童話キャラ化 | ナノ



さて、カードは配られました。
勝敗を決めるのは物語を選んだ…そうあなたです。


*ゲーム概要
まず、キャラクターを選び、彼らを好きな世界へと飛ばしてください。
キャラクターへの使命はゲームマスターが決めることになります。
キャラクターの性格、世界を考慮し、彼らが使命をこなせるかどうかを判断し、賭け金を設定してください。

*ルール
・物語のキャラクターはどこの世界に飛ばされたのか、どんな使命が課せられているのかを知りません。
・プレイヤーは3度だけキャラクターを助けることができます、けれどこちらの声は聞こえません。あくまで自然に手を貸すこと。自然に手を貸すのが難しい場合はゲームマスターの力を借りて行うこと。
・キャラクターが死んでしまった場合は、他のプレイヤーがゲームを終えるまで参加は不可能。
・キャラクターが無事課せられた使命をこなした場合は、そのキャラクターに賭けていた賭け金を手にすることが出来ます。そのキャラクター自身を買い取ることも可能。キャラクターを購入した場合、他の誰かがそのキャラに賭けた時、自然と自分にお金が入ってくることになります。
・掛け金を支払えない場合は、プレイヤーはゲームマスターの手でカード化され、物語の世界へと飛ばされ、一生ゲームの世界をさまようことになる。


*character

*物語を操作するもの(ゲームプレイヤー)
<物語のカードを選別し、登場人物に与える。与えられた登場人物達は目的を課せられてその物語をさまようことになる>


シオン・ネコヤナギ
…プレイヤーの一人。綺麗な長く青い髪が特徴的。
資産家の娘で金に困ることがなく、ゲームに没頭している。歳は22歳。
愛する登場人物は少女が多い。

「今回は、そうね。この子にしましょう、“ドロシー”。泣き虫だけれど辛抱の強い子。この子ならどんな時でも強く生きていけるでしょう。さあ、おゆき。新たな世界へ」


ツバサ・モチヅキ
…プレイヤーの一人。金稼ぎのために何度もゲームに参加している。
歳は20歳前後。キャラクター達に対しての愛情は薄く、勝つための手段は選ばない。

「可哀想?これはゲームだ。どんな結末を迎えようと所詮こいつらは再び生まれ変わる。情など沸くはずもない」


カズナ・ナカトモ
…プレイヤーの一人。カードコレクターの女子高生。
大人に負けず劣らずゲームの世界観やキャラクターの性格を網羅し、頭を働かせる。
キャラクター達を買い占めるためにはぇゲームマスターへの勝利が条件のため、参加している。

「今一番欲しいのは魔女かなー。自らの美貌のために、欲のためにどこまでも醜くなれるなんて私のクラスにこんな子いたらとことん付き合ってあげるのに」


シキ
…ゲームマスター。見た目は15,6歳の男の子。
ゲーム世界の管理者であり、彼だけが童話の世界に干渉できる。
実はプレイヤーの一人と裏で繋がっていると噂されているが?
シルクハットを深くまで被って、崩さない笑顔が特徴的。

「さて、カードは決まりましたか?それではゲームを始めましょうか。長い長い物語の始まりです」

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チソラ(ドロシー)
…泣き虫で細々と暮らす引きこもり。
彼女の人柄からか仲間に恵まれることが多い。
一寸法師の世界へと飛ばされる。課せられた使命は鬼を探し出し、倒すこと

「ワタシどうしてこんな所にいるの?お家はどこ?こんなお屋敷は知らないわ、ワタシをお家に帰して!」


イチヤ(通称:赤ずきん)
…母親の度重なるおつかいに嫌気をさして森に暮らしている。
プレイヤーの手によって森は変化し、白雪姫の森に飛ばされることになる。
課せられた使命は王妃を倒すこと

「おかしい…ここは私の知ってる森じゃないわ。…どういうことなの、まるで私だけどこかに飛ばされたみたいな」


コヨミ(蛙の王子)
…誰かに愛されることで人間に戻れるが自身が自分を愛することで元に戻れるようになる。
けれど自信喪失するたびに蛙に。
落ち込みが激しく、池で物思いにふけることが多い。
プレイヤーの手によってシンデレラの世界の城の噴水へ飛ばされる。
課せられた使命はシンデレラに口付けをしてもらうこと

「ボ、ボクは蛙じゃありません!!お、王子です…確かに気品とかないかもしれませんけど…大体どうしてこんな城の中に、ああ、憂鬱でこのまま沈んでいたい」


アイリ(シンデレラ)
…どんな困難に陥っても明るく生きていける少女(状況をよく理解していないことが多い)
天然で色んな人と仲良くなれる。コヨミといいコンビ。
たまに鋭いツッコミが飛ぶ。
課せられた使命は蛙の王子に自信を取り戻させて舞踏会へ連れて行くこと

「そうなの王子だけど蛙なのね、凄いわね蛙さん!そこまで妄想できるのも大したものだわ蛙の中でもきっと一番よ!」


ツムギ(親指姫)
…親指サイズの小さなお姫様。ツンデレでワガママ。
嘘をつけないタイプで思ってることをズバズバと言ってしまう。
ツバメと共に赤ずきんの世界へ飛ばされる。
課せられた使命は、狼を見つけだし、しっぽの毛を抜いてくること

「んーよく眠ったわ。やっぱりチューリップの中が一番・・・・・・・・なあにここは。森!?こら起きなさいツバメ。状況を確認するわよ。早く上へ飛びなさい」



凛(一寸法師)
…基本的にいつも睡眠不足。
武士らしく振舞ってるものの実際の所可愛い女の子が大好きで女の子のためになら頑張れる。赤ずきんの世界へ飛ばされる。
そこにいた親指姫に求婚中。課せられた使命は狼を倒すこと。

「それがしは身分高き武士。ね、寝ていたのは…大変失礼した。なぜかどれだけ寝ても眠いんだ。それよりもそなた困っているのであればそれがしが手を貸そう」


結乃(鉢かづき)
…常に鉢を被ったまま顔を隠している。極度の恥ずかしがり屋。
ヘンゼルとグレーテルの世界へ飛ばされ、お菓子の家へとたどり着く。
課せられた使命は、お菓子の家の魔女を倒すこと

「あああああ、あの…わわわ、わたし結乃・・と申します。ははは、鉢にはどうか触らないでくださいまし・・・!!こここ、これがないとわたしダメなんです!」


ハルキ(ジャック)
…好奇心旺盛の少年。ゲルダに出会い、彼女の言う世界の異変の謎をとこうとする。
課せられた使命は大男と戦い、勝利すること

「難しいことはよく分からないけど、じゃあとりあえず君のいう異変を探しに行こうか。僕も手伝うよ」


サクラ(ゲルダ)
…心優しい少女。世界の異変に気付き始め、抗おうとするもなぜか上手くいかず。
ジャックの世界へと飛び、ジャックに助けを求める。
課せられた使命は、ジャックと大男を戦わせ、勝利させること

「おかしいの。ここは…ううん。私やハルキ、あなたのいる世界は誰かに監視されているわ」


コミイ(ヘンゼル)
…リオンをとても大事にしているが離れ離れになることが多い。
どの世界に飛ばされてもグレーテルを探すことから始まる。
氷の国へと飛ばされ、氷の女王に見初められる
課せられた使命は、氷の女王の心を取り戻すこと


「あんたは魔女なんだろ?なら魔法が使えるはずだ。あんたに従ってもいいがその前に俺の妹をここに呼んでくれ。出来るはずだろうあんたなら」


リオン(グレーテル)
…ヘンゼルをとても大事にしているが案外一人で平気でやっていけている。
最近は一人立ちできるかも?と思い始めているがヘンゼルには内緒。
結乃と出会い、ともにお菓子の家へと向かう。
課せられた使命は、お菓子の家の魔女を倒すこと

「ねえ、あなただあれ?この頭にあるものなあに?帽子?んっ…外れない。不思議ねー」




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