食事も、一通り済んだ所で(一部で戦いあり)今はのんびりとくつろいでいる
佐助と小十郎は食事の片付けをしてくれていて(まるでお母さんとお父さん…)三成と家康は(一方的に)争いながら風呂を沸かしに行ってくれている
だから結構楽である
……何故彼らにそんなスキルがあるのか、疑問だが
苦笑しながら、パソコンの前に座る
勿論、曲を作るため
手をブラブラさせたり、腕を伸ばしたりして、準備運動紛いのことをしていると、皆が直ぐに集まってきた
皆一様に、目が輝いている(数名分からなかったが)
やはりボーカロイド、歌いたいのだろう
「hey!master!作るのか!?」
「名前様…!私が来て直ぐにお作り下さるとは…!」
「あはー何言ってんの?私"達"でしょー?」
「まっますたー殿!!そっ某、精一杯歌いまするぅぅぅ!!」
「待て真田。テメェが歌う曲とは決まってねぇだろうが」
わいわい騒がしくなる
聞いてみれば、言い合いの議題は「誰が一番に曲を作って貰えるか」であった
……どうしよう
嬉しいなぁ……
やっぱり、この気持ちを歌にしよう
否、歌にしたいのだ
だから、この歌を歌うのは
「みんな」
「「「?」」」
「私の初めて作る曲は、みんなのだよ
歌詞は一緒で、曲のジャンルとか、曲調を変えて」
それは、ダメ?
無意識の内に少し首を傾げ、言った
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