「君はジャンクだ」
主人が心底笑みを浮かべて言った。
俺はジャンクと言われても別に悲しいとは思わないのに、俺が主人の前に現れるといつもジャンクと言ってくる。俺がそんなに憎くていらなくて、ジャンクならばいっそのこと壊してしまえばいいのに。そう考える俺は大変冷めた機械である。まあ元々は俺のような機械に感情はないのだが。
「君はいらないんだ。やっぱシズちゃんじゃないと…」
ぶつぶつと呟き始めた主人が正直言って気味が悪くてしょうがない、そんなにシズちゃんと言う人物が恋しいのならば会いに行けばいいのに。あ、どうせそのシズちゃんとやらに嫌われているのだろう、だから俺が生まれたのだろう?知っているぞ、サイケデリックと言う主人に外見だけそっくりで中身が正反対な奴から一回だけ聞いたことがあるのだ。ふははははは、俺に判らないものはない。
ぶつぶつまだ喋っている主人を無視して、外の世界とやらを一度拝めてこようとしたとき、びりりっと痛みが俺を動かしている核がある胸にはしった。
「お前はシズちゃんじゃない」
あーあ、あとすこしでそとにゆけたのにしゅじんはまったくひどいやつだおれはしずちゃんといういきものではないのにかってにおれにしずちゃんのしぐさをしろだなんてめいれいしたりさおれはおまえのにんぎょうじゃないんだよまあにんぎょうだけど
ぴりりりりりっとでんきがかくをおそってくるこのままじゃあしょおとしてしまうやだせっかくせまいのおとぱそこんのせかいからでてくることができたのにやだたすけてさいけでりっkていしていしまもなくコノさいけでリっくはていしイたしますていしマであとごびョうよんさんにいいちピーーー


20101119
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