tns | ナノ

「観月!パンツ入れてくれた?ピンクの!」
「ああ、花柄のなら入りましたよ」
「ブラも揃えてくれた!?」
「ええ、きちんとセットにしました」
「じゃあ次はTシャツと、ショーパンと……」
「……あのですね、いい加減お泊りの準備くらい自分で何とかしてくださいよ」
「今お風呂セット作るのに忙しいから!観月服畳むの上手いんだから服部門お願いしてるんじゃん!」
「そ、そうですか?」
「アイロンかけるのなんてプロ級だよね!お洗濯だってクリーニングに出すより綺麗に仕上がるし!」
「……んふ、当然です。仕方がありませんねぇ、あなたという人は。Tシャツにアイロンかけておきますよ。まったく本当にあなたは僕がいないと何も出来ないんだから……ああ、その靴下もお貸しなさい。なんなら服を詰めるのもやりますから鞄もこちらに」
「うん、ありがとう観月!」

彼の取扱説明書

「やったー!無事に準備終わった!」
「んーっ、素晴らしい達成感ですねぇ。一段落つきましたし、お茶にしましょうか」
「観月のおかげだよ、大好き!」
「そうでしょうそうでしょう、次も任せなさい」
「わーい!」

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