明日発売




**心の準備中


ソフィ:ど、どうしよう。

ヒューバート:どうしたんですか?

ソフィ:いよいよマイソロ3、略してレディマイ3が明日発売。

ヒューバート:マイソロの時点で略してると思いますが。

ソフィ:わたし、シング様に会える!!

ヒューバート:そうですね。良かったですね。

ソフィ:ヒューバート冷たい(泣)

ヒューバート:……すみません。

ソフィ:シング様に会ったらどうしよう。何て言ったらいい?

ヒューバート:はじめまして、と自己紹介でいいんじゃないですか?

ソフィ:やっぱり、『ずっと好きでした!!』がベストかな?

ヒューバート:ぼくの話を聞いていませんね。

アスベル:どうしよう、リチャード。ソフィが、愛の告白的なことを……!

リチャード:とりあえず落ち着きなよ、お義父さん。





**心の準備中2


アスベル:どうしよう。

パスカル:どったのー? 大好きなカレーに唐辛子を大量投入するなんて、アスベルらしくないね。

アスベル:……さよなら、俺のカレー(泣)

パスカル:男の子が簡単に泣かないの。何を考えてたわけ?

アスベル:いや……。どうやったら、誰にもバレないようにカイルを闇に葬れるかと思――……。

ヒューバート:ヴァンフレーシュ!!

パスカル:アスベルー、大丈夫ー?

アスベル:う、うう……。

ヒューバート:もしも本当にそんなことをしたら、こんなものじゃすみませんよ。ぼくも彼女(TOI聖女)も黙っているとは思わないことですね。

アスベル:……。





**カイルを嫌う理由


シェリア:本当にどうして、そんなに嫌いなの?

リチャード:ヒューバートが彼を慕っているからかい?

アスベル:それもあるけど、アイツ……ソフィを誘拐したことがあるんだ。

ソフィ:違うよ、アスベル。

アスベル:ソフィはアイツをかばうのか!?

ソフィ:お願いしたのはカイルだけど、実際にわたしを誘拐したのはシャーリィだから。

アスベル:!?

ソフィ:でも平気。リッドがめちゃくちゃカッコよく助けに来てくれたから。

アスベル:!?

リチャード:とりあえず、無言で抜刀するのはやめようか、お義父さん。





**心の準備中3


シェリア:どうしよう。

マリク:どうした、シェリア。

シェリア:教官、いたんですか。

マリク:最初からいたぞ。ただ、台詞を挟む隙がなかったんだ。

シェリア:年なんですから、無理しないでください。

マリク:(ρ_;)

シェリア:……。

マリク:……。

シェリア:……。

マリク:……すまん。

シェリア:いえ。

マリク:それで、シェリアは何を考えていたんだ?

シェリア:教官を見ていたら、どうでもよくなりました。ありがとうございます。

マリク:そ、そうか……。

ソフィ:大丈夫だよ、シェリア。どんなに酷いことを言う人がいても、わたしたちが一緒だから。

アスベル:ああ、心配するな。

シェリア:……ありがとう、二人とも。

パスカル:あたしたちもサポートしようね。

ヒューバート:当然です。

リチャード:もしもの時は、権力という名の武器で……!

パスカル:甘いよ、リチャード。[ピー]して[ピー]するくらいじゃないと。

ヒューバート:いえ、そこはやはり[ピー]が有効かと。

マリク:いや、[ピー]を[ピー]に代えてだな。

リチャード:さすがマリク。目の付け所が違うね。

シェリア:真顔で恐ろしい話をしないで!!






E N D



2011/02/09





(スタッフの好き嫌いはともかく、間違った贔屓で彼女を傷つけないで欲しい。本編でももっと魅力的に見せる方法があったんだから……)



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