不思議な感覚

「なぁ、ヨハン」
「ん〜…どうした十代」
「オレさ、ヨハンといると不思議な感覚というか感情?になるんだ」
「不思議な…?」
「うん……ヨハンが隣にいるとふわふわして、暖かくて、まるで母さんが隣にいるような……あと、ドキドキってなる」
「オレが十代の母さん!?」
「そこ真に受けるなよ……あ、あと…ヨハンが誰かと話してるとむかむかするし……オレ、どうしたんだろう……?」

(もしかして……)

「十代、それはたぶん……恋したんだよ」
「恋?」
「そう。ドキドキして、誰かと話してるとむかむか……つまり嫉妬してる」
「………」
「……なぁ十代。オレも、お前といるとドキドキするし、誰かと話してるところ見るとむかむかするんだ」
「ヨハンも……?」
「それで気付いた。オレは十代に恋したんだなって」
「……!!」
「十代。オレと付き合ってくれないか?必ず十代を幸せにする……!!」
「で、でも、オレたちは男だぜ!?」
「そんなの関係ない。オレは遊城十代という人に恋してしまったんだから……」
「……ヨハン」
「十代……」


ちゅ……


「〇!♂★§◎!!?///」
「これがオレの気持ちだよ」
「………バカ///いきなりすぎんだよ!!」







不思議な感覚に気が付きました。
それは……





──「恋」と言う名の感情でした。


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