ラヴコレサンプル2 | ナノ



サンプル(R18部分)

背に回されていた手は身体のラインをなぞるように降下し、春歌の小さな双丘を掴んで自身の下半身と密着させると気付いたのか春歌は小さく声を漏らす。
 まだ触れているだけなのにカミュのそこは緩く勃起していた。春歌としては誘っているつもりは全くないはずだったが、カミュの熱いそこに身を捩らせる。逃げようとしていると感じたのか、片手で春歌の後頭部を掴み口づけをした。
「んっ、ふぅ……」
「はぁ……は、るか」
 噛み付くような口づけにも関わらず呼ばれた名は優しく、脳髄まで蕩けてしまう程だ。まるで魔法に掛かったかのように抵抗の意思を無くし口づけを受け入れ続ける。
 舌を絡ませながら段々と力が抜けきっていく春歌を確認したカミュは双丘に回されていた手を春歌の胸元に移し、器用に片手でパジャマのボタンを外していく。
薄い水色のシルクのパジャマはカミュが用意したものであり、着心地が良いのか春歌は好んでよく着ている。冬に着用しているもこもこのパジャマもカミュの密かなお気に入りであったが、自分の選んだ物を着てくれる恋人の姿に愛しいと気持ちが溢れていく。服を送るのは脱がす為と言うのもあながち間違いではないと思いながらも手を止める事はない。
第四ボタンまで外すと春歌の何も包まれていない胸が露わになり、カミュはごくりと喉を鳴らすと同時に深いため息を吐いた。


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