やぁ僕ランピー。今すっごくヤバい事件が起きてるんだよねどうしよう。でもそんな事より正直パンケーキ食べたいんだけd
「ランピー!聞いてたの!?」
「ごめん聞いてなかった」
「即答しないで!全くもう…どうするのよ、この"余所者"達!」
「ヒィッ、ごめんなさい!」
「どうするって言われてもさぁ」
「しっかりしなさいよ年長者!」
「怒らないで、ギグルス。でもどうしようか…」
カリカリするギグルスをカドルスが宥める。そんなにカリカリしてると肌が荒れるよ?とりあえず現実を見つめ直してみる、…うーん。どうしようかね。
「迷っちゃったんだよね多分」
「そうなんです、ハッピーツリーなんて知らないし…」
「いつの間にか迷い込んじまったのな」
「大方バズーカに巻き込まれたせいだろう」
「元の世界に帰れんだろうな!?」
「知らないよ。でも来たばっかりだから多分大丈夫かな」
目の前には少年3人に赤ん坊1人。どうやら余所から迷い込んじゃった様だ、うわぁ面倒だなぁ。
「というかバズーカに巻き込まれて死なないとかすごいや」
「確かにそうね。余所だと凄いのかしら」
「え?どういう事?」
「色々あるんだよ、ハッピーツリーの周りだと。金魚鉢に頭突っ込んで死んだりとかヘビに呑まれたりとかジョギングマシーンに引かれて豆腐の如く」
「何その死亡理由!変死過ぎるよ!」
「なっ、どういう事だ?」
「ハハハ、キミのリアクション最高気に入った。まぁそれは置いといて」
「そういう問題!?」
「はぐらかしてんじゃねー!」
余所の人のリアクションマジ面白い。特にススキ頭の少年が1番面白いかな。銀色頭の子もからかい甲斐があるけどね。
「ランピー、一応早くしようよ」
「フラグ立つ前に帰してあげなきゃ」
「フラグ?」
「あー…いやこっちの話し。そうだね、元の場所の帰り方はあの森を抜ければ帰れる筈だよ?ただ問題があって」
「問題があるのか?」
「うわ赤ん坊が喋った。うん、それが一番厄介なんだけd」
「やぁ皆!困った様子が見えたからヒーローが来たよ!」
「皆集まってどうしたの?」
「何で来たスプレンディド」
「来ちゃったよーうわぁーしかもフリッピーも」
「今日これで終わりなの…?」
視界にちらちら見えるジャージと軍服をニフラムしたい無理だよね分かってる。遠い目をするギグルスとカドルスの仲間入りしたいなぁ、というか今日喋っている時に遮られる率高くない?高いよね?萎えたかも。
「私はスプレンディド、この町のヒーローだ!見た感じ君達は余所から来た様だけど…」
「気が付いたら迷い込んじゃってたみたいで…あ、オレは沢田綱吉って言います」
「…獄寺隼人だ」
「オレ山本武!軍人さんはなんつー名前?」
「僕はフリッピー、宜しく」
「私が案内してあげよう!」
「ありがとうございます!あ、リボーンも自己紹介しなよ」
「オレはリボーン、殺し屋だ」
ピキッ。空気が凍った音がした気がする。嫌な予感しかしない、ギグルスとカドルスは真っ青になってるしフリッピーの顔が固まってる、ヤバいかもしれない。
「こ、殺し屋…?」
「そうだぞ」
「こんな小さいのにかい?」
「舐めんじゃねぇ」
パンッ!何かが破裂した音が聞こえた幻聴かな?ゆうっくり振り返ってみると…赤ん坊が持っている拳銃から煙が出ていてスプレンディドが鉛玉持っててフリッピーはナイフを持って…マズイ!
「みんな逃げて!急いで森を抜けるんだ!」
「え?どうして」
「早く!そうしな゙、あが…」
「カドルス!?」
「くそ!急げ、フリッピーは火とか銃の音で豹変するんだ!問題ってのはこの町で死んだら外、余所には帰れないんだよ!」
「何そのバイオハザード!」
「急いで逃げっ、…あれ」
どすりと鈍い衝撃。お腹を見るとナイフが貫通してた。あーぁ、これで今日の出番終わりかぁ。きっと明日起きたら今日のことは忘れてるだろうけど、サワダ達は死なずに余所へ帰っているのかな?悲鳴やら何やらが頭の上で飛び交っているけれど、僕は先に一抜けする事にします。パンケーキ食べたかった。
Rの災難
たまにあるよね、こんな事。
―――――
長ったらしい文章ですみませんごめんなさい!HTF×復活との事ですが復活要素が皆無という…英雄が空気で箆鹿さん出張ってますね!魔法でやると卿がアバダしまくる事しか思い付きませんでした/(^o^)\
遅くなりましたが受け取って下さると嬉しいです、お持ち帰り等はゆーこさんのみでお願いします。
prev / next