詰め込み!静雄農場紹介

◆平和島静雄
静雄農場の主。ほとんど一人で山を開拓し、畑と家畜の世話をしている。どんな暴れ家畜も静雄の手にかかればまな板の上状態。動物は本能で静雄の強さを感じ取るため、すべての家畜はひざまずき野生動物は5メートルをデッドラインとしてまず接近することはない。静雄の恐怖政治で山は支配され統率が取れているが本人にその自覚はなく、動物を愛で家畜を我が子同然に可愛がっている。そんな我が子のことを臨也が値段(推定価格)で呼ぶのに腹を立てているが、自分は動物の見分けがつかずすべての牛はモーモー、犬はポチ、鶏はコッコ、その他鳥類はピーコなどと呼ぶ大雑把さ。動物の他に虫も寄って来ない万能静雄オーラは臨也が動物避けや虫除けに重宝している。静雄が水やりした野菜は動物も荒らせず虫もつかない効果があり、植物自体プレッシャーを感じてか育ちも早い。もはや山神の域に達している元池袋の自動喧嘩人形。

◆折原臨也
静雄農場の居候。農場の仕事は一切手伝わないが、当初山の一部を借りていただけだった農場をいつの間にか一山まるごと自分たち名義にしていたり、ふもとの村の寄り合いにも積極的に参加し村おこしでも活躍している凄腕ファイナンシャルプランナー。地元主婦層には平和島の奥さんと呼ばれている。また、動物に興味はなくむしろうざったいと思っているが、やたら好かれてしまうフェロモンの持ち主でもある。山を一人で歩けばすぐに動物がやってきてモッフモフにされてしまうのが目下の悩み。村では主に猫の標的となっておりしばしば猫行列を作ってしまうため子どもたちにはにゃんこマスターと呼ばれている。静雄のそばを避難所とし応急バリアに彼シャツなどを利用することがあるが、それを静雄にイザデレだと勘違いされている。お金自体に執着はないが、ついなんでも金儲けに結び付けてしまう自然に癒されない男。たまに都会が恋しくなって山を降りるがすぐに帰ってきてしまう山の情報屋さん。


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