間際5センチの視線


「目くらい閉じなよ」
 キスをしようにも一向に瞼が降りる気配がないのに焦れた。
 すると彼は少し自嘲じみた笑みを浮かべ、キスする時の顔で大体のことが分かるんだ、と云った。
 本気か、気まぐれか、遊びか。
(戯れに手を出すことは許されない)

END
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -