零崎逆識の人間三昧 | ナノ




▼ ハロウィンその1(2012)



「行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」

今日も可愛い可愛い弟妹達は学校に向かっていった。笑顔で3人を見送り、話し声が遠ざかっていったのを確認してからリビングへ戻る。

「トキ、アス」
「大丈夫だ問題無い」
「ミッションその1クリアっちゃ」

ごそごそと2人が取り出した例のブツを見て私は満足げに頷いた。そして顔を見合わせ、

「よし。じゃあ…」
「「「ジャーンケーンポイ!」」」
「うわぁぁぁぁ!」
「負けたぁぁぁぁ!」
「朝から騒がしいぞ、大の大人が」
「そのドヤ顔止めてから言えよ!」
「ちょ、キャラ壊れてる!」
「お前こそ!」

打ち合わせを始めた。
今日はかのXデー、私達大人だってハメを外したい。

学校で会いましょう

◎もくじ
にじかんめ…その2へ
さんじかんめ…その3へ
よじかんめ…その4へ

ネタ提供ありがとうございました!




prev / next



×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -