※大学生×高校生くらい
※ルフィ、サンジのお家にはじめてのお泊り






「なんだそれ?」


風呂上り。
冷蔵庫から飲み物を取る途中、ベッドの上にいるルフィに目が留まる。


「これか?チョッパーマンだ!」


効果音をつけるなら、どーん!だろう。
自慢げにそれを持ち上げ、こちらに見せつけているのは枕より少し大きめのぬいぐるみ。


「抱き枕?」

「ちがう!チョッパーマン!」

「あ、そう…」


多分、というか絶対そうだろう。
ぬいぐるみの形をした抱き枕。
今日やたら大きな荷物を持ってきてると思ったら、これが入っていたらしい。


「おれ、寝る時これをぎゅーっとしながらじゃないと寝れねえんだ!」


そう言いながらチョッパーマンとやらを抱きかかえ、布団に潜り込むルフィ。
もぞもぞと体制を変え、チョッパーマンと向き合う形で落ち着いたらしい。
じっとチョッパーマンを見つめる姿に、可愛いなあ、なんて思いながら手に取った炭酸飲料を喉に流し込む。


「でも、」


呟くように言葉を発したルフィに、飲んでいた炭酸飲料を冷蔵庫に戻し、再度目を向ける。


「これからはチョッパーマンはいらねえな」

「は?それがないと寝れないんじゃねえのか?」

「だって、サンジがぎゅーってしてくれるだろ?」


上半身を起こしたルフィが、抱きかかえていたチョッパーマンをベッドの外に置き、くるりとこちらを向く。
大きな瞳でこちらを見上げ、白く細い腕を広げる。


「サンジ、早く」


じゃないと寝れない、と言うルフィに白旗を揚げた。





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小悪魔ルフィ!全て計算ですよ!フゥ!
白旗揚げたというのは、サンジさんは紳士なので、はじめてのお泊りでは抱くつもりなかったんだけど、小悪魔なルフィの誘惑に負けてはじめてのエッチをしてしまう。という事です!
文章力どこで売ってますか。



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