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0521 死にたいんじゃなくてさみしいだけ。だれかそばにいて欲しいだけ。わがままだけど、それだけだよ。

寂しがり屋なんかには生まれたくなかったなぁ。人間関係が面倒くさいってわかってても、誰かにそばにいて欲しいって思うんだもの。誰かとコミュニケーションをとること、関係を持つこと。簡単で難しい。作るのは容易なのに持続させるのはいやに手間がかかる。それは私が、寂しがり屋のくせに電話もメールも好まないから。だって面倒くさいじゃない。でもなければ寂しいの。矛盾だって怒られちゃうかな。でもいいよ、私もそう思うから。けど誰かと繋がっていないのは胸がぽっかりあいた気分になっちゃうからイヤなの。

遊びに行くのも電話もメールもツイッターもmixiも、単なる寂しさを潰すための道具にしか過ぎない。私はわたしのためにわたしを偽るのです。


0521 金環日食。何百年に一度。そんな奇跡ともいえる瞬間にわたしは生きていた。それだけでなんだか特別だと感じる。それだけで一日がハッピーになる。そして、そんな特別な人生のなかで、大切な人と出会えたということが、大切な人も今生きているということが、このうえなく幸せだと思えるのです。

きれいなあのひかりの環が、次生まれ変わったときにまた見れたらいいな。


0520 ふと、たまに思うことがある。いまわたしがここで死んだらどうなるかなって。死ぬのは痛いのかな、痛いのは嫌いだなぁ。死体を片付けるのは誰だろう。死体処理なんていやだろうな。綺麗じゃないもの。というかわたしは天国にいけるのだろうか。そもそも天国はあるの?それとも転生みたいに生まれ変わっちゃうのかな。あ、お葬式はどうなるんだろう。遺影の写真はせめて綺麗なやつがいいなぁ。親は、友達は、泣くかな。泣いてくれるかな。それとも清々したって嘲笑うかな。いや、どちらでもないかもしれない。でもそっか、いま死んだらもう会えないんだ。会えなくなるんだな。昨日一緒に遊んだ友達にも、今日の朝いってらっしゃいと声をかけてくれたお母さんにも。もう会えなくなるんだ。それはちょっと、寂しいな。

息をおおきくひとつ吐いて歩きだす。くだらないことを考えてる暇があったら学校に行こう。きっと待ち合わせ場所で友達が待ってるから。


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