Chapter6



【リア充】初恋だから教えてくれださい【滅びろ】2


1:赤
今北産業の人は前スレ【リア充】初恋だから教えてくれださい【滅びろ】からどうぞ。

スペック↓

赤(俺)・DC2。何故かよく厨二と言われる。某バスケ部で主将してる。身長170cmちょっと。黄に初恋中。

黄・DC2。売れっ子モデル。語尾に『〜っス』。頭弱い。わんわんお。真似っ子。色々眩しい。180cm後半。

黒・DC2。影の薄い子。バニラシェイク厨。迷子常習犯。ド直球ストレート。可愛い外見と真逆の性格イケメン。160cm後半。

緑・DC2。おは朝信者ツンデレ眼鏡。語尾に『〜なのだよ』。頭のいい馬鹿。下まつ毛バサバサの美人。190cm中間。

青・DC2。ガングロ。馬鹿の中から選抜された馬鹿。ザリガニ。セミ。黄の憧れ。190cmちょっと。

紫・DC2。緩い。大きい子供。妖精。お菓子はジャスティス。お菓子取り上げると捻り潰される。特にまいう棒。200cm後半。

灰・DC2。元スタメン。元バスケ部。ケンカばかりしている所謂不良。人の大切なものを奪うのが大好きで性格悪い。ドМで黄が好き。180cm後半。


2:赤
おっすお前ら


3:以下、名無しのバスケ部員
赤様おっすおっす


4:以下、名無しのバスケ部員
一昨日ぶり赤様!


5:以下、名無しのバスケ部員
今日学校どうでしたか!
何か進展ありましたか!


6:赤
≫5 よくぞ聞いてくれたそこの愚民

聞いてくれお前ら。
部活でなんだけど、黄はいつも青か黒に最初に話しかけに行くんだよ。
でも今日は一番最初に俺に話しかけてくれたんだぜ。
俺に一番に。
俺に!!!!一番に!!!!!!


7:以下、名無しのバスケ部員
分かったよwwwww


8:以下、名無しのバスケ部員
大事なことだから二回言ったんですかwwww


9:赤
しかもな、今までは「赤っちはよーっス!」って一言言ったら青か黒のところにすぐ行っちゃうんだけど、今日は全然違うんだぜ。
黄「赤っち!おはよー!」
いきなりそう真後ろから言われたと思ったら、黄が背中から抱きついてきやがった。
ガバって。
俺「…、おはよう、黄。何か用か?」
もう理性との戦いだったから、返事がめっちゃ素っ気なくなってしまった(´;ω;`)
俺の馬鹿野郎。
黄「あのね、一昨日は楽しかったっス。それを言いたかっただけ。また今度どっか遊びに行こうね!」
それだけ言って俺にウインクして、黒の方に行く黄。
この台詞さ、俺の耳元で言うんだよ。
めっさ黄の息が耳にかかるんだよ。
これ誘ってるんかな?OKのサインかな?
我慢して踏ん張った俺偉すぎ。


10:以下、名無しのバスケ部員
黄の変わりよう激しすぎるだろ


11:以下、名無しのバスケ部員
ウインクってなんだよウインクって


12:以下、名無しのバスケ部員
赤様よく耐えた。
すげえ


13:以下、名無しのバスケ部員
ウインクとかイケメンの特権だよね…


14:以下、名無しのバスケ部員
黄は気を許した相手にはスキンシップが激しいんかな


15:赤
≫14 気を許した相手にはスキンシップ激しいと思うぞ。黄が一番気を許してるのは青と黒なんだけど、その二人には毎日のように抱きついてるからな。


16:以下、名無しのバスケ部員
やっぱりか!
じゃあ今日から赤様もその仲間入りだね!w


17:赤
だけどその後、用があって黄と話してる黒に近づいたら聞こえてきた会話にビクった。
黒「黄君今日なんだか嬉しそうですね」
黄「あ、分かる?」
黒「はい。いつも以上にテンション高くてウザさが倍なので」
黄「ちょ、ヒドっ!」
黒「何かいいことでもあったんですか?」
黄「えへへ、えっとね、一昨日赤っちと二人で遊んだんスよ!すっごく楽しかったんだぁ」
何でよりによって黒に言うんだよ黄!!!
笑顔可愛いテレ顔可愛い!!!!
案の定それを聞いた黒がすんごく眉寄せ始めた。


18:赤
黒「赤君と…二人きりで、ですか?」
黄「え?うん、そうだけど。それがどうかしたんスか?」
黒「何もされなかったですか…?」
黄「何かって?」
黒「襲われたりしなかったですか?無理やりピンクなホテルに連れて行かれたりしなかったですか…?」
黄「…え?は?」
黒おおおおおおおおお!!!!!
お前はなんてことを黄に言うんだバッカやろう!!!!


19:以下、名無しのバスケ部員
黒wwww


20:以下、名無しのバスケ部員
黒wwwwww


21:以下、名無しのバスケ部員
俺黒好きだわwwww


22:赤
また黄になにか良からぬことを言おうとした黒の腕を掴んで、部室に連れて行った。
俺「おい黒…っ、お前黄に変なことばかり言うな…!誤解されるだろう!」
黒「誤解って…、僕何か変なこと言いましたか?間違ったことは言ってないと思うのですが」
顔色一つ変えないで言うんだぜ?コイツ。
間違ってはないけどさあ、それを本人に言うか普通。
黒「この前のメールのデートとは、このことだったんですね」
俺「五月蠅い」
ガチの方で殴っていいですかこの子。


23:以下、名無しのバスケ部員
ガチの方=愛情表現じゃない方


24:以下、名無しのバスケ部員
黒キッパリ言ってくるよねwww
すごいわwww


25:赤
黒「一つ聞きたいんですが」
俺「…なんだ」
黒「赤君って黄君が本当に好きなんですか?」
俺「だからどうした」
黒「いえ、厳しい世界に入っていくんですね。黄君男女構わずモテますし、黄君本人は同性恋愛は嫌いって言ってましたし」
そのこと黒にも話したんだって思ったけど、黄は困ったことあったらまず黒に相談するんだって考えてちょっとへこんだわ。
俺「それでも、俺は黄が好きなんだ」
それだけは世界がひっくり返っても変わらない。


26:以下、名無しのバスケ部員
赤様ホント普通にしてればかっこいいよね…


27:以下、名無しのバスケ部員
こんなに一途に想われて、黄は幸せだね…


28:以下、名無しのバスケ部員
なんだろう、今すっごく胸が暖かくなった


29:以下、名無しのバスケ部員
赤様には幸せになってほしいなあ…


30:赤
黒「…そうですか。なら僕は陰ながら赤君を応援してますね」
てっきりまたドン引かれるのかと思ったら、俺に笑顔向けてくれた。
黒がこんないい奴だったなんて…。
俺今までただの腹黒ドSとしか思ってなかったよ、ごめんな。
俺「ありが…」
黒「その方が面白そうですし」
おい黒。俺の感動を返せ。
やっぱりただの腹黒ドSだった。


31:以下、名無しのバスケ部員
くwwwろwwww


32:以下、名無しのバスケ部員
いい友情だなぁ…ってしみじみしてたのにwww


33:以下、名無しのバスケ部員
いい性格してるよね黒www


34:赤
黒に言い返そうとしたら、黄が扉開けて中に入ってきた。
少し頬膨らませて俺たちに近づいてきて、
黄「二人でこそこそ楽しそうに何話してるんスか?俺だけ仲間外れなんてヒドいっスよぉ」
て不貞腐れ気味に言う。
何この可愛い生き物。
飼いたいんですけどめっさ。
お持ち帰りしたいです。


35:以下、名無しのバスケ部員
黄のこの可愛さはどうにかならないのか


36:以下、名無しのバスケ部員
黄はホントツボばっかり突いてくるよね


37:以下、名無しのバスケ部員
なんかだんだん黄とならヤれる気がしてきた


38:赤
≫37 阻止


39:以下、名無しのバスケ部員
≫37 阻止


40:以下、名無しのバスケ部員
≫37 阻止


41:以下、名無しのバスケ部員
≫37 阻止


42:以下、名無しのバスケ部員
≫37 阻止


43:以下、名無しのバスケ部員
≫37 阻止


44:以下、名無しのバスケ部員
いつの間にか黄の人気がすごいことにwwww


45:以下、名無しのバスケ部員
赤様安定だわwww


46:赤
でもこの後
黄「俺ももっと黒っちと話したいっス!!」
って言いながら黒に目の前で抱きつかれたし。
おい、おい。俺は?
黒「暑苦しいです抱きつかないでください」
そう言いながら可哀想なものでも見るかのような目で俺のこと見てくるんだ。
ムカつく。


47:以下、名無しのバスケ部員
まだ 赤<<<黒 なんだなwww


48:以下、名無しのバスケ部員
ドンマイ赤様www


49:赤
別にいいし。その内黒のことなんかより俺を優先するようにしてみせるから。
黒「早く離れないと今後一切口聞いてあげませんよ」
黄「ええっ、それは嫌っス!」
犬とその飼い主にしか見えないのは俺だけか?


50:以下、名無しのバスケ部員
俺もだから大丈夫さ


51:以下、名無しのバスケ部員
俺も


52:以下、名無しのバスケ部員
俺もー


53:赤
あと帰りも黄と一緒に帰った。
勇気出して誘ってみたら笑顔で了承してくれた。
まじ天使。
これ前までだったら絶対ビクって肩震わせて
黄「え、お、俺何か怒られるようなことしたっけ…?」
ってビクビクされただろうな。
そう思うと進歩してるって分かって嬉しい。


54:以下、名無しのバスケ部員
そこまで黄をビクつかせてた赤様もすごいけどね


55:以下、名無しのバスケ部員
なんでそんなにビクつかれてたのか疑問だわwww


56:赤
≫55 主将って立場だったし、一応部員には厳しくしてたからじゃないか?特に黄は途中から入部してきたからな。注意する回数が一番多かったから。


57:以下、名無しのバスケ部員
あー、そっか


58:赤
今日はもう書くことはないかな。
いつもより少ないから、何か聞きたいことがあったら聞くぞ。


59:以下、名無しのバスケ部員
聞く限りではなんか赤様こことリアルじゃちょっと口調違うけど、どっちが素なの?


60:以下、名無しのバスケ部員
灰とはあれから何かないのですか?


61:以下、名無しのバスケ部員
カラーズを頭いい順に並べるとどんな感じ?


62:以下、名無しのバスケ部員
前言ってた黒の事が好きな女子マネのスペックが知りたい!


63:赤
もうないか?
ないなら一つずつ答えてく


64:以下、名無しのバスケ部員
おk!


65:赤
≫59 どっちも素だぞ。場所によって口調って変わるものだと思うんだが。俺の場合はここだと少しラフになってる、ってだけかな。
≫60 なんもないと思うぞ。たまに黄と居る時に灰とバッタリ会うと、黄毎回冷たい目で灰のこと睨んでるけどな。
≫61 俺>緑>紫>黒>>>>黄>青
≫62 マネージャー(桃):jC2。青の幼馴染。容姿端麗で巨乳。分析能力が化け物。作った料理は全て殺傷能力を持つ。黒に好意を持ってる。160cmちょっと。


66:以下、名無しのバスケ部員
黄と青が他を寄せ付けない程頭弱いのがよく分かったwww


67:以下、名無しのバスケ部員
少しじゃないよ結構ラフになってるよwwww
赤様リアルと口調結構違うじゃんwww


68:以下、名無しのバスケ部員
青の幼馴染で容姿端麗で巨乳で料理が苦手…桃ちゃんまるでギャルゲーのようなスペック…


69:以下、名無しのバスケ部員
黄の灰を見る目相変わらずなのかwwww
でもその表情が好きな灰にとってはご褒美じゃねとか思ったり


70:以下、名無しのバスケ部員
桃ちゃんの分析能力が化け物ってなにwwwwww


71:以下、名無しのバスケ部員
≫69 俺も思ったwwwドМな灰にとっては蔑んだ目は効果なしだもんねwwww


72:以下、名無しのバスケ部員
≫69 灰wwwww


73:赤
≫69 そういえば灰にあれはご褒美なのか。それはいけないな。黄に灰を見るときは笑顔を作れと言わなければ


74:以下、名無しのバスケ部員
それ黄にとっては辛すぎるでしょwww


75:赤
ちょっと電話してくるから離脱っつ


76:以下、名無しのバスケ部員
wwwwww


77:以下、名無しのバスケ部員
行動早いwwww


78:以下、名無しのバスケ部員
赤様wwwwww


79:以下、名無しのバスケ部員
でもそうだよねwwww
灰への蔑んだ目は、赤様に照れ顔を向けるような効果を発揮するんだもんねwwww
それはほっとけないよねwwwww


80:以下、名無しのバスケ部員
黄になんて言う気だろwww


81:赤
≫80 そのまま言うに決まってるだろ

黄『もしもし?』
俺「やあ、黄。夜分遅くにすまないね」
黄『あれ、赤っち?どうしたんスか?』
俺「明日から灰と会った時は、灰に笑顔を向けてくれないか」
黄『…え?』
この黄の『…え?』すっごい声低くて恐かった…(´;ω;`)
なんて言うんだろうか。
地の底から絞り出したかのような低さだった(つд⊂)
マジこええ…


82:以下、名無しのバスケ部員
いきなり本題から言ったwwww


83:以下、名無しのバスケ部員
そりゃあ嫌いな奴に笑顔向けろなんて言われたらねwww


84:以下、名無しのバスケ部員
赤様電話終わるの早いよwwww


85:以下、名無しのバスケ部員
そんなに灰のこと嫌なんだねwww


86:赤
≫まだ電話してるぞ
左手で携帯持って電話して、同時に右手でパソコン打ってここに今書いてるんだ


87:以下、名無しのバスケ部員
片手で打ってるのにこのいつもと変わらないスピードとかwwww
しかも電話しながらwwww


88:以下、名無しのバスケ部員
さすがというかなんというかwwww


89:赤
黄『…なんで?』
俺「この前灰が言ってたじゃないか。黄の蔑んだ目が好きだって。いつも灰と会った時に睨んでるのは、灰にとってはご褒美にしかなってないと思ってね」
黄『…あー、そう言われるとそうっスね。…でもなあ…灰君に…笑顔とか…』
黄がここから黙り始めてもう五分が立ちました。
この沈黙すごく重いです空気が


90:以下、名無しのバスケ部員
五分wwww


91:以下、名無しのバスケ部員
頑張れ赤様wwww
何か言わないとwwww


92:赤
俺「…あの…、いや、無理そうだったら別に…」
黄『…分かった』
俺「…え?」
黄『赤司っちの言う通り笑顔を作ることにするっス』
すごく不服そうな声だったけど、一応了承してくれたった


93:以下、名無しのバスケ部員
赤様最初wwww
どんだけ気まずかったのwwww


94:以下、名無しのバスケ部員
黄は大人やね
俺嫌いな奴に笑顔とか絶対作れないわ


95:以下、名無しのバスケ部員
俺もー


96:赤
俺「いいのか?」
黄『うん。俺も早く灰君に諦めてほしいし。それで俺のこと嫌いになってくれたらもっといいんスけどね』
そんなに男に惚れられるの嫌なんだな。
まあ相手が灰だからってのもあるんだろうけど。
灰カワイソスm9(^Д^)プギャー


97:以下、名無しのバスケ部員
だからwwww最後wwww


98:以下、名無しのバスケ部員
笑顔向けただけで嫌いにはならないと思うけど…


99:以下、名無しのバスケ部員
灰ホント可哀想wwwww


100:赤
んで、それからこの話はやめて今普通に話をしてるとこ
ってことで黄との幸せな時間を堪能したいから今日はここまでな
また明日(´O`)


101:以下、名無しのバスケ部員
はーいwwwww
おやすみ赤様wwww


102:以下、名無しのバスケ部員
リア充もどきかよwww
でも裏山wwww


103:以下、名無しのバスケ部員
おやすみなさい赤様wwww


104:以下、名無しのバスケ部員
じっくり堪能してねwwww


105:以下、名無しのバスケ部員
おやすーwwww







‐END‐

7に続く



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