※幼稚園児ルフィ
※23歳×5歳くらい








「なあなあ、えーす」


夕飯のハンバーグにたっぷりかけたケチャップを口の周りに付けた可愛い可愛い可愛いかわ(略)弟が問いかけてきた。
口の周りをタオルで拭いてあげると、んっと言いながら目を瞑る。
その可愛すぎる姿に叫びだしそうなのをなんとか食い止め、冷静を装い(多分顔の筋肉はゆるゆるだったと思うが)、なんだ?と返事をする。


「せっくすってなあに?」

「ブゥーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!」


口に含んでいたいたハンバーグが勢いよく噴き出した。
ルフィが何やら、きたねえ!などと叫んでいるが、今はそれどころじゃない。
え?今なんて?


「ルルルル、ルフィ!!兄ちゃんよく聞こえなかったナ!もう1回言ってくれる?」

「おう!せっくすってなあにー?」


聞き間違いではありませんでした。

ハンバーグをつついていたフォークを口にくわえて小首を傾げるルフィ。
そんな天使のような姿からは想像すら出来ないおぞましい言葉を口にされました…!


「ななな、なんでそんな言葉知ってるんだ!?に、兄ちゃんびっくりしちゃったゾ!」

「あのな、きょう、ようちえんのかえりに、しゃんくすせんせーにいわれたんだ!おれがおおきくなったら、いっしょにせっくすしようなーって!」

「あんのロリコン変態野郎!!!!!ぜっっってー訴える!!!!!!」

「だから、えーす!せっくすってなあにー?おしえてー!」


目をキラキラと輝かせてこちらを見つめるルフィ。
確かにその姿は、犯罪を犯してしまいそうなくらい可愛い。
可愛いなんて言葉じゃ言い表せられないくらい可愛い。…が!!
あんなロリコンの変態野郎におれの可愛い可愛い可愛い可愛いかわ(略)ルフィを汚されてたまるかっ!!!!


「あのなルフィ!セックスっていうのは、兄弟でやるモンなんだ!だからルフィは、大きくなったら変態ヤ…シャンクス先生とじゃなくて、おれとするんだぞ!」

「えー!そうなのかー!じゃあ、しゃんくすせんせーまちがってるんだなー!」


えーすは、なんでもしってて、すごいなー!なんて言いながら笑う純粋無垢なルフィにキュンとして、その頭を優しく撫でる。


「どんなことかは、ルフィがもうちょっと大きくなったら教えてやるから、それまでのお楽しみな」

「わかった!やくそくだぞ!」


小さな小指を突き出されたので、そこに自分の小指を絡ませてぎゅっと力を込める。


「じゃあおれ、はやくおっきくなれるように、いっぱいたべる!!」


そう言ってガツガツと残りのハンバーグを食べる姿に微笑む。

ルフィは素直でいい子に育ってます。


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全体的に全てが間違ってる(笑)




2012.08.08




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