超短い


「俺はお前を幸せにしてやれない」

伏し目がちに呟いたレインは、ギュンターの頭を撫でた。

「でも、守ることは、出来る」

誓うような口調のレインに、ギュンターは唇を開く。

「私は、貴方に守っていただかなくとも、消える心配はありませぬ。そして、レイン様自信も私なんぞに守られるような方ではありますまい」
「そうだった。そうだったよな、ギュンター」

こっくりと頷いたギュンターは、じっとレインの瞳を見つめる。その緑の瞳は揺らぐことはなかった。





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