繋ぐ道筋


 俺はあんたのいる場所には行けないから、だからあんたが俺のいる場所に来れば良いと思った。だけどどうすれば良いのか分からなくてあれこれと悩んだよ。答えは簡単だった。
「やめろ!」
 ああ、綺麗で純粋な光の結晶。それが俺たちの間を隔てていたんだね。最後は俺を映して。さあ、おいで。
 その瞳に突き立てたクナイが俺とあなたを繋げる闇の道筋。

END
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