま、一階の方へ降りていく。え、あ、...手つないで、...!?

「あ、降りてきた...って、あら、いつの間にそんな仲良くなって」
「...っ、ちょ...っと、だけ」

階段を降りてすぐ、ソファのそばで並ぶ二人を見つけて思わず手を櫂斗くんの後ろに隠して、ぴたりとくっつく。この角度なら見えないはず...。でもそのせいで仲良くなってると思われてしまったけど、バレるよりは...マシ。

「まあ、良かった...、櫂斗くん麻友のことよろしくね、」
「はい...どっか、行くんすか」
「あら、バレた?...二人で旅行に行くことにしたの」
「旅行!?い、今から!?」
「そうよー...ふふふ、いきなりでごめんね」

お母さんは膨らんだトランクを見せつけてにこりと幸せそうに微笑む。その反対に私は真っ青になった。よりによって今から、と...。さっきまで襲われかけてた...というか思いっきり襲われて、寸前で止まっているというのに。今2人がいなくなればあっという間に櫂斗くん食らいつかれてしまう。

「ちょっと、...いきなりすぎる、って......っ!」

思わず飛び出した身体は、櫂斗くんの腕に引っ張られて止まってしまう。お母さんの「あら、本当に仲良しねえ」という暢気な声とは裏腹に、櫂斗くんの手はそのまま私の身体で死角になったことで、もぞりと動き出す。くっとお尻を掴まれてそのまま指先がすりすりとお尻の間を撫でる。熱の冷めかけた身体が一気に体温を上げるのを感じた。

「っ...っ、ぁ」
「一日で帰ってくるわよ...麻友はお姉さんとして櫂斗くんのことよろしくね、」
「ん、...は、...う、ん」
「麻友ちゃん、櫂斗のことよろしくな...櫂斗もやんちゃはほどほどにしろよ」
「ま、ほどほどにするよ」
「生意気なやつだけど、麻友ちゃんご飯くらいは一緒に食べてあげてな」

ぬち、ぬちゅ...濡れた下着がおまんこに擦り付けられる音に気を取られて、会話がろくに頭に入ってこない。2人はこっちを気にすることなく、財布や携帯をカバンにしまい始めると、ついには...櫂斗くんの手がスカートの内側に入り込む。

「っ、...いまは、だめ...っ」
「バレないように声抑えればいいじゃん、」

クロッチをずらしてついには...指がぬるぬる、と割れ目をなぞり始める。くちゅ...くち、というはしたない音が静かに響き、私は必死に2人に聞こえないように咳ばらいをする。

「指にたらたら麻友の愛液伝ってるわ...バレるかもって思って興奮してるでしょ、」
「ちが...ん、ぁ...は、ぁ...」
「その割にまんこひくひくしてんじゃん...焦らされまくって、麻友のまんこはすっかり正直になっちゃってるけど?」
「うう、...ぁ、指、ぁっ...それ、」
「ほら、ちんぽ入ってるって想像してみ...まんこずぽずぽって、」
「んっ、ぁぁ...っ」
「入り口のあっさいところじゃなくて、奥に思いっきりずぽずぽ......って、」

ぬぷっぬぶ...じゅぷっじゅぶぶ...

「どんどん溢れてきてる...ここなら麻友のやらしい匂い感じるんだけど...音より先にこのメスの匂いであの2人にバレるかもなあ、」
「っあ、...ひ、ん...ん、んんぅ...!」
「きもちよさそ、...じゃ、この指ちんぽだと思ってみて...ほら、一気にあっつあつのえろまんこの奥まで挿れるからな、声我慢しろよ」
「っ、櫂斗くんっ......〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」

がくがくがく、と揺れた膝が一気に崩れ落ちかけて、櫂斗くんが支えてくれるけど...奥まで指がずっぽりはまっていた。
目の前がちかちかして、イったのかもよく分かんなかった。甘い快感が突き抜けて、頭は真っ白だった。幸いにも...2人は丁度笑い声をあげて楽しそうに話してるところで...こっちに気づく素振りもない。

「っ......っ、ぁ」
「まんこきゅ〜ってなってんの...イったくせに指じゃ物足りなくてぎゅっぎゅってしてんの、分かってる?」
「櫂斗くん...ぅ、ぁ...」
「あーあ...すっかり欲しがりの蕩け顔してんね」
「ふ、はぁ...ぁ、」

息も絶え絶え。赤い顔を俯かせて...今はもう、必死に...早く2人が旅行に行ってくれればいい、そんなことを思っていた。

「じゃあ、行ってくるわね...仲良くね、」

いってらっしゃい、掠れた声の違和感に2人は気づくことなく荷物を持って楽しそうに出ていった。
ぬち...ぬちゅ...焦らす様に撫で始めた指に「ぁ、んぅ...」甘い声がつい漏れてしまう。

「んじゃ...仲良くしよーな、麻友」





「このちんぽ、欲しい?」

櫂斗くんのベッドに押し倒され、彼の匂いに包まれながら何度もパンツ越しに硬い熱をぐりぐりと押し付けられる。ほしい、はやく...そんな思いで腰が揺れると櫂斗くんが吐息で笑う。そして、櫂斗くんも腰を上げてそのちんぽを...かす、かすとクリにほんの少し触れるレベルで擦らせる。

「ぁ、ひ...ん、ん...」
「腰へこへこやらしー...早く欲しいんだ」
「ん、おねがい...」
「ほら、もっと腰上げないとどんどんちんぽ離れるぞ、...ちゃんとメス媚びしような」
「あ、ぁ、やだ...だめ、ん...はぁ、ぁぁ...っ」
「声えろ...もっと出せよ、もう聞かれないんだからさあ」

いくら腰を揺らしても、櫂斗くんのは掠れるだけで物足りなさばかりが募っていく。すっかり大きくがちがちになった櫂斗くんのちんぽから目が離せず、それを追っかけてしまう。

「おねがい、櫂斗くん...っ...はやく、」
「はあ...挿れてください、だろ...ちゃんと強請んないと」
「ぁ、んん...いれて...っ、おねがい...櫂斗くんの、ちんぽ...」
「まあ、...及第点かな、」

ずぶぶぶぶぶぶ...っ

「〜〜〜ッ!!!っあああ、!」
「っあー...気持ちいわ、」
「ぁ、うそ...なま、だめ...ん、はぁ、ぁ...!」
「今更すぎ...ぬるぬるまんこ味わってからゴムつけるとか、無理だから...」
「そんな、ぁ...んっぁ、あっ!」
「待望のちんぽどう?...年下に、しかも出来たばっかの弟に犯されて、まんこどんどん濡らしてさ...」
「っあ、ぁんっ...ひどい、...っあね、なんて...思ってない、くせに...っぁ、あ...っ」
「思ってないに決まってんじゃん...一目見たときから、どタイプな年上の女ってずっと思ってるけど」
「〜〜〜っぅぅう、んん...っ」

ずぽ、ずぽ、と躊躇なくナカを押し上げる感触に身震いした。年下の、弟にベッドに押し付けられて容赦なくナカをほじくられ...はしたない声が止まらない。私と違って余裕すら見える櫂斗くんは私の胸元に顔を伏せて、れろ...と舐める。首筋から下へ...窮屈そうに背を丸めながらも、谷間を何度も舌が往復する。

「あま......思ったけど、舐められんの好きなんだろ...」
「っあ、ぁぁ...ん゛ぅ...」
「まんこの締め付けえぐいし...ん、む、」
「ぁ、やだ...だめ、んんっ...それぇ、きもちい...!」
「っちゅ、...やらしい綺麗な肌にキスマつけるから...ちゅ、ぅ...」
「ふ、ぅぅう゛っ...だめ、やだ...っおねがいぃ...!」
「はいはい...気持ちよくて辛いな、」

ちがう、ちがうのに...ゆっくりゆっくり慣らす様に奥をつきあげる櫂斗くんのちんぽが甘やかす様に奥をぐりぐりとすり潰す。そうすると一瞬でお腹が熱くなって、...ぎゅっと締め付けてしまう。

「奥よしよしされんの好きなんだ...年下に甘やかされて、気もちくてとろとろになってんのかわいーよ、」
「やだ...よしよし、きら、い...っ!」
「素直になれないところも可愛いよ、...でもさあ、俺も気持ちよくしてくんねえと、なあ」

がっと腰を掴まれ、制止の声を上げる余裕もなく...ずん、っと思いっきり突き上げられる。奥を思いっきり突いてから、手前の...気持ちいいところを櫂斗くんの先っぽが引っかける。それがたまらなく気持ちよくて、喉奥からうめくように喘いでしまう。

「っ、ぅうう゛んんんんぅ...!」
「低い声...本気で感じてんだ、...ほら、まんこイくいくしような、」
「ひ、ぅうあ゛っだめ、ぁ、そこむりっ!」
「はいはい、無理じゃない...気持ちいい、そこ大好きってちゃんと俺に媚びないとダメだろ」
「っぁ、ああッ...ひ、ぁ、あぅぅ...っ」
「ほら、言えよ...ちゃんと出来るって年上らしいところ見せような、」
「っ、ばか...ん、ぁ、いくっぁ、だめだめ...んんん、そこ、ぁ、きもちいいぃぃ...っ!!!」
「アクメ声えっろ...ちゃんと言って、俺のちんぽ好き?」
「っぁ、すき、...ん、すきぃ...櫂斗くんの、ちんぽ...っあ、ぁ、ぁぁぁ...っ!」

催促されるがまま開いた口からは、年下に媚びる自分の甘い強請り声。それに興奮したように櫂斗くんが息を吐くと、一気に奥を激しく突き上げていく。ぱんぱんっと肌を打ち付ける音と、ぬちぬちゃと粘った水音が響く。
じゅぶっじゅぶっじゅぶっ

「最高...っナカ、出すから...麻友の、大好きなちんぽで...思いっきり、......っ」
「ぁ、んん゛っまっで、ぁ、あ゛っだめ、ん、ん、......〜〜〜〜っ!!!」
「っ、あ......っ」

櫂斗くんの低く唸る声が胸元で吐息となって肌を撫でていく。それすら気持ちよくて...しばらく、全身小刻みに震えてしまっていた。ナカを濡らす熱い存在に頭が真っ白になったけど、...ああ、もうどうしよう。

「うー...最高、もっとしたいんだけど...」
「もう、だめ...一回、ストップ」
「えー?...体力なさすぎ、...夜は?」
「だめに決まってんじゃん...櫂斗くん」
「はあ?...だめばっか、」

つまんね、とさっきは強引にいろいろ仕掛けてきた櫂斗くんは拗ねたように首筋に顔を埋めてくる。

「身体、つれーの...処女じゃないみたいだけどさ、なんか...反応が初心で、」

伏せた目を、伺うようにこちらに向けてくる。なんだ...さっきまでは小生意気で無理やりだったくせに...。

「...明日、帰ってくる前にもう一回しよ」
「.........次は、ゴムつけて」
「えー...じゃ、一緒に買いにいこーぜ」

なんか、丸め込まれたような...。ギャップに胸を突かれ、ときめいている自分に...呆れてしまう。
その日から両親の陰に隠れていたずらしてくる櫂斗くんとの激闘の日々がはじまることを、私はまだ知らなかった。





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参加中:恋愛至上主義