Yanomori - Tsukuru

Tsukuru

折本作りに興味が沸いた方の為に。

▼載せたいネタや素材を用意する

まずは中身、好きなネタを用意しましょう。絵でも文章でもOKです。
Web素材を使う場合は、その素材の規約をよく読んでおきましょう(配布元を明記する、など)。

▼ソフトを用意する

編集するためのソフトには様々なものがあると思いますが、ここではOtteeという折本製作用ソフトを使用して解説します。
フリーソフトですし、余計な機能がないシンプルな構成なのでお手軽です。

Ottee DLページ

▼Otteeで編集する

上述のソフトOtteeを使って編集します。
画面上部の「設定」で開く方向や印刷サイズを選択。A4(折るとA7)が一般的なようです。
その後画面左「新規オブジェクト」を選んで、表示されたオブジェクトをクリックし、文章を編集したいなら「文字」、背景を編集したいなら「背景」…と選んで編集して行きます。

注意したいのは、後述のネットプリントで入手する場合印刷時に端に余白が出来ますので、画面いっぱいに文字や画像を配置しないようにしましょう。
→セブンイレブン版ではちょっと小さめモードが追加されました。

画像を使わなくても作れます。
一時保存したい場合は画面上部の「保存」をクリックして「.xml」で保存、ファイルが完成したら画面上部「PDF出力」でPDFファイルにします。
この時出る小窓の一番上(印刷用PDF 単一ページ)にチェックが入っていればいいです。

▼ネットプリントの準備

pdfファイルが出来たらいよいよネットプリントの準備です。
ネットプリントのサービスは「ネットプリント」・「ネットワークプリントサービス」の2種類があり、前者はセブンイレブン、後者はローソン・ファミマ・サンクス・セーブオン対応(以下他コンビニ)となっております。
ネットプリントする人が住む地域にはセブンイレブンがない、などという状況が有り得ますので、両方とも登録しておきましょう。

ネットプリント(セブンイレブン対応)
ネットワークプリントサービス(他コンピニ対応)

▼ネットプリント(セブンイレブン)の登録方法

サイトにログインし、画面左中央あたりにある「新規ファイルを登録」を選択します。
まず一番上の「ファイルを選択」でプリントしたいファイルを選択します。

そのほか、ここで選択する必要があるのは「用紙サイズ」・「カラーモード」・「予約番号タイプ」・｢ちょっと小さめ｣となります。他は無視。
「用紙サイズ」は先に作ったファイルと同じサイズを選択。
「カラーモード」は作ったファイルがカラーだったなら、「カラー」か「プリント時に選択」を選択。白黒だったなら「白黒」を選択します。

「予約番号タイプ」は本来選ばなくても大丈夫ですが、プリントする時の分かりやすさを考慮して「数字のみ」を選択するといいでしょう。
余白によって端部分が削られるのを防止したい場合は、「ちょっと小さめ」を選択。
ほんの少し縮小されるモードなので、縮小されたくない場合は最初から端が削れる事を考慮してデザインしましょう。

登録後、次の画面にプリント番号と印刷期限が発行されるのでメモしておきます。

▼ネットワークプリントサービス(他コンビニ)

同じくサイトにログインします。
画面右上あたりにある「文書を登録する」を選択。
すると、登録画面になりますのでプリントしたいファイルを選択、「アップロード」をクリックします。
すると小窓で登録名と用紙サイズが表示されますので、「用紙サイズ」を先ほど作ったファイルと同じサイズを選択して、再度「アップロード」をクリックすれば完了です。
セブンイレブンと違って、ちょっと小さめモードがないので、最初から端が削れる事を考慮してデザインしましょう。

セブンイレブンとは違い、こちらにはプリント番号はありません。
代わりにユーザー番号というものが画面右上にありますので、こちらを印刷期限とともにメモしておきます。

▼もしpdfの容量が大きすぎたら…

ネットプリントに登録する時、容量オーバーでそのままでは登録出来ない場合があります。
その場合は容量を圧縮できるソフトやサイトを利用しましょう。
例えば以下のようなオンラインサービスが手軽でお勧めです。

PDF Compressor
Small pdf

▼印刷番号の告知～終了

プリント番号の告知です。
サイト、ブログ、twitterなどでプリント番号やユーザー番号を皆に告知しましょう。
セブンイレブン・他コンビニともにファイルをプリント出来るのは約一週間ですので期限を明記するのを忘れずに。
再登録の場合、他コンビニは変更ありませんがセブンイレブンはその都度プリント番号が変わるので注意して下さい。

▼DL出来るようにする

この作業はネットプリントとは関係ありませんが…。
サイトやアップローダを持っていたら、作ったファイルをアップしていつでもDL出来るようにするのもいいでしょう。
こちらは無期限という強みがありますね。

▼Creators Mallで配信する

Creators Mallというサイトでは、クリエイター登録をする事で折本の他、写真、絵などを配信することが出来ます。
通常のネットプリントと違って、配信者に刷られた分のお金が入る仕組みになっています。
(クリエイター登録は、登録メールを送ったあと添付されてくる必要書類データを印刷し、明記して郵送する形式です)

配信の期限も、無期限や期限付きなど選ぶ事が可能です。
こちらに登録・配信するのもいいのではないでしょうか。

Creators Mall

▼BOOTHで配信する

さまざまなものを販売できるサイトBOOTHでも、折本データを販売することが可能です。
こちらでは無料配信、有料配信のどちらでも選ぶことが出来ます。
こちらに登録・配信するのもいいのではないでしょうか。

BOOTH

これで折本作りは終了です。
あとは皆の反応を楽しみましょう。